液晶レーザープロジェクター
高信頼ボディと優れたシステム性であらゆるトラブル・手間を軽減
新搭載のマルチレーザードライブエンジンと1.0型液晶パネルを融合し、16,000 lm※1の明るさをWUXGA解像度で実現。「ピュアホワイトジェネレーター」と組み合わせることで、コンテンツ作成者の意図した色を忠実に再現します。独自のレーザー保護回路やバックアップ入力※2でトラブルを回避するとともに、万一の不具合発生時は「情報表示画面」で早期復旧をサポート。さらに4K/60pの信号入力※3に加え、液晶モデルで初めて「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」※4にも対応。新機能搭載の「Smart Projector Control Ver. 2.0※5」アプリを使えば、スマートフォンによる調整も可能です。
※1 PT-MZ16KJLのみ。工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2015 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書Bに基づいています。
※2 プライマリー/セカンダリー入力の組み合わせには制限があります。プライマリー/セカンダリー入力の選択可能な組み合わせについては取扱説明書をご覧ください。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。プライマリーおよびセカンダリー入力信号が同じである場合にのみ、バックアップ入力設定が有効になります。
※3 4K/60pまでの信号に対応したデジタルリンク/HDMI®の端子を装備しています。映像はプロジェクターの解像度(1920 x 1200ドット)にリサイズされます。4K/60p信号をデジタルリンク端子から入力する場合、対応フォーマットはYPBPR 4:2:0のみです。
※4 「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」アップグレードキットのアクティベーションについて、詳しくはPASSをご覧ください。
※5 iOS/Android™端末向けアプリ「Smart Projector Control」について、詳しくはSmart Projector Controlのソフトウェアページをご覧ください。
*オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。
テクノロジー
SOLID SHINEレーザー
4Kデジタルリンク
非圧縮4K信号入力に対応
360度全方位設置
幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア
強み・特長
明るく鮮明な映像を長期間維持
「ピュアホワイトジェネレーター」による質感豊かな高輝度投写 NEW
当社で培ったレーザー液晶技術を昇華させ、複数のモジュールで構成された「マルチレーザードライブエンジン」と1.0型の新しい液晶パネルを融合。AC 100 V仕様で16,000 lm*の高輝度による映像投写を実現するとともに、鮮やかな発色を長期にわたり維持します。また、明るさと色味を両立するため、多重反射方式による独自の集光システム「ピュアホワイトジェネレーター」を搭載。拡散する光源エネルギーのロスを抑えることで、均整のとれた正確なカラーバランスを実現し、明るい環境でも実物に近い、リアルな映像投写を可能にします。
* PT-MZ16KJL のみ。工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2015 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書Bに基づいています。
トラブルを回避する高信頼設計
当社液晶初の冷却システムで明るさと耐久性を両立 NEW
モジュールを複数個搭載したレーザーエンジンに、パナソニック製液晶プロジェクターとして初となる液体冷却システムを採用。冷却液を循環させて光源モジュールを直接冷却することで、高輝度化にともなう温度上昇を防ぎ、ほこりの多い場所や高温環境下での安定動作を確保します。冷却システムの効率化は動作音の低減にも貢献し、高輝度モデルながら32~38 dB*の静音運転を実現。講義やセミナーの円滑な進行をサポートします。
* PT-MZ16KJLを使用した場合。
独自のテクノロジーによる密閉型の蛍光体ホイール NEW
パナソニックが誇る最新鋭の冷却テクノロジーを駆使し、高耐熱の蛍光体ホイールをさらに密閉化。防じん性の向上はもちろん、高温などの厳しい環境下でも輝度の低下を最小限に抑えます。
不測の事態に対処する高信頼レーザープラットフォーム
光源トラブル発生時も安定して投写を続けられるよう、新開発の「マルチレーザードライブエンジン」を採用。多数のレーザー素子からなるモジュールを複数個搭載しており、万一いずれかの素子に不具合が生じても、パナソニック独自の冗長設計による保護回路が働くため、ほとんど輝度を落とすことなく投写を継続できます。大規模な講演やセミナーなど、輝度低下が大事なプレゼンに影響する場面でも安心してお使いいただけます。
運用の信頼性を高める「バックアップ入力」機能
万一、メインの入力信号が中断された場合にも、瞬時にバックアップの入力信号にスイッチ。ほぼシームレスに映像の復元が可能です。映像を中断させてはいけない環境での信頼性を高め、安定した運用を実現します。
※ プライマリー/セカンダリー入力の組み合わせには制限があります。プライマリー/セカンダリー入力の選択可能な組み合わせについては取扱説明書をご覧ください。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。プライマリーおよびセカンダリー入力信号が同じである場合にのみ、バックアップ入力設定が有効になります。
情報表示画面を搭載 NEW
筐体の背面に「情報表示画面」を搭載。表示画面上でプロジェクターIDやネットワークの設定ができ、オンスクリーン操作の手間を大きく軽減します。ほかにも温度、使用時間、入力信号といった情報や、万一のトラブル発生時はその内容をリアルタイムで表示。エラーの原因をスムーズに解明し、早期復旧をサポートする心強い機能です。
多彩なシステム性で設置作業をスムーズに
4K信号入力に対応
HDMI®またはデジタルリンク経由での非圧縮4K/60p信号入力に対応。コンバーターなど外部機器が不要なため、4K信号を円滑に処理することができます。これにより、4K対応機器と混合して使う場合も再エンコードの必要がなくなり、4K信号による投写をシンプルかつ効率的に行うことが可能です。
※ 映像はプロジェクターの解像度(1920 x 1200ドット)にリサイズされます。4K/60p信号をデジタルリンク端子から入力する場合、対応フォーマットはYPBPR 4:2:0のみです。
液晶モデルで初めて「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット」に対応 NEW
液晶プロジェクターとして初めて「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」(Geometry Manager Pro)に対応。オプションのアップグレードキットET-UK20を適用することで、パソコンを用いた補正範囲の拡大やマスキングなどの拡張機能が利用できます。さらに自動スクリーン調整アップグレードキットET-CUK10を使用すれば、複数プロジェクターのセットアップ調整を自動的に行うことも可能。市販のカメラとパソコンをネットワークに接続することで、幾何学ひずみ補正・エッジブレンディング・カラーマッチング・スタッキング・輝度・黒レベルを自動調整できます。
※ 「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット」を利用するには、最新ファームウェアへのアップデートとプロジェクターの登録が必要です。会員制サポートシステム「PASS」に登録いただくと、ご自身でファームウェアを最新版にアップデートできるほか、Windows®用「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア(無料版)」(有償アップグレードキット:ET-UK20/ET-CUK10)のダウンロードや、ET-UK20/ET-CUK10のアクティベーションキーの取得が可能になります。ET-CUK10は、ニコンD5200/D5300/D5500/D5600/D7500に対応しています。これらのカメラを用いてET-CUK10を利用するには、「自動スクリーン調整プラグインソフト」(PASSより無料でダウンロード可能)のインストールが必要です。また、D7500を用いる場合は、幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア 6.1.10以降、自動スクリーン調整プラグイン 5.1.10以降のバージョンが必要です。
リモコン操作による幾何学ひずみのフリーグリッド(任意補正)機能 NEW
従来の幾何学ひずみ補正機能に加え、任意のグリッド数や制御点で補正が可能なフリーグリッド(任意補正)機能を新たに搭載。2 x 2、3 x 3、5 x 5、9 x 9、17 x 17のグリッド数や、ポイントと垂直・水平ラインの制御点を選んで補正できます。また、それぞれのグリッド数と制御点で補正したデータを初期化することなく、別のグリッド数と制御点に引き継ぐことも可能。より柔軟な設置調整をリモコンひとつで実現します。
Smart Projector Controlに2つの機能を追加 NEW
スマートフォン向けアプリケーションソフト「Smart Projector Control」に2つの新機能を追加。「NFC機能」を使えば、プロジェクターの電源がオフの状態でも端末をかざすだけで設定情報にアクセスでき、プロジェクターIDやIPアドレスといった情報の読み込みや書き込み*をスマートフォン上で行うことが可能です。また、端末のカメラ機能を用いてレンズフォーカスを調整できる「オートフォーカス機能」も新たに搭載。手動による調整が必要なフォーカス位置を、自動かつ高精度で調整できるようになりました。
* iOS端末は、プロジェクター設定情報を書き込むことはできません。NFC機能対応の端末やOSについては、App Store、Google Play、またはこちらをご覧ください。
自動フォーカス調整に対応したレンズラインアップ
スローレシオにギャップのない7種のレンズをご用意。80 ~ 500 型の投写画面を実現しています。幅広い画面サイズに対応しているため、投写ニーズに合わせて最適なレンズを選ぶことができます。これらのレンズはいずれもセンサーを搭載しており、内部の温度上昇を検知したAFO*(アクティブフォーカスオプティマイザー)がフォーカスを自動的に補正。コンテンツの明るさにかかわらずクリアな映像を保ち、手動でのフォーカス調整の手間をなくします。もちろん、付属のリモコンやスマートフォン向けアプリ「Smart Projector Control」を使えば、レンズシフトやズームの調整も可能です。対応レンズラインアップにつきましては、アクセサリー・関連製品をご覧ください。
* レンズによって仕様が異なります。詳細は取扱説明書をご確認ください。
会議や授業を妨げない静音設計
「静音モード」時の動作音はわずか32 dB*。静かな環境でのプレゼンテーションやビデオ視聴でも、見ている人の集中力をそらしません。
* PT-MZ16KJLを使用した場合。ノーマルモード時は38 dBです。
省スペース設置が可能な超短焦点レンズ(オプション)に対応 NEW
0.330 ~ 0.353:1のスローレシオで100 ~ 400 型の投写が可能な超短焦点レンズを新たにラインナップ。省スペースでの大画面投写に加え、天井・スクリーン間に隙間(オフセット領域)のない投写や、設置後の調整を容易化するズーム機能に対応。映像表現の選択肢がこれまで以上に広がります。
詳しくは製品情報をご覧ください。
※ ご使用に際しては、設置条件などがございます。詳しくは購入前に販売店、および営業担当にご相談ください。本製品は、プロジェクターのファームウェアのメインバージョンが 1.23 以上または 2.10 以上の場合に使用できます。
その他の特長
3,000,000:1*の高コントラストにより自然な表現を実現
レーザー光源の明暗を直接制御する「ダイナミックコントラスト」により、輝度を損なうことなく3,000,000:1*の高コントラスト比を実現。シーン連動モジュレーションを完全なデジタル制御によって行うため、高精度な出力調整ができ、明るいシーンと暗いシーンが瞬時に、あるいは頻繁に切り換わる際にも精緻な明暗の表現が可能です。電力消費も抑えられ、経済的な運用にも貢献します。
* 映像モード:ダイナミックモード、[ダイナミックコントラスト]を[3]に設定時。
立体感と鮮鋭感を向上させる「ディテールクラリティプロセッサー4」
パナソニック独自の画質補正回路で、細部をよりくっきりとシャープに再現。シーンごとに映像信号の周波数を分析し、抽出された分布情報から最適なシャープネスに調整します。従来の画像処理技術によるものと比べて、さらに自然で立体感のある映像を再現します。
隣合わせた画面の色バラツキを補正する「カラーアジャスト」機能
複数台のプロジェクターを使用する際、各プロジェクター間の微妙な色のバラツキを補正します。複数台並べて投写した際も、統一感のある映像を再現します。
レーザー光源を採用し、約20,000時間*の長期間運用を実現
レーザー光源採用により、最長20,000時間*の運転が可能です。メンテナンスの手間やコストを軽減し、環境負荷の低減にも貢献します。
* 運用モード「ノーマル」、ダイナミックコントラスト「2」、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 ℃、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3 の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。
20,000時間*1メンテナンスが不要なエコフィルター
微小なほこりをイオン効果で引きつけるマイクロカットフィルターの採用で、捕集能力を高めたエコフィルターを搭載。防じん性の高いキャビネットと合わせ、20,000時間*1もの長期間にわたり、フィルター交換が不要です。水洗い*2による繰り返しの使用も可能。環境にやさしく、ランニングコストも軽減します。
*1 ほこり環境0.15 mg/m3での測定値です。メンテナンス時間は使用する環境によって異なります。
*2 水洗いは必ず取扱説明書の手順通りに行ってください。2回の水洗いを目安に新品への交換をお勧めします。水洗いを行っても汚れが目立つ場合は交換時期です。
パナソニック独自の通信システム「デジタルリンク」に対応
LANケーブル1本(CAT 5e以上のSTPケーブル)で非圧縮のフルHD映像、音声*1、制御信号を最長150 m*2伝送可能。プロジェクターまでのケーブルを1本化でき、システムの簡素化とコスト削減に貢献します。
*1 プロジェクターに音声機能がない場合、音声の伝送はできません。
*2 別売オプションのデジタルリンクスイッチャー(ET-YFB200)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合に最長150mの伝送が可能です。ただし、伝送できる映像は1080/60p(1920 x 1080ドット、ドットクロック148.5MHz)以下に限られます。映像送出機が対応していない場合の最長伝送距離は100 mです。
LAN端子、デジタルリンク端子を別々に搭載
LAN端子とデジタルリンク端子を分けることにより、プロジェクターの用途が大幅に広がります。例えば、100Base-TXや10Base-Tに対応した制御信号をLAN端子に割り当てる一方、デジタルリンク端子を映像信号用に残しておくことが可能です。
360度全方位に設置可能
レーザーテクノロジーの採用により、水平・垂直とも360度いずれの角度にもプロジェクターを設置可能。電動のレンズシフトや豊富なオプションレンズとの組み合わせにより、創造的な映像演出を実現します。
さらに機能が充実した「複数台監視制御ソフトウェア」
マップ表示や登録する機器の自動検索など、便利な機能を新たに追加した「複数台監視制御ソフトウェア」に対応。イントラネット内にある最大2,048台のプロジェクターやディスプレイ、周辺機器を登録して状態を監視できます。さらに、異常の通知や異常発生の予兆を検知できる予兆監視機能(有償)にも対応(90日間無料トライアル)。 消耗品の交換や各部清掃、部品交換のおおよその時期を通知し、事前にメンテナンスを実施できるようになります。
* 予兆監視ソフトウェア(ET-SWA100)が必要です。ソフトウェアの機能は対応する機種によりことなります。
高速スタートアップ&クイックオフ
レーザー光源プロジェクターは立ち上がりが早く、電源オン後、すぐに出画が可能。また、使用後の冷却時間も不要で、いつでもすぐにシャットダウンできます。
フェードイン&フェードアウト機能
映像を徐々に出画させる「フェードイン」機能と、徐々に消していく「フェードアウト」機能を搭載。効果的なプレゼンテーションをサポートします。
便利な機能・特長
・ 特殊形状スクリーンにも投写可能なスクリーン補正機能
・ データクローニング機能
・ Crestron Connected™、AMX DD、PJLink™に対応
・ DICOMシミュレーションモード
・ ダイレクトパワーオフ機能
・ スケジュール機能
・ プレゼンサポート機能
安心して使用できる3年/20,000時間*を保証
パナソニックのSOLID SHINEレーザー技術により、ご使用中に、万が一故障しても、3年もしくは20,000時間*まで保証いたします。
購入後3年もしくは20,000時間保証*となります。ただし、消耗品類(電池など)およびリモコンは保証対象外となります。
* 3年または使用時間20,000時間の早い方となります。
保証期間について
(注)本体購入後、同梱されている「お客様情報+ 保証書」に必要事項のご記入を必ずお確かめの上、大切に保管してください。
(注)保証期間内であっても、有償修理となる場合がございます。
主な仕様
PT-MZ16KJL(レンズ別売りモデル) [在庫限り] | |
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光出力 | 16,000 lm ( |
解像度 | 1920 x 1200 ドット |
注釈
デモ・見積りなどのご相談は、下記よりお問い合わせください。
製品の設置、設定、操作などのご相談は、下記よりお問い合わせください。