背景
秋葉原駅に大型プロジェクター広告「AKIBA DAWN」が誕生
株式会社ジェイアール東日本企画様では、駅構内への動画放映が可能な大型広告媒体の整備を進めています。このような媒体では従来、LEDや液晶ディスプレイが使用されていましたが、設置工事の制約が課題であったことから、工事負担の少ないプロジェクターを用いた新たな媒体を検討。その結果、1年間の実証実験としてJR秋葉原駅中央改札内に大型プロジェクター広告「AKIBA DAWN」(横15.8m×縦4.2m)が誕生しました。その投写に3台の液晶レーザープロジェクターPT-MZ20Kが活用されています。
導入した理由
小型筐体と高輝度投写の両立、安定運用の実現を評価
株式会社ジェイアール東日本企画の添野様はシステムの選定理由をこのように語ります。「駅は安全の観点から空間自体の照度が高めに設定されています。そのような環境でもインパクトのある投写を行えるよう高輝度なプロジェクターを求めていたのですが、今回の環境は機器を設置できるスペースが狭く、大型のプロジェクターの設置は不可能でした。そのため、非常にコンパクトな筐体で20,000lmの高輝度投写を実現できるPT-MZ20Kは正に求めていたものでした。また、既存のAC100V電源をそのまま使用でき、追加の電源敷設工事が不要だったこともありがたいポイントでした。広告媒体として重要な安定した運用という点についても遠隔の監視・自動調整サービスをご提案いただき、これならば安心して広告主様へ価値を提供できると思い採用を決めました」
導入後の効果
リアルならではの迫力ある広告媒体
「AKIBA DAWN」でのPT-MZ20Kの活用について、添野様は「設置に当たっては、PT-MZ20Kの省電力設計に助けられました。駅では様々な用途で電気容量をシェアしており、今回使用できる容量は相当限られたものでした。しかし、PT-MZ20Kは、同等の投写能力の機器と比較して消費電力が少ないため、所定の電力の範囲内で運用することができました。設置完了後に実際の投写映像を見た際は、その大きさやインパクトに感動しました。広告主様や広告代理店様からも想像以上だと好評で、エンターテインメント系を中心にすでに数多くの広告出稿があり、順調な滑り出しだと感じています。今回のプロジェクトはWEB広告では不可能な、リアルならではの迫力ある広告媒体を目指して進めてきましたが、高いレベルでその目標を達成することができました」と語ります。
遠隔監視・自動調整により安定した運用を実現
「AKIBA DAWN」では、広告映像の配信、管理をデジタルサイネージシステム「AcroSign®」で実施。また、確実な放映を行うため、リモートマネージドサービスによる機器の状態監視、および映像の自動調整を採用するとともに、ネットワークカメラを設置し遠隔で投写状況を確認できるシステムも導入しました。
「投写映像は毎日夜間にリモートマネージドサービスで自動調整を行っています。駅でプロジェクターを使用するに当たって、電車走行時の振動による映像のずれは大きな懸念点でしたが、リモートマネージドサービスを導入したことでその不安を払しょくできました。また、遠隔の機器監視機能、カメラを用いたリアルタイムの投写確認により、機器トラブルの未然防止や万が一の不調時の対策もしっかり図れており、広告媒体として求められる信頼性を備えたシステムだと感じています」と添野様は話します。
PT-MZ20Kと投写確認用のネットワークカメラ
リモートマネージドサービスによる映像ずれ調整の様子
お客様の声
「AKIBA DAWN」ならではの運用を検討していきたい
パナソニック様には、機器選定の際に様々な条件で複数回のテスト投写を実施いただくなど、導入検討時から大変親身に対応をいただいてきました。運用開始後もきめ細かなサポートは変わらず、また、多彩な製品・ソリューションを持つパナソニック様ならではのワンストップな対応も含め、日々大変心強く思っております。今後は広告主様から寄せられたフィードバックへ対応しながら、「AKIBA DAWN」ならではの広告の形を検討していくとともに、他の環境でのプロジェクターの可能性についても積極的に探っていきたいと思います。(添野様)
パナソニックとの協力体制により実現した広告媒体
今回、広告映像の表示にPT-MZ20Kを採用したことで、従来のシート広告にも負けない魅力を生み、LEDや液晶ディスプレイよりも安価な広告媒体を実現しました。また、パナソニック様には専属の運用チームも編成していただき、毎週の定例会や日々のやり取りで販売施策からシステムに関することまで様々なことを相談させていただいております。初めての内容も多い取り組みであることから、頻繁に質問、相談をさせていただいていますが、毎回非常に丁寧な回答をいただいており、その対応力に信頼を寄せています。「AKIBA DAWN」の運用は始まったばかりですので、今後もパナソニック様と協力し、より良い広告媒体へ育てていきたいと思います。(関岡様)
映像ずれ調整用の小型カメラ
映像の配信はAcroSign®で実施
株式会社ジェイアール東日本企画
メディアソリューション本部 Beyondメディア局 開発セールス部 部長代理
兼 交通媒体局 メディア営業部
添野 佑吾 様(写真右)
メディアソリューション本部 Beyondメディア局 開発セールス部
関岡 俊介 様(写真左)
※所属は納入時のものです。
納入機器
- 液晶レーザープロジェクター PT-MZ20K ×3台
- リモートマネージドサービス(監視・映像調整)
- デジタルサイネージ「AcroSign®」
お客様紹介
交通広告のパイオニア
JR東日本のハウスエージェンシー機能、一般企業を顧客とした広告代理店機能、JR東日本管内等の広告媒体の開発・管理・販売をする媒体社機能という3つの領域を柱に事業を展開する株式会社ジェイアール東日本企画様。交通広告のパイオニアとして、TRAIN TVの放映、jekiマーケットプレイス『MASTRUM(マストラム)』の運営、”イマーシブなメディア空間”を実現する新たな広告媒体の開発など、数多くの特徴ある取り組みを行っています。
■ 設置場所:JR秋葉原駅中央改札内正面吹き抜け壁面
■ URL: https://www.jeki.co.jp/
株式会社ジェイアール東日本企画様 本社
※本件は実証実験事例のため、ご提供できない内容が含まれている可能性があります。