1チップDLP®レーザープロジェクター
緻密な映像表現で細部まで忠実に再現。立体感と質感あふれる映像体験を届ける4Kプロジェクター
信頼性に定評ある当社の1チップDLP®プロジェクターに、高精細4Kモデルがついに登場。5,200 lm※1 ~ 6,000 lm※1の明るさと、「クワッドピクセルドライブ」ならではの4K(3840 x 2160)解像度※2が、絵画や彫刻、CAD図面などを緻密に、そして滑らかに描き出します。動画再生においても高い性能を発揮し、240 Hz / 1080p入力時で8 msの遅延に対応※3。2.0倍ズーム・レンズシフト機能はもちろんのこと、「フリーグリッド機能」や「リモートプレビューライト※4」など、前機種※5になかった機能も加わり、設置の柔軟性がさらに高まりました。文教、ビジネス、それからミュージアムに至るまで、市場のあらゆる高精細ニーズに応える4KプロジェクターPT-FRQ60シリーズ。立体感と質感に満ちた映像体験を、さまざまなシーンに届けます。
※1 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911: 2021 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件に ついては附属書 Bに基づいています。
※2 クワッドピクセルドライブ技術による表示解像度。
※3 表示フレームレートは、入力信号のフレームレートに依存します。幾何学歪補正をオフにする必要があります。
※4 複数台監視制御ソフトウェアVer 3.2 以降が必要です。
※5 PT-FRZ50J。
*オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。
テクノロジー
DLP方式
SOLID SHINEレーザー
4K信号非圧縮投写対応
クワッドピクセルドライブ
4Kデジタルリンク
240Hz
360度全方位設置
24時間連続運用
強み・特長
4Kならではの繊細で滑らかな映像表現
精細で滑らかな4K映像を実現する「クワッドピクセルドライブ」
画素を垂直・水平方向に高速にシフトさせる当社独自の「クワッドピクセルドライブ」技術により、4K(3840 x 2160)解像度を実現。「クワッドピクセルドライブ」による4K解像度は、高密なDMDチップの特性を活かした精緻な映像表現と、高速フレーム処理技術による滑らかさを兼ね備え、絵画の繊細なタッチから図面の1本1本の線に至るまで、はっきり見やすく表示できます。
リッチカラーエンハンサー
輝度優先の「ダイナミック」モードと発色優先の「グラフィック/スタンダード」モードの選択が可能。「グラフィック/スタンダード」モードでは、独自の「リッチカラーエンハンサー」がカラーホイールのタイミングを調整することで発色の精度が高まり、作品の色を忠実に再現。お持ちのコンテンツごとに最適な映像投写が可能です。
高速フレーム表示に対応
240 Hz/1080p入力時で8 msの遅延に対応*。当社ならではの高速フレーム処理技術により、動きの速いコンテンツもスムーズに表現。静止画の忠実な再現だけでなく、動画再生においても優れた性能を発揮し、シミュレーターなどにも活用いただけます。
* 表示フレームレートは、入力信号のフレームレートに依存します。幾何学歪補正をオフにする必要があります。
高コントラストを実現する「ダイナミックライトコントロール」
レーザー光源の明暗を直接制御する「ダイナミックライトコントロール」により、輝度を損なうことなく高コントラスト比を実現。シーン連動モジュレーションを完全なデジタル制御によって行うため、高精度な出力調整ができ、明るいシーンと暗いシーンが瞬時に、あるいは頻繁に切り換わる際にも精緻な明暗の表現が可能です。
優れた柔軟性と高いシステム構築力
2.0倍ズームレンズ & レンズシフト機能
2.0倍光学ズーム機能により、部屋の大きさにとらわれないストレスフリーな設置を実現。レンズシフト機能(上下: +71 %、-48 %、左右: +34 %、-27 %)も非常に広域に調整いただけるため、高天井や斜めからの投写でも柔軟に設置いただけます。
リモコン操作による幾何学ひずみのフリーグリッド機能
投写画面のひずみをリモコン一つで補正できる「フリーグリッド(任意補正)機能」を搭載。2 x 2、4 x 4、8 x 8、16 x 16からグリッド数を選び、グリッドパターンとして表示させることで、ひずみのポイント単位での補正や、垂直または水平ラインを指定しての一括補正が可能です。補正データはグリッド数・制御点の変更後も維持されるため、大まかな修正から細かな修正への移行もスムーズ。複雑なスクリーン調整をリモコンだけで行える便利な機能です。
「リモートプレビューライト*」に対応
投写が不可能な状況でも、入力映像などを事前に確認できる「リモートプレビューライト*」に対応。お持ちのパソコンとプロジェクターをネットワーク接続することで、入力映像、ステータス状態、幾何学歪補正の設定状況などをパソコンのプレビュー画面上で確認できます。実際に投写する前から、ソース機器・プロジェクター間の不具合をいち早く察知できるため、トラブルへの対処もスムーズです。
* 複数台監視制御ソフトウェアVer 3.2 以降が必要です。
CECコマンド対応のHDMI® 端子
CECコマンドに対応したHDMI端子を2系統装備。CEC対応機器と本機をHDMIケーブルで接続することで、プロジェクターの電源オン・オフなどを外部機器のリモコンから行うことができます。中でも、当社が独自にお届けするワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT*1」とCEC連携を行えば、機器のオンオフだけでなく、コンテンツ交代やマルチ画面表示なども簡単ワンタッチ操作で実現。本機は高出力5V/2AのUSB端子を備えており、「PressIT*1」使用時の電源の心配も不要。ケーブルやリモコンに煩わされることなく、コンテンツをボタン1つで気軽に共有できます。
パナソニック独自の通信システム「デジタルリンク」に対応
LANケーブル1本(CAT 5e以上のSTPケーブル)で非圧縮の4K (4.2.0) 映像*1、音声*2、制御信号を最長50 m*3伝送可能。プロジェクターまでのケーブルを1本化でき、システムの簡素化とコスト削減に貢献します。
*1 4K信号入力時、映像はプロジェクターの解像度にリサイズされます。
*2 プロジェクターに音声機能がない場合、音声の伝送はできません。
*3 別売のデジタルリンクスイッチャー ET-YFB200(4K信号入力非対応)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合、最長150 mの伝送が可能です。その際、伝送できる映像は1080/60p以下に限られます。
LAN端子、デジタルリンク端子を別々に装備
HDBase-T™準拠のデジタルリンク端子とネットワーク専用のLAN端子を分けることにより、プロジェクターの用途が大きく広がります。例えば、Art-Net DMX やCrestron Connected™、PJ-Link™などの制御信号をLAN端子に割り当てる一方、デジタルリンク端子を最大50 m*1までの4K (4.2.0) 映像伝送*2に用いることが可能です。
*1 4K信号入力時、映像はプロジェクターの解像度にリサイズされます。
*2 別売のデジタルリンクスイッチャー ET-YFB200(4K信号入力非対応)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合、最長150 mの伝送が可能です。その際、伝送できる映像は1080/60p以下に限られます。
メンテナンスの手間を抑える高信頼設計
不測の事態に対処する高信頼レーザープラットフォーム
万一の光源トラブル時にも高輝度投写を維持できるよう、多数のレーザー素子からなるモジュールを複数個実装した「マルチレーザードライブエンジン*1」を採用。万が一、いずれかの素子に不具合が生じても、パナソニック独自の冗長設計による保護回路*2が働くため、ほとんど輝度を落とすことなく投写を継続できます。大規模な講演やセミナーなど、輝度低下が大事なプレゼンに影響する場面でも安心してお使いいただけます。
*1 輝度低下率はモデルによって異なります。
*2 仕様はモデルによって異なります。
20,000時間*メンテナンスフリーを実現
防じん構造とヒートパイプによる冷却システムを採用し、光学ブロックを完全密閉化。ほこりの影響をほとんど受けず、フィルターレスによる20,000時間*メンテナンスフリー設計を継承しています。来場者が行き交う展示スペースはもちろん、保守点検が難しい高所にも安心して設置いただけます。
* 映像モード「ダイナミック」、ダイナミックコントラストを「2」に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。
24時間連続運用が可能
優れた冷却システムと完全密閉の光学ブロック、高信頼なレーザープラットフォームの採用により、24時間連続運用を実現。長期間にわたる使用でも輝度・画質の低下が緩やかで、人通りの多いスペースにも安心してお使いいただけます。メンテナンスを最小限に抑えられることから、トータルコストの削減にも貢献します。
さらに機能が充実した「複数台監視制御ソフトウェア」
マップ表示や登録機器の自動検索など、便利な機能をお使いいただける「複数台監視制御ソフトウェア」に対応。イントラネット内にある最大2,048台のプロジェクターやディスプレイ、周辺機器を登録して状態を監視できます。
その他の特長
会議や授業を妨げない静音設計
「静音」モード時の動作音はわずか28 dB*。ウェブ会議やオンライン授業など、静かさが求められる環境でのプレゼンテーションやビデオ視聴でも、参加者の集中力をそらしません。
* PT-FRQ50Jの「静音」モード時。PT-FRQ50Jの「ノーマル/ECO」モード時は35 dBです。また、PT-FRQ60Jの騒音値は、「静音」モード時: 31 dB /「ノーマル/ECO」モード時: 36 dB です。「静音」モード時は輝度が制限されます。
システムデイライトビュー3
パナソニック独自の「システムデイライトビュー3」は、エッジエンハンサー処理、ガンマカーブコントロール、カラー補正により、映像の視認性や視感度を向上。ミュージアムやホールなどの明るい環境でも、クリアで見やすい映像を投写します。
複数台輝度・色コントロール機能
複数台投写によるマルチスクリーン時に、経時変化によって生じる輝度と色のバラツキを内蔵のセンサーで検知し、自動的に補正。長期間のイベントなどで手間と時間を軽減します。
マルチスクリーンサポートシステム
一体感のある投写を実現するため、マルチスクリーン投写時の輝度・色をコントロール。この他、デジタル映像拡大機能にも対応しています。
高速スタートアップ&クイックオフ
レーザー光源プロジェクターは立ち上がりが早く、電源オン後、すぐに出画が可能。また、使用後の冷却時間も不要で、いつでもすぐにシャットダウンできます。
「データクローニング」機能
「データクローニング」機能により、特定のプロジェクター(親機)の設定や調整値などのデータ*1を、LAN を経由して最大99台までの複数台のプロジェクター(子機)にコピーできます*2。複数台設置時における設定の手間を軽減します。
*1 パスワード、プロジェクター名称/ID、ネットワーク設定を除く。
*2 同一機種のみ実行可能。
グリーン購入法に適合
PT-FRQ60シリーズは、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)の定める判断基準に適合しています。グリーン購入法に適合したプロジェクターは、軽量コンパクト設計で梱包資材等の消費を抑え、長寿命、省エネルギーにて安心してお使いいただけます。グリーン購入法ならびに当社の環境への取り組みについて、詳しくはこちらをご覧ください。
便利な機能・特長
• IPv6*1対応
• 21:9 (2560 x 1080, 3440 x 1440) 信号入力*2対応
• Crestron Connected™ V2、Crestron XiO Cloud™*2、Art-Net DMX、AMX® DD、PJLink™に対応
• DICOMシミュレーションモード
• 360度全方位に設置可能
• 安全なレーザーシステム
*1 ファームウェアのメインバージョン 3.00未満は対応しておりません。ワイヤレスモジュール AJ-WM50GTはIPv6に対応しておりません。
*2 ファームウェアのメインバージョン 3.00 未満は対応しておりません。
主な仕様
PT-FRQ60J | |
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光出力 | 6,000 lm |
解像度 | 4K(3840 x 2160 ドット)(クワッドピクセルドライブ技術による表示解像度) |
注釈
デモ・見積りなどのご相談は、下記よりお問い合わせください。
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