グリーン購入法
グリーン購入法とは?
「グリーン購入法」とは、製品やサービスを購入する際に、それらの価格や品質、デザインだけでなく、環境面への影響をも考慮して、環境負荷の低減に努める事業者から優先して購入することです。
「グリーン購入法」は、国等の機関に「グリーン購入」を義務づけするとともに、地方公共団体、事業者、国民も「グリーン購入」に努めることを定め、さらに、事業者、民間団体、国が製品やサービスに関する適切な情報提供を進めることを定めています。
グリーン購入法の詳細は、環境省のサイトでご確認ください。
グリーン購入法・プロジェクターの判断基準と配慮事項
主な判断の基準
1. 製品本体の質量が基準の数値を上回らないこと
2. 消費電力が基準の数値を上回らないこと
3. スタンバイ時消費電力が0.4 W以下であること
4. 特定の化学物質が含有基準値を超えないこと
5. エコマーク認定基準と同等
主な配慮事項
1. 光源ランプの交換時間 3,000時間以上
2. 可能な限り低騒音であること
3. 使用済製品の回収及び再使用または再生利用システム
4. 製品の長寿命化および省資源化の設計上の工夫
5. 筺体部分におけるハロゲン系難燃剤の使用削減
6. 再生プラスチックの使用
7. 包装材の再生利用
8. 付属品の可能な範囲での削減
9. カーボンフットプリントの算出
グリーン購入法適合機種
品名 | 品番 | 光出力 |
DLPプロジェクター | PT-REQ12J | 12,000 lm |
PT-REQ10J | 10,000 lm | |
PT-REZ12J | 12,000 lm | |
PT-REZ10J | 10,000 lm | |
PT-REZ80J | 8,000 lm | |
PT-RQ7J | 7,500 lm | |
PT-RQ6J | 6,500 lm | |
PT-RZ6J | 6,500 lm | |
PT-FRQ60J | 6,000 lm | |
PT-FRZ50J | 5,200 lm | |
PT-FRZ55J | 5,000 lm | |
液晶プロジェクター | PT-MZ17KJ | 16,500 lm |
PT-MZ14KJ | 14,000 lm | |
PT-MZ11KJ | 11,000 lm | |
PT-MZ882J | 8,200 lm | |
PT-MZ782J | 7,500 lm | |
PT-VMZ71J | 7,000 lm | |
PT-VMZ61J | 6,200 lm | |
PT-VMZ51J | 5,200 lm | |
PT-VMW51J | 5,200 lm | |
PT-LMZ460J | 4,600 lm | |
PT-LMW460J | 4,600 lm | |
PT-TMZ400J | 4,000 lm | |
PT-CMZ50J | 5,200 lm |
「RoHS指令」に対応
2006年7月にEU(欧州連合)で施行された特定の有害物質(下記の物質)を規制する「RoHS指令」。 パナソニックグループはこの規制にいち早く取り組み、2006年4月以降に出荷する全世界の全製品で使用しないという方針を打ちたて、対応しました。
「改正RoHS規制」対象10物質 :
鉛(Pb)/ 六価クロム(Cr(VI))/ ポリプロモビフェニル(PBB)/ カドミウム(Cd)/ 水銀(Hg)/ ポリプロモジフェニルエーテル(PBDE)
フタル酸ビス(DEHP)/ フタル酸ブチルベンジル(BBP)/ フタル酸ジブチル(DBP)/ フタル酸ジイソブチル(DIBP)
RoHS指令とは
Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment の略。2002年11月にEU(欧州連合)の調停委員会で合意され、2006年7月に施行。EU域内で販売する電気・電子機器への特定の有害物質の含有を禁止しています。2019年7月より規制対象が10物質からなる改正RoHS指令が施行されました。
対象製品の含有表示情報
*2019年7月22日以降「改正RoHS指令」に準拠し、以下の化学物質の不使用に対応しています。
大枠分類 | 改正RoHS指令対象物質 | ||||||||||
化学物質記号* | |||||||||||
Pb | Hg | Cd | Cr(VI) | PBB | PBDE | DEHP | BBP | DBP | DIBP | ||
本体 | 実装基板 | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
光学ユニット | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
投写レンズ | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
光源ランプ | 除外項目 | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
スピーカー | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
筺体・シャーシ | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
付属品 | リモコン | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
その他 (ケーブルなど) |
除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
JIS C 0950:2008
注記1:「○」は、算出対象物質の含有量が基準値以下であることを示しています。
注記2:「除外項目」は、算出対象物質が含有マークの除外項目に該当していることを示します。
*:Pb:鉛、Hg:水銀、Cd:カドミウム、Cr(VI):六価クロム、PBB:ポリプロモビフェニル、PBDE:ポリプロモジフェニルエーテル、DEHP:フタル酸ビス、BBP:フタル酸ブチルベンジル、DBP:フタル酸ジブチル、DIBP:フタル酸ジイソブチル