undefined

製造

プロジェクター事業におけるグリーンイニシアチブ

工場におけるエネルギー保全の取り組み icn_enviromental


効率的なエネルギー管理に向けて

エネルギー保全に対する当社の取り組みは、品質維持と環境保護を両立したいという、強い決意のもとに成り立っています。次なる世代へ向けたミッションとして、パナソニックグループは、「2030年までに全事業会社でのCO2排出量を実質ゼロにする」という目標を制定。プロジェクター事業においても、目標の実現に向けさまざまな取り組みを行なっています。廃棄物削減、省資材化、エネルギー利用率の向上など、ここでは当社プロジェクター事業の「製造過程」にスポットライトを当て、工場や社内での取り組みをご紹介します。

クリーンルームの改善

プロジェクター製造では、光学ブロックに微細な埃が侵入するだけでも、画質に悪影響を及ぼす可能性があります。当社内の工場では「クリーンルーム」を敷設して対策を行なってきましたが、指定エリアが広範囲に及ぶことから、維持・管理に多大なエネルギーが必要でした。この課題に取り組むため、必要箇所を絞り込んで「クリーンルーム」を縮小しつつ、より局所的な「オープンクリーンベンチ」を一部工程に導入。高い品質を維持しながら、エネルギーの節約を実施しています。これに加え、設備の導入・アップデートを行うことで、より省エネルギーな工場運営に貢献しています。

「スマートエネルギー」の実践

工場内のCO2削減に向けた取り組みは、勤務時間外にまで及びます。夜間や休日など営業時間外の節電対策を徹底し、低活動時におけるエネルギーロスの最小化に努めています。さらに、照明のLED化や、クリーンルーム等における効率的な空調管理など、エネルギーのムダをなくす「スマートエネルギー」を実践しています。

img_production01

im_line_g2

廃棄物削減とリサイクル計画 icn_enviromental

樹脂成型部品のリサイクル

エネルギーの節約に加え、製造ライン全体を通しての廃棄物削減や、リサイクル部材の利活用を行っています。例えば樹脂部品の成型時に生成される余剰部材(ランナーなど)を廃棄にまわすのではなく、再成型を施して輸送用コンテナボックスとして活用。小さな部品のひとつであっても、私たちはまず、「何か」に利用できないかを考えます。廃材を廃材とせず、そこに新たな命を吹き込むことで、資源の有効活用や、循環経済の実現に貢献できればと考えています。

梱包資材の削減

部品を通い箱に入れて輸送することで、梱包廃棄物の削減に取り組んでいます。また、プロジェクターをパレット輸送する際、安定性を高めるために用いるストレッチフィルムを薄型化するなど、省資源化にも努めています。


im_line_g2

社内におけるサステナビリティへの取り組み icn_enviromental

再生紙の使用

事業活動が環境に及ぼす影響を日頃から意識し、社内のプレゼン文書やマニュアルを電子化するなど、事業内でのペーパーレス化を推進しています。再生紙の利用や、紙くずの回収・リサイクルも、数ある取り組みのひとつです。

照明のLED化

蛍光灯やCFLに比べ、電力を半分以下に抑えられるLED照明の導入を進めています。LED照明は水銀レスであることに加え、従来照明の2倍以上長持ちすることから、廃棄・メンテナンス機会の減少にもつながります。照明のLED化を多くの製造・非製造拠点で推進し、当社が目標として掲げている、カーボンニュートラル化に大きく貢献します。


im_line_g2

ISO 14001認証を取得 icn_enviromental

EMSを通したサステナビリティ活動

1999年度のEMS(環境マネジメントシステム)構築以来、パナソニックグループは、グローバル全製造拠点におけるISO 14001認証取得を継続してきました。プロジェクターの開発・製造拠点においても、ISO 14001認証を取得しています。私たちはこれからも、EMSに準拠した環境活動を継続していきます。


icn_enviromental  環境保護への貢献   icn_world  お客様や社会への貢献