1チップDLP®レーザープロジェクター
迫力のイマーシブ演出と運用の効率化を両立
ミュージアム向けの新モードも搭載した4K モデル
テクノロジー
DLP方式
SOLID SHINEレーザー
4K信号非圧縮投写対応
クワッドピクセルドライブ
4Kデジタルリンク
非圧縮4K信号入力に対応
HDMI™
240Hz
Intel® SDM
360度全方位設置
24時間連続運用
幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア
強み・特長
作品を印象的に映し出す多彩な映像表現
高精細でなめらかな4K解像度*1を実現
当社独自の「クワッドピクセルドライブ」技術で、観客を引き込むような奥行き感のある4K解像度*1を実現。近年ますますニーズが高まるイマーシブエンターテインメントに、さらなる驚きと、さらなる臨場感を与えます。画素が見えない滑らかな精細感で、映像に近づいても迫力ある投写が可能。観客をクリエーター独自の世界へといざない、ずっと心に残るような感動体験を届けます。
*1 PT-RQ7JL/RQ6JLのみ。クワッドピクセルドライブ: オン時。
鮮やかな演出に最適な「リッチカラーエンハンサー」
輝度優先の「ダイナミック」モードと発色優先の「グラフィック/スタンダード」モードの選択が可能。「グラフィック/スタンダード」モードでは、独自の「リッチカラーエンハンサー」がカラーホイールのタイミングを調整することで発色の精度が高まり、作品の色を忠実に再現。お持ちのコンテンツごとに最適な映像投写が可能です。
作品を深く印象づける「デジタルアートモード」 NEW
ミュージアムやテーマパーク、美術館での投写に最適な「デジタルアートモード」を新たに搭載。色彩・コントラスト感を向上させることで、作品の没入感を高めます。
※ 画像は効果を説明するためのイメージです。
240 Hz/1080p*1の高速フレーム表示に対応
PT-RQ7JL/RQ6JLは240 Hz/1080p入力*1に対応。当社ならではの高速フレーム処理技術により、動きの速いコンテンツも8 ms以下*2の遅延でスムーズに再生。シミュレーション、eSportsなどの用途に最適な、ブレのない大画面を投写できます。また、当社が独自開発した高速追従プロジェクションマッピングシステム「ET-SWR10*3」を使用すれば、ボールやマーカーなど、動く物体へのプロジェクションマッピングが可能に。赤外線カメラとの連携で滑らかな追従を可能にし、デジタルとアナログを融合させた新たな演出を創造します。
*1 1080pまでの信号入力に対応。表示フレームレートは入力信号のフレームレートに依存します。PT-RQ7JL/RQ6JLで1080/100p、1080/120pまたは1080/240pのコンテンツを投写する場合、エッジブレンディングおよび幾何学補正はご利用いただけません。
*2 おおよその値であり、入力信号や周辺機器により異なります。
*3 高速追従プロジェクションマッピングシステム「ET-SWR10」は別売です。詳細はこちらをご覧ください。外部機器との互換性は保証対象外となります。その他制約事項があります。
高い拡張性と設置しやすい小型軽量ボディ
軽量・コンパクトで設置もスムーズ
現行品*1から体積29 %、質量22 %のサイズダウンを実現し、輸送や保管、設置にかかる手間やCO2排出量を抑制。1人で持ち運べるコンパクト設計のため、複数台の搬入・搬出もスムーズです。高性能な冷却システムの採用により、最小31 dB*2でお使いいただけることから、動作音もほとんど気にならず、演出に没入できるような環境づくりをサポートします。
*1 PT-RZ690JLと本体の体積および質量を比べた場合。
*2 PT-RQ6JL/RZ6JLの「静音」モード時。詳しくは本シリーズの「仕様表」をご覧ください。
DLE系レンズ資産を活用可能
本シリーズは当社製1チップDLP®モデル向け「DLE系レンズ」に対応しており、既存のレンズ資産を買い替えなしでご活用いただけます。より少ない設備投資で4K化*1いただけるだけでなく、超短焦点ズームレンズ「ET-DLE020*2」を含む豊富なラインアップ展開で、スペース面での細かなニーズや、ますます多様化する先進的なイマーシブ演出に対応。DLE020に関しては、マウンター機構の強化により補助金具の取り付けを不要にし、作業の時短化・省人化に貢献します。これに加え、ズーム*3、フォーカス、上下/左右レンズシフトなどの機能にも対応。調整は付属のリモコンのほか、専用アプリ「Smart Projector Control*4」で、お手持ちのモバイル端末から行なうことも可能です。
*1 PT-RQ7JL/RQ6JLのみ。
*2 PT-RQ7シリーズでET-DLE020を使用する場合、ET-DLE020に付属しているレンズ固定アタッチメントの装着は不要です。
*3 固定焦点レンズを除く。
*4 Smart Projector ControlアプリはApp Store またはGoogle Play からインストールいただけます。対応端末/OS を事前にご確認ください。
自社開発のメディアプロセッサーに対応 NEW
当社が独自開発したメディアプロセッサー「ET-FMP50シリーズ」に対応しています。高画質4K再生はもちろんのこと、ワーピング/ブレンディングなど、手間のかかるマルチスクリーン調整をカメラ連携*1で自動化。軽量コンパクトなボックス型に加え、Intel® SDM仕様スロットに装着できるファンクションボード型もご用意しています。ET-FMP50シリーズの特長・仕様について、詳しくはこちらをご覧ください。
*1 対応カメラは株式会社ニコン製D5200/D5300/D5500/D5600/D7500/Z50 になります。カメラは別売です。
Intel® SDM規格の拡張スロットを装備
Intel® SDM(Smart Display Module)規格の拡張スロットを装備。当社製ファンクションボードに加え、他社製ボードも装着できるため、拡張性がさらに広がります。
※ 端子部レイアウトはイメージです。ファンクションボードは別売です。スロットへの伝送方法がHDMI信号によるものに限ります。Intel® SDM 仕様に対応した他社製品すべての動作を保証するものではありません。
設置をスムーズ化するSmart Projector Controlアプリ*1
プロジェクターをスマートフォン上で操作できる「Smart Projector Control」アプリ*1に対応。iOS/Android™端末にアプリをインストールし、OSD画面に表示されるQRコード*2を読み取って無線LAN接続すれば、電源オン・オフやステータス確認、入力信号の切り替えなどがお手持ちの端末から可能になります。最大64台のデバイスを同時にコントロールできるほか、レンズ調整やテストパターンの切り替え、30 m*3離れた位置からの自動フォーカス調整*4にも対応。「Smart Projector Control」アプリ*1について、詳しくはこちらをご覧ください。
*1 Smart Projector Control アプリは App Store または Google Play からインストールいただけます。対応端末と OS を事前にご確認ください。
*2 QRコードを読み取ってWi-Fi接続する場合、別売のワイヤレスモジュールAJ-WM50GTが必要です。
*3 300型スクリーンを投写した場合。100型スクリーン投写時は3 mになります。
*4 一部の端末は対応していません。
アップグレードキット適用済の「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」
「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」のアップグレードキットをプロジェクターに適用済みのため、有償でのアクティベーションが不要に。無料版ソフトウェアをダウンロードするだけで、パソコンを用いた補正範囲の拡大や、市販のカメラによる幾何学ひずみ補正・エッジブレンディング・カラーマッチング・スタッキング・輝度・黒レベルの自動調整が可能になります。球状などの特殊スクリーンに加え、マルチスクリーン調整もスピーディーに行えます。
LANケーブルのみでのコントラスト/シャッター連動 NEW
従来はそれぞれのプロジェクターごとに動作していたダイナミックコントラスト制御が、複数プロジェクターの画面全体に基づいて連携動作。シャッター機能でも複数の子機が親機に基づいて連動し、一体感ある演出をサポートします。さらに本シリーズは、当社プロジェクターで初めてLANケーブルのみでのコントラスト/シャッター連動に対応。シリアルケーブルを用いたデイジーチェーン接続の必要がなく、従来方式に比べ、ケーブルコストの削減や、システムレイアウトの簡素化が見込めます。
ユーザーイメージ登録機能 NEW
10種の内蔵テストパターンに加え、最大4つまでのJPEG/BMP/PNGデータを「ユーザーイメージ」として登録しておくことで、テストパターンやスタートアップロゴ、信号未入力時のスクリーンセーバーなどにご活用いただけます。ユーザーイメージはUSBメモリまたはネットワーク経由で取り込むことができ、ソース機器と接続する手間が省けます。
※ 「ロゴ転送ソフトウェア」の後継機能となります。
傾斜設置に便利な「角度モニター」 NEW
イマーシブ演出の現場では、プロジェクターを傾けて設置することが増えてきており、角度の調節が作業上大きな負担となっています。こうした手間を省くため、PT-RQ7シリーズは「角度モニター」を搭載しています。内蔵センサーで検知した角度をもとに、前転(PITCH)/側転(ROLL)の傾きを投写画面上にシミュレーション表示。スクリーンを見ながら調整できるので、測定に要する人員が減り、作業の省力化とスムーズ化に貢献します。
※ 表示される数値は角度センサーの検出結果を基にしたものであり、実際の本機の姿勢を表す角度とは異なる場合があります。また、表示される数値は目安であり、精度を保証するものではありません。
アップデート版WEB制御機能 NEW
「WEB制御機能」の仕様をアップデート。テーマカラーを「白/黒」の2色からお選びいただけるほか、UIデザインも一新。電源オン・オフなどのスケジュール機能も加わり、さらに使いやすくなりました。他にもホーム画面のカスタマイズや、スクリーンサイズの自動切り替えなどに対応。OSDメニューをデバイス画面上に表示できるため、プロジェクターをよりスムーズに制御いただけます。
環境にも配慮した高信頼なプロジェクター設計
進化した冷却システムとIP5X適合の光学エンジン
IEC規格60529/JIS C0920 IP5X(防塵形)*1に適合した光学エンジン・レーザー光源モジュールにより、フィルターレスの20,000時間*2メンテナンスフリー運用を実現。当社独自の厳しい防じん試験をクリアした高信頼設計で、人通りの多い環境でも安心してご使用いただけます。
*1 本機の防塵性能は、全ての条件下(導電性の粉塵が舞う環境など)の使用における製品の無破損、無故障を保証するものではありません。油分、塩分、水分を含むスモークのある環境の場合はエンクロージャーなどをお使いください。
*2 運用モード「ノーマル」、[ダイナミックコントラスト]を[3]に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3 の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。20,000 時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。使用時間が20,000 時間を超えた場合は、本機内部の部品交換が必要となる場合があります。
明るさと省電力を両立する「エコブーストモード」 NEW
迫力のある高輝度演出を省電力で行えるよう、新モード「エコブーストモード」を初めて搭載。ダイナミックコントラストのみ設定した場合に比べ、明るさ感を維持しながら消費電力を低減できます。
本体材料に再生プラスチックを採用 NEW
メーカーとして責任ある材料調達を行いつつ、未加工原料の使用を抑えるため、本体樹脂材料の約73 %*1に再生プラスチックを採用。廃棄を含めたライフサイクル全体でのサステナビリティを追求し、人にも、地球にも配慮した運用をサポートします。
*1 プロジェクター本体に使用しているプラスチック部品の総重量に対する比率です。投写レンズ、プリント基板、ラベル、ケーブル、コネクター、電子部品、カラーセンサーケース、光学部品、ESD 部品、EMI 部品の接着剤、コーティングは除きます。
運用の信頼性を高める「バックアップ入力」機能
入力信号が乱れてもシームレスに投写を継続できる「バックアップ入力」に対応。HDMI™ 1をプライマリー入力に、HDMI™ 2をセカンダリー入力に設定しておけば、万一HDMI™ 1の信号が乱れても、最速約0.3秒*1でHDMI™ 2へとスイッチ。映像を中断させてはいけない環境での信頼性を高め、安定した運用を実現します。
*1 バックアップ入力モードの設定と、ご使用の外部接続機器に依存します。
※ プライマリー/セカンダリー入力の組み合わせは固定です。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。プライマリーおよびセカンダリー入力信号が同じである場合にのみ、バックアップ入力設定が有効になります。
不測の事態に対処するマルチレーザードライブエンジン
光源トラブル発生時も安定して投写を続けられるよう、「マルチレーザードライブエンジン」を採用。多数のレーザー素子からなるモジュールを複数個搭載しており、万一いずれかの素子に不具合が生じても、パナソニック独自の冗長設計による保護回路が働くため、ほとんど輝度を落とすことなく投写を継続できます。大規模なイベントなど、映像の中断が許されない場面でも安定したパフォーマンスを実現します。
映像を遠隔で確認できる「リモートプレビューライト」 NEW
「リモートプレビューライト」を用いれば、日中の屋外や演奏リハーサル中など、コンテンツを投写できない状況でも入力映像を事前に確認できます。お持ちのパソコンとプロジェクターをネットワーク接続すると、WEB制御画面または「複数台監視制御ソフトウェア」が、入力映像をサムネイル表示。シャッター使用中やスタンバイ状態*1でも確認できるので、ソース機器とプロジェクター間の不具合をいち早く検知。トラブルへの迅速な対処を可能にします。
*1 準備モードに設定時。
便利な機能・特長
・Art-Net DMX、PJLink™、Crestron Connected™ V2、Crestron XiO Cloud™、Extron XTP®
・IPv6*1
・21:9のワイドスクリーン信号入力に対応
・AJ-WM50GT/USB メモリー接続と5V/2A給電(DC 出力)に対応
・複数PJファームウェア一括アップデートツール
・「データクローニング」機能*2
・高速スタートアップ&クイックオフ
・マルチスクリーンサポートシステム
・複数台輝度・色コントロール機能
・DICOMシミュレーションモード
・波形モニター機能
*1 ワイヤレスモジュール AJ-WM50GTはIPv6に対応しておりません。
*2 同一シリーズ内で解像度が同じ機種のみ実行可能。パスワード、プロジェクターID、ネットワーク設定を除く。
主な仕様
PT-RQ7JL | PT-RQ6JL | PT-RZ6JL [2024年度第3 四半期 発売予定] | |
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光出力 | 7,500 lm | 6,500 lm | 6,500 lm |
解像度 | 4K(3840 x 2160 ドット)(クワッドピクセルドライブ:オン時) | 4K(3840 x 2160 ドット)(クワッドピクセルドライブ:オン時) | WUXGA(1920 x 1200 ドット) |
注釈
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