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PT-FRQ60J発売のお知らせ

4K解像度で6,000 lm*1の明るさを実現。
立体感と質感あふれる映像体験を届ける1チップDLP®プロジェクター
PT-FRQ60J ロゴ

品名 1チップDLP®プロジェクター
品番 PT-FRQ60J
光出力 6,000 lm*1
解像度 4K(3840 x 2160 ドット)*2
外形寸法*3 横幅 498 x 高さ 168 x 奥行 492 mm

質量*4

約16.9 kg
本体希望小売価格 オープン価格
発売月 2022年5月

パナソニック株式会社は、1チップDLP®プロジェクターの4Kラインアップを拡充し、 PT-FRQ60J(6,000 lm)を2022年5月に発売いたします。


開発の背景

データ化された絵画・彫刻作品から、美術資料、設計等で用いられる図面に至るまで、デジタルコンテンツはますます高精細化しており、作品・資料のディテールまで忠実に表現できる製品が求められています。このようなニーズを受け、当社は4K解像度の1チップDLP®プロジェクターPT-FRQ60Jを開発いたしました。本製品は、独自の2軸画素シフト技術「クワッドピクセルドライブ」を搭載し、4K(3840 x 2160)解像度による緻密で滑らかな映像表現を実現。カラーホイールのタイミングを最適制御する「リッチカラーエンハンサー」と組み合わせることで、色味のニュアンスも忠実に描き出すことができます。さらに240 Hz / 1080p入力時8 ms以下の遅延*5にも対応し、シミュレーター、ゲーム画面など動きの速い動画コンテンツも滑らかに再生できます。

主な特長

1. 4Kならではの繊細で滑らかな映像表現
2. 優れた柔軟性と高いシステム構築力
3. メンテナンスの手間を抑える高信頼設計


区切り線

1. 4Kならではの繊細で滑らかな映像表現

すべての画素を垂直・水平方向に高速にシフトさせる「クワッドピクセルドライブ」により、精細で奥行きのある4K(3840 x 2160)解像度を実現。当社独自の「クワッドピクセルドライブ」技術は、精緻な映像表現と、格子感を感じさせない滑らかさを持ち味とし、美術作品や図面の細部に至るまで忠実に再現できます。これに加え、カラーホイールのタイミングを調整する「リッチカラーエンハンサー」により、色再現精度も向上。輝度優先の「ダイナミック」モード、発色優先の「グラフィック/スタンダード」モードをお選びいただくことで、コンテンツごとに最適な映像投写が可能です。この他、240 Hz/1080p入力時で8 msの遅延にも対応しており、シミュレーターやゲーム画面など、動画コンテンツの再現性にも優れています。


2. 優れた柔軟性と高いシステム構築力

映像の高精細化に伴い、設置環境やシステムの多様化・複雑化が課題となっています。PT-FRQ60Jは、2.0倍光学ズーム機能と広域レンズシフト機能(上下: +71 %、-48 %、左右: +34 %、-27 %)を搭載し、大小さまざまなスペースへの設置が可能。周辺機器と1つのリモコンで連携できるCECコマンド制御に加え、HDMI®/デジタルリンクによる4K/60p信号入力*6にも対応し、複雑な4Kシステムへの組み込みもスムーズです。さらに、ミュージアムの内壁やオブジェクトへの投写など、高度な演出にも応用いただけるよう、リモコン1つで最大16 x 16点での幾何学ひずみ補正が可能な「フリーグリッド機能」を搭載。アップグレードキット内蔵済みの「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」*7を用いれば、ライン/ビットマップマスキングや、カメラを用いた自動スクリーン調整*8を迅速に行うことが可能となり、複雑なアプリケーションでも高い柔軟性を発揮します。


3. メンテナンスの手間を抑える高信頼設計

当社の1チップDLP®プロジェクターは、高い防じん性、また、日々の安定運用をハード・ソフト両面で支える揺るぎない信頼性を追求してまいりました。PT-FRQ60Jは、ヒートパイプ冷却システムと、密閉型の光学ブロックを採用しているため、人が頻繁に出入りする環境でも埃の影響を受けにくく、20,000時間*9メンテナンスフリーで安心してお使いいただけます。「複数台監視制御ソフトウェア」に本機を加えれば、他の映像機材との一元管理が可能となり、異常発生のわずかな予兆も事前に検知。これに加え「リモートプレビューライト」*10をお使いいただくことで、映像点検を遠隔で行うことができ、さらなる安定運用を可能にします。


パナソニックグループの持株会社制への移行にともない、パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社は、2022年4月より「パナソニック コネクト株式会社」に変わります。


*1 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2021 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書B に基づいています。「映像モード」を「ダイナミック」、「光源電力」を「ノーマル」に設定時。
*2 クワッドピクセルドライブ技術による表示解像度。
*3 脚最小時。
*4 平均値です。各製品で異なる場合があります。
*5 表示フレームレートは、入力信号のフレームレートに依存します。幾何学歪補正をオフにする必要があります。
*6 4K/60p信号入力時、映像はプロジェクターの解像度にリサイズされます。4K/60p 信号をデジタルリンク端子から入力する場合、対応フォーマットはYPBPR4:2:0 のみです。
*7 2022年5月より利用可能。幾何学歪補正機能のみ8月公開予定です。会員制サポートシステム「PASS」に登録いただくことで、「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」(無料版)のダウンロードが可能になります。
*8 カメラを用いた自動補正は、ニコンD5200/D5300/D5500/D5600/D7500に対応しています。これらのカメラを用いて自動スクリーン調整を行うには、「自動スクリーン調整プラグインソフト」(PASSより無料でダウンロード可能)のインストールが必要です。また、D7500を用いる場合は、幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア 6.1.10以降、自動スクリーン調整プラグイン 5.1.10以降のバージョンが必要です。
*9 運用モード「ノーマル」、映像モード「ダイナミック」、ダイナミックコントラストを「2」に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。
*10 複数台監視制御ソフトウェアVer 3.2 以降が必要です。


詳しくは新製品情報 PT-FRQ60Jをご覧ください。

PT-FRQ60J