ET-D3QW200
発売のお知らせ
レンズタイプ | 短焦点ズームレンズ |
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品番 | ET-D3QW200 |
対応プロジェクター | PT-RQ50KJ(3チップDLP®プロジェクター) |
スローレシオ | 0.55–0.65:1(4096 x 2160; 17:9) |
レンズシフト範囲 | 垂直: -8 % ~ +50 % (RQ50KJに付属のハンドル非装着時:-50 % ~ +50 %)*2 水平: 0 % ~ +17 % |
外形寸法(L x W x H) | 532 mm x 313 mm x 192 mm(暫定) |
質量 | 約11.3 kg(暫定) |
本体希望小売価格 | オープン価格 |
発売月 | 2021年7月 |
パナソニック株式会社は、3チップDLP®プロジェクターPT-RQ50KJ(50,000 lm、ネイティブ4K)の豊富なレンズラインアップを拡充し、ゼロオフセット投写が可能な短焦点ズームレンズET-D3QW200を、2021年7月より発売します。
本レンズは、0.55–0.65:1(4096 x 2160; 17:9)のスローレシオをL字型デザインで実現。設置奥行のさらなる削減とゼロオフセット投写により、50,000 lm、ネイティブ4Kの圧倒的な臨場感をスペースの限られた空間にも届けることができ、観客の影がスクリーンに映り込みにくい設計で、大迫力映像を近くで味わえる躍動感に満ちた演出を可能にします。また、短焦点レンズながら、電動ズーム・レンズシフト機能(垂直: -8 % ~ +50 %*2、水平: 0 % ~ +17 %)を搭載し、設置・調整の現場においても高い柔軟性を発揮します。
開発の背景
近年、圧倒的な臨場感を味わえる体験型エンターテインメントが屋内施設でも普及を見せる中、超高輝度、高解像度ならではの映像演出と、省スペース設置との両立が求められています。このようなニーズに対応するため、PT-RQ50KJのオプションレンズで最短の投写距離を実現するET-D3QW200を開発いたしました。この拡充により、卓越した空間創造がこれまでにない環境で可能になるとともに、電動ズーム機能・レンズシフト機能を搭載することで、複雑化する現場ワークフローの効率化にも貢献してまいります。
主な特長
1. 映像に引き込む大画面演出を短い投写距離で実現
2. スムーズな設置・調整を可能にする柔軟性
1. 映像に引き込む大画面演出を短い投写距離で実現
単面による大画面投写から観客を包み込むパノラマ空間に至るまで、エンターテインメント業界の現場では、圧倒的な臨場感を省スペース空間でも創出できるような演出手法が求められています。PT-RQ50KJとスローレシオ0.55–0.65:1(4096 x 2160; 17:9)の本レンズを組み合わせることで、50,000 lm、ネイティブ4Kの350型投写をわずか約4 mの近距離で実現。スクリーンから約2 m*3の位置に立っても影が映り込まず、躍動感を間近で味わえる体験型演出の創造に貢献します。さらに、垂直レンズシフト機能(-8 % ~ +50 %)を駆使することで、天井からスクリーンまで隙間のない投写(ゼロオフセット投写)を実現し、映像と対峙した際の臨場感を一層高めます。
2. スムーズな設置・調整を可能にする柔軟性
極めて短いスローレシオに加え、設置奥行をさらに削減できるL字型デザインを採用。これにより、今まで投写スペースが確保できなかった空間にまで演出の幅を広げます。また、短焦点ながら、電動ズーム機能と電動レンズシフト機能(垂直: -8 % ~ +50 %、水平: 0 % ~ +17 %)を搭載し、天つり後も柔軟な追い込み調整を実現。筐体のわずかな位置ズレに伴う取り付け直しなど、設置調整に伴う課題や手間を払拭し、ワークフローの効率化に大きく貢献してまいります。
*1 工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2015 データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書Bに基づいています。
*2 PT-RQ50KJに付属のハンドルを非装着時、垂直方向のレンズシフト範囲は-50 % ~ +50 %となります。PT-RQ50KJのハンドルの取り外し方については、手順書をご確認ください。
*3 身長170 cmと想定した場合のおおよその視聴距離です。