PT-RZ890 シリーズ
PT-RZ890 シリーズ
プロジェクター PT-RZ890 シリーズ

1チップDLP®レーザープロジェクター

空間演出の幅がさらに広がる高い映像再現力と柔軟な設置性

PT-RZ890 シリーズ

PT-RZ890 シリーズ

  • PT-RZ690JL(レンズ別売りモデル)

主な機能・特長

  • 当社独自の技術により、高い色再現性と最大限の明るさを両立

  • 均一性に優れた1チップDLP®方式を採用しているため、マルチスクリーン投写に最適

  • 「Smart Projector Control」アプリが、日々の運用をシンプルで快適に

  • メンテナンスの手間を削減し連続稼働を実現

  • ※ ホワイトモデルもご用意しています。仕様はブラックモデルと同等です。

当社独自の「カルテットカラーハーモナイザー」技術により、高い色再現性と最大限の明るさを両立。映像の均一性に優れた1チップDLP®方式の採用で、マルチスクリーン投写でも臨場感ある演出をサポートします。また、従来の幾何学ひずみ補正に、最大17 x 17のグリッドによる補正がリモコンのみで可能になる「フリーグリッド機能」を新たに搭載。iOS/Android™端末向けアプリ「Smart Projector Control」を活用すれば、電源のオン・オフやレンズ調整、さらには自動でのフォーカス調整※1がスマートフォン上で完結し、設置・運用のスムーズ化に貢献します。インターフェースは4K信号入力※2に対応するだけでなく、LAN端子とデジタルリンク端子をそれぞれ別々に装備。20,000時間※3メンテナンスフリー設計で、人が行き交うスペースでも安定感を発揮します。
※1 オートフォーカス機能は一部の端末には対応していません。
※2 4K/60pまでの信号に対応したデジタルリンク/HDMI®の端子を装備しています。映像はプロジェクターの解像度(1920 x 1200 ドット)にリサイズされます。
※3 運用モード「ノーマル」、[ダイナミックコントラスト]を[3]に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。20,000 時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。使用時間が20,000 時間を超えた場合は、本機内部の部品交換が必要となる場合があります。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。
*オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。

テクノロジー

DLP TEXAS INSTRUMENTS

DLP方式

SOLID SHINE LASER Icon

SOLID SHINEレーザー

4K DIGITAL LINK

4Kデジタルリンク

ACCEPTS 4K SIGNAL

非圧縮4K信号入力に対応

全方位 Icon

360度全方位設置

24/7 Operation Icon

24時間連続運用

Geo. Pro Icon

幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア

強み・特長

1チップDLP®レーザープロジェクター "PT-RZ890シリーズ"

さまざまな空間を彩る映像投写

輝度と色再現性を両立する「カルテットカラーハーモナイザー」

カラーホイール光学設計を最適化し、光源の出力を色ごとに緻密に制御する当社独自の「カルテットカラーハーモナイザー」を搭載。高い色再現性と最大限の明るさを1チップDLP®方式で両立し、リアルな映像表現を可能にします。


マルチスクリーン投写に最適な均一性の高い映像を提供

映像の均一性に優れた1チップDLP®方式を採用。プロジェクター間で輝度や色のバラツキが少なく、マルチスクリーン投写でも臨場感ある映像演出を実現します。

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システムデイライトビュー3

パナソニック独自の「システムデイライトビュー3」機能は、エッジエンハンサー処理、ガンマカーブコントロール、カラー補正により、映像の視認性や視感度を向上。ミュージアムやホールなどの明るい環境でも、クリアで見やすい映像を投写します。


システムデイライトビュー3比較イメージ

スムーズな設置と柔軟なシステム構築

Smart Projector Control 対応 NEW

「Smart Projector Control」アプリケーションは、スマートフォンやタブレットからプロジェクターを手軽にコントロールできるワイヤレスソリューションです。アプリを端末にインストールし、プロジェクターと無線LAN(Wi-Fi)接続することで、電源のオン・オフをはじめ、レンズ調整、プロジェクターの状態確認など、さまざまな操作がiOS/Android™端末上で可能になります。PT-RZ890シリーズは「オートフォーカス機能*」にも対応し、端末カメラを連動させた自動フォーカス調整を実現。リモコンでの調整に比べ、準備時間の短縮が期待できます。


Smart Projector Control (Webマニュアル)


Smart-Projector-Control-対応

* オートフォーカス機能は一部の端末には対応していません。


リモコン操作による幾何学ひずみのフリーグリッド機能 NEW

投写画面のひずみをリモコン一つで補正できる「フリーグリッド(任意補正)機能」を搭載。2 x 2、3 x 3、5 x 5、9 x 9、17 x 17からグリッド数を選び、グリッドパターンとして表示させることで、ひずみのポイント単位での補正や、垂直または水平ラインを指定しての一括補正が可能です。補正データはグリッド数・制御点の変更後も維持されるため、大まかな修正から細かな修正への移行もスムーズ。複雑なスクリーン調整をリモコンだけで行える便利な機能です。


リモコン操作

設置の幅をさらに広げる進化したレンズラインアップ  NEW

0.280:1から8.58:1までのスローレシオをカバーする豊富なオプションレンズにより、ミュージアムからショールームまであらゆる空間に対応。中でもET-DLE020は超短焦点レンズで世界初*となるズーム機能を搭載し、現在まで多くの場所で、近距離ゼロオフセット投写で困難だった設置後の微調整を容易にしてきました。また、ミラーレスのレンズデザインを採用することで、超短焦点ながらスクリーンセンターへの設置も可能に。手狭なバックヤードからのリア投写など、スペース上の制約にとらわれない多様な演出を提案します。

* 2019年2月時点。スローレシオ0.4:1以下において。当社調べ。


4K信号入力に対応 NEW

HDMI®またはデジタルリンク経由での4K信号入力に対応。4K/60pまでの信号を表示解像度*にリサイズして投写できるため、外部コンバーターなどによる変換やリサイズ作業が不要です。4K対応機器やメディアサーバーとの接続性を確保することで、システム構築を簡素化することができます。

* 映像はプロジェクターの解像度(1920 x 1200 ドット)にリサイズされます。

4K信号入力

LAN端子、デジタルリンク端子を別々に装備 NEW

HDBase-T™準拠のデジタルリンク端子とネットワーク専用のLAN端子を分けることにより、プロジェクターの用途が大きく広がります。例えば、Art-Net DMX やCrestron Connected™、PJ-Link™などの制御信号をLAN端子に割り当てる一方、デジタルリンク端子を最大150 mまでの長距離映像伝送*に用いることが可能です。

* 別売のデジタルリンクスイッチャー ET-YFB200(4K信号入力非対応)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合に最長150 mの伝送が可能です。その際、伝送できる映像は1080/60p以下に限られます。LANケーブルのみによる最長伝送距離は、1080/60pの場合は100 m、4K/60pの場合は50 mです。

メンテナンスの手間を削減し連続稼働を実現

密閉型光学ブロックによるフィルターレス構造

防じん構造とヒートパイプによる冷却システム*1を採用し、光学ブロックを完全密閉化。ほこりの影響をほとんど受けず、フィルターレスによる20,000時間*2メンテナンスフリー設計を継承しています。来場者が行き交う展示スペースはもちろん、保守点検が難しい高所にも安心して設置いただけます。


密閉型光学ブロック

*1 PT-RZ890JLのみ。PT-RZ690JLではヒートシンク式の冷却システムを採用しています。
*2 運用モード「ノーマル」、[ダイナミックコントラスト]を[3]に設定、IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。20,000 時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。使用時間が20,000 時間を超えた場合は、本機内部の部品交換が必要となる場合があります。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。


運用の信頼性を高めるデュアルドライブエンジン

複数のレーザー素子をグループ化し、そのモジュールを2組搭載した「デュアルドライブエンジン」を採用。万一いずれかのレーザー素子に不具合が生じても、冗長設計による保護回路が働き、運用を継続できます。


運用の信頼性を高める「バックアップ入力」機能

メインの入力信号が中断された場合は、瞬時にバックアップの入力信号にスイッチ。ほぼシームレスに映像の復元が可能です*。映像を中断させてはいけない環境での信頼性を高め、安定した運用を実現します。


バックアップ入力

* プライマリー/セカンダリー入力の組み合わせは固定です。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。プライマリーおよびセカンダリー入力信号が同じである場合にのみ、バックアップ入力設定が有効になります。


複数台監視制御ソフトウェア・予兆監視機能

マップの表示、未登録機器の自動検索など便利な機能が備わった「複数台監視制御ソフトウェア」により、最大2,048台のデバイスをネットワーク経由で制御できます。また、90日間無料の「予兆監視機能」を使うことで*、リアルタイムでの監視や機器異常の検出を行うことも可能です。


複数台監視制御ソフトウェア・予兆監視機能 (製品情報)


複数台監視制御ソフトウェア

* 予兆監視機能を利用するには、事前に複数台監視制御ソフトウェア(Ver.2.0以上)のインストールが必要です。別途ライセンスをご購入の上、「PASS」にてアクティベーションを行ってください。

その他の特長

SOLID SHINEレーザーで、輝度と画質を長期間維持

レーザー光源モデルは、ランプ光源モデルに比べて寿命が長く、長期間使用時の輝度の低下も緩やかです。メンテナンスの手間が省けるのはもちろん、長期にわたって高画質を維持し、安定した運用を実現します。


高コントラストを実現する「ダイナミックライトコントロール」

レーザー光源の明暗を直接制御する「ダイナミックライトコントロール」により、輝度を損なうことなく高コントラスト比を実現。シーン連動モジュレーションを完全なデジタル制御によって行うため、高精度な出力調整ができ、明るいシーンと暗いシーンが瞬時に、あるいは頻繁に切り換わる際にも精緻な明暗の表現が可能です。


ディテールクラリティプロセッサー3

パナソニック独自の画質補正回路「ディテールクラリティプロセッサー3」は、シーンごとに映像信号の周波数を分析し、超高域・高域・中域・低域成分の分布情報を抽出。画面内の各エリアに適したエンハンス処理を行い、自然で立体感のある映像を再現します。


ディテールクラリティプロセッサー3

「コントラスト連動&シャッター連動」機能

従来はそれぞれのプロジェクターの画面ごとに動作していたダイナミックコントラスト制御が、複数のプロジェクターの画面全体に基づいて連動動作。均質なマルチスクリーン投写を実現します。シャッター機能も、複数のプロジェクター(子機)が親機に連動して動作し、一体感のある演出をサポートします。


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* フェードイン/アウトのエフェクトも含みます。プロジェクター個々での実行も可能です。


複数台輝度・色コントロール機能

複数台投写によるマルチスクリーン時に、経時変化によって生じる輝度と色のバラツキを内蔵のセンサーで検知し、自動的に補正。長期間のイベントなどで手間と時間を軽減します。


複数台輝度・色コントロール機能

マルチスクリーンサポートシステム

エッジブレンディング機能
画面のつなぎ目を重ね合わせて、輝度をコントロール。一体感のある投写を実現します。

カラーマッチング機能
各プロジェクター間の微妙な色のばらつきをソフトウェアにより補正します。

デジタル映像拡大機能
最大横10倍 x 縦10倍まで、映像拡大装置を使用せずに拡大が可能です*。

* 入力信号の解像度のまま拡大表示します。

マルチスクリーンサポートシステム

パナソニック独自の通信システム「デジタルリンク」に対応

LANケーブル1本(CAT 5e以上のSTPケーブル)で非圧縮の4K (4.2.0) 映像*1、音声*2、制御信号を最長50 m*3伝送可能。プロジェクターまでのケーブルを1本化でき、システムの簡素化とコスト削減に貢献します。

*1 4K信号入力時、映像はプロジェクターの解像度にリサイズされます。
*2 プロジェクターに音声機能がない場合、音声の伝送はできません。
*3 別売のデジタルリンクスイッチャー ET-YFB200(4K信号入力非対応)と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合、最長150 mの伝送が可能です。その際、伝送できる映像は1080/60p以下に限られます。

デジタルリンクについてはこちら

デジタルリンク対応機器についてはこちら


高速スタートアップ&クイックオフ

レーザー光源プロジェクターは立ち上がりが早く、電源オン後、すぐに出画が可能。また、使用後の冷却時間も不要で、いつでもすぐにシャットダウンできます。


高速スタートアップ&クイックオフ

幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット

より柔軟な幾何学ひずみ補正・設置調整を可能にする無料ソフトウェア「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」(Geometry Manager Pro)をご用意。オプションのアップグレードキットET-UK20を適用することで、パソコンを用いた補正範囲の拡大やマスキングなどの拡張機能が利用できます。さらに自動スクリーン調整アップグレードキットET-CUK10を使用すれば、複数プロジェクターのセットアップ調整を自動的に行うことも可能。市販のカメラとパソコンをネットワークに接続することで、幾何学ひずみ補正・エッジブレンディング・カラーマッチング・スタッキング・輝度・黒レベルを自動調整できます。


幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア

※ 「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット」を利用するには、最新ファームウェアへのアップデートとプロジェクターの登録が必要です。会員制サポートシステム「PASS」に登録いただくと、ご自身でファームウェアを最新版にアップデートできるほか、Windows®用「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア(無料版)」(有償アップグレードキット:ET-UK20/ET-CUK10)のダウンロードや、ET-UK20/ET-CUK10のアクティベーションキーの取得が可能になります。ET-CUK10は、ニコンD5200/D5300/D5500/D5600/D7500に対応しています。これらのカメラを用いてET-CUK10を利用するには、「自動スクリーン調整プラグインソフト」(PASSより無料でダウンロード可能)のインストールが必要です。また、D7500を用いる場合は、幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア 6.1.10以降、自動スクリーン調整プラグイン 5.1.10以降のバージョンが必要です。


「データクローニング」機能

「データクローニング」機能により、特定のプロジェクター(親機)の設定や調整値などのデータ*1を、LAN を経由して最大99台までの複数台のプロジェクター(子機)にコピーできます*2。複数台設置時における設定の手間を軽減します。


RZ890_datacloning

*1 パスワード、プロジェクター名称/ID、ネットワーク設定を除く。
*2 同一機種のみ実行可能。


長期間運用に適した「ロングライフ」モード

光源出力を調整することで、輝度と運用期間のバランスを選択可能。用途に応じた使い方ができます。

ロングライフモード イメージ

便利な機能・特長

・ 安全なレーザーシステム
・ DICOMシミュレーションモード
・ 幾何学歪補正機能

・ Art-Net DMX、Crestron Connected™、PJLink™に対応
・ Rec. 709準拠の色域に対応
・ フェードイン&フェードアウト機能


PT-RZ690JL(レンズ別売りモデル)
光出力

6,000 lm(ノーマル)# / 6,200 lm(センター)# / 4,800 lm(エコ)# / 2,400 lm(ロングライフ1)# / 2,000 lm(ロングライフ2)# / 1,600 lm(ロングライフ3)#

解像度

1920 x 1200 ドット

注釈

業務用プロジェクター 購入前お問い合わせ

デモ・見積りなどのご相談は、下記よりお問い合わせください。

業務用プロジェクターサポートセンター

製品の設置、設定、操作などのご相談は、下記よりお問い合わせください。