3チップDLP®レーザープロジェクター
革新のテクノロジーで、臨場感あふれる4K+映像を投写
高精細4K+投写をコンパクトボディで実現。フィルターレスデザインで、新しい冷却システムと密閉光学ユニットにより、20,000時間※1メンテナンスフリーでお使いいただけるのが大きな魅力です。お持ちのPT-DZ21Kシリーズのレンズ資産を共用すれば投資回収にもつながり、最小限の投資で4K化、レーザー化することが可能。4K+映像を、コンパクトボディからかつてないコストパフォーマンスで再現します。
※1 運用モード: 「ノーマル」、ダイナミックコントラスト: 「3」、IEC62087:2008ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 ℃、海抜700 m、ほこり0.15 mg/m3環境下での光出力半減までの時間です。20,000時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。
*オープン価格商品の価格は販売店にお問い合わせください。
テクノロジー
DLP方式
SOLID SHINEレーザー
4K信号非圧縮投写対応
クワッドピクセルドライブ
4Kデジタルリンク
SLOT NX
360度全方位設置
24時間連続運用
幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア
強み・特長
SOLID SHINEレーザーテクノロジー
3チップDLP®方式SOLID SHINEレーザーによる高輝度・高画質投写
3チップDLP®方式とパナソニック独自のSOLID SHINEレーザー技術を組み合わせることで、高輝度で鮮やかな色を再現。レーザー光源と高耐熱性の蛍光体ホイール、R・G・Bの色ごとに独立した3つのDLP®チップにより、大規模な会場でも、正確な発色で高輝度・高コントラストの映像を投写します。
正確な色再現性
3チップDLP®方式SOLID SHINEレーザープロジェクターは従来のプロジェクターと比べて、より正確な色を再現。ブルーのレーザー光源と高耐熱性の蛍光体ホイールを組み合わせることで色域が広がり、白色が限りなくピュアホワイトに近づくことで、自然でリアルな映像を投写します。
運用の信頼性を高めるデュアルドライブエンジン
複数のレーザー素子をグループ化し、そのモジュールを2組搭載した「デュアルドライブエンジン」を採用。万一、いずれかのレーザー素子に不具合が生じても、冗長設計による保護回路が働き、輝度と発色を保ちます。
フィルターレスデザイン採用により、20,000時間*1メンテナンスフリーを実現
PT-RQ22KJは、密閉光学ユニットと新しい冷却システムを採用することで、フィルターレスを実現。20,000時間*1メンテナンスフリー運用が可能となり、メンテナンスなしで長期間ご利用いただけます。また、フィルターレスデザインに加え、光出力低下を抑える「ECOモード」により、更なる長期間運用が可能となります。
*1 運用モード「ノーマル」、ダイナミックコントラスト「3」、IEC62087:2008ブロードキャストコンテンツ投写、温度35 ℃、海抜700 m、ほこり0.15 mg/m3環境下での光出力半減までの時間です。20,000時間を目安に、内部清掃を兼ねた点検を販売店にご依頼ください。使用環境によってメンテナンス時期が短くなる場合があります。
高画質・高信頼性
「クワッドピクセルドライブ」による超高解像度4K+映像
「クワッドピクセルドライブ(QUAD PIXEL DRIVE)」は、画素を水平方向と垂直方向に高速にシフトさせて4倍密化する「2軸画素シフト光学技術」と、最大5120 x 3200ドット(16:10)の高解像に対応する信号処理技術「リアルモーションプロセッサー」により、投写画面の解像度を向上させるパナソニック独自の技術です。これにより4Kを超える高解像度の「4K+」映像を実現。なめらかな映像を再現し、文字もくっきりと投写します。
2軸画素シフト光学技術
画素を水平・垂直にシフトさせ、4Kを超える高解像度「4K+」を実現します。
リアルモーションプロセッサー
パナソニック独自開発の240Hz駆動フレームクリエーションによる最大5120 x 3200ドット(16:10)対応の高速信号処理で、4K+動画も滑らかに再生します。
* 解像度:5120 x 3200ドット(最大物理解像度)
自然でなめらかな4K+投写を超高輝度で実現
PT-RQ22KJは、ピクセルの格子が見えない高精細な4K+ (5120 x 3200) 投写により、 自然でなめらかな映像を再現。輝度を保ったまま画質を向上させる「クワッドピクセルドライブ」を採用しているため、圧倒的な高解像度投写を可能にします。
新しい規格BT.2020の色域の信号とHDRの信号に対応
BT.2020の色域規格に対応するエミュレーションモードを搭載。従来のRec.709規格よりも広い色域信号を表示できます。また、HDR(ハイダイナミックレンジ)信号にも対応。漆黒の闇から眩しいほどの明るさを表現したHDRコンテンツを表示できます。
自動ガンマ・色域選択機能
HDMI*およびDIGITAL LINK端子からの入力時、HDR映像に適したガンマと色域を自動で選択する機能があります。この機能を有効にすることにより、操作に手間取ることなく最高の映像を投写することができます。
* 別売りのインターフェースボードET-MDNHM10が必要となります。
進化したノイズリダクション機能
HDR映像を投写する際に目立ちがちだった暗部のノイズを、パナソニックの最新ノイズリダクション技術で除去。暗部に発生しやすいノイズを明部の先鋭感を犠牲にすることなく取り除くことで、ノイズの少ない映像表現を可能にします。
動画をなめらかに再生するリアルモーションプロセッサー
補完フレームをオリジナルの映像に挟み込むことで240 Hz*1までフレームを増やす「フレームクリエーション」により、残像感を低減し自然でなめらかな動画再生を実現。スポーツ映像など動きの速いシーンに力を発揮します。SDIおよびDVI-D/HDMI*2を使用した、サイマル方式*3の映像表示にも対応しました。
*1 リフレッシュレートは垂直走査周波数によって異なります。240 Hzのフレームレートは4K+映像の投写時には60 Hzにダウンサンプリングされます。
*2 HDMIとDVI-Dの使用には別売品の端子ボードが必要です。
*3 サイマル方式の映像信号を入力して使用する場合、「幾何学ひずみ補正」機能および「アップグレードキット」適用による拡張機能は使用できません。
ディテールクラリティプロセッサー5+
シーンごとに4つの周波数帯域を解析。ディテール解析のアルゴリズムを組み合わせることで、リンギングノイズの低減と精細感の向上を実現しました。また、「リファインエンハンサー」により、クリアで鮮明な4K+画像の投写を可能にしています。
「ダイナミックコントラスト」による高コントラスト20,000:1
フレームごとのシーン連動モジュレーションをデジタル制御によって行い、20,000:1*の高コントラスト比を実現。明るいシーンと暗いシーンが頻繁に切り換わる際にも、精緻な表現が可能です。電力消費も抑制し、経済的な運用に貢献します。
* 使用条件について、詳しくは仕様の項目をご覧ください。
システムデイライトビュー3
パナソニック独自の「システムデイライトビュー3」機能は、エッジエンハンサー処理、ガンマカーブコントロール、カラー補正により、映像の視認性や視感度を向上。明るい環境や複数プロジェクターによるマッピング時にも、クリアで見やすい映像を投写します。
90%の輝度均一性
SOLID SHINEレーザー技術による正確なホワイトバランス制御・調整により、90%を超える輝度均一性を実現。画面の周辺、中央の明るさがほぼ均一に見えます。
より柔軟な黒レベル補正を実現
マルチスクリーンのエッジブレンディング時、黒レベル補正の境界をスクリーンに合わせて変形できる新機能を搭載。直線だけでは補正しきれなかった、カーブスクリーンの境界の歪みもポイント単位で補正でき、暗めのシーンでもつなぎ目を感じさせない、一体感ある演出をサポートします。幾何学ひずみの「フリーグリッド機能」と同じく、制御点は最大17点まで選択が可能。4K解像度で0.5ドット以内に相当する高い精度を実現しています。
※ 黒レベル補正は、ファームウェアのメインバージョンが5.02以上の場合に設定できます。詳しくはPASSをご確認ください。
柔軟な設置性・システム性
360度全方位に設置可能
レーザーテクノロジーの採用により、水平・垂直とも360度いずれの角度にもプロジェクターを設置可能。電動のレンズシフトや豊富なオプションレンズとの組み合わせにより、創造的な映像演出を実現します。
「データクローニング」機能
「データクローニング」機能により、特定のプロジェクター(親機)の設定や調整値などのデータ*1を、LAN を経由して最大99台までの複数台のプロジェクター(子機)にコピーできます*2。複数台設置時における設定の手間を軽減します。
*1 パスワード、プロジェクター名称/ID、ネットワーク設定を除く。
*2 同一機種のみ実行可能。
※ 「データクローニング」機能は、ファームウェアのメインバージョンが 5.02以上の場合に設定できます。詳しくはPASSをご確認ください。
「コントラスト連動&シャッター連動」機能
従来はそれぞれのプロジェクターの画面ごとに動作していたダイナミックコントラスト制御が、複数のプロジェクターの画面全体に基づいて連動動作。均質なマルチスクリーン投写を実現します。シャッター機能も、複数のプロジェクター(子機)が親機に連動して動作し、一体感のある演出をサポートします。
* フェードイン/アウトのエフェクトも含みます。プロジェクター個々での実行も可能です。
4K信号も伝送可能な「4Kデジタルリンク」に対応
LANケーブル1本(CAT 5e以上のSTPケーブル)で映像、音声*1、制御信号を伝送可能。フルHD映像なら最長150m、4K映像なら最長50m伝送できます*2。プロジェクターまでのケーブルを1本化でき、システムの簡素化とコスト削減に貢献します。
*1 プロジェクターに音声機能がない場合、音声の伝送はできません。
*2 ET-YFB200は4K信号には対応していません。1080/60p(1920 x 1080ドット、ドットクロック148.5MHz)以下の映像は、ET-YFB200と組み合わせてロングリーチモードで使用した場合に最長150mの伝送が可能です。映像送出機が対応していない場合の最長伝送距離は100mです。
運用の信頼性を高める「バックアップ入力」機能
万一、メインの入力信号が中断された場合にも、瞬時にバックアップの入力信号にスイッチ。ほぼシームレスに映像の復元が可能です*。映像を中断させてはいけない環境での信頼性を高め、安定した運用を実現します。
* プライマリー/セカンダリー入力の組み合わせは固定です。プライマリー信号(またはセカンダリー信号)が中断された際に、自動的にセカンダリー信号(またはプライマリー信号)に切り換わります。プライマリーおよびセカンダリー入力信号が同じである場合にのみ、バックアップ入力設定が有効になります。
コンバーゼンス調整機能
設置の柔軟性と多用途性を向上させるため、PT-RQ22KJは「コンバーゼンス調整」機能*を新たに搭載。垂直・水平方向ともに0.25画素単位で調整でき、コンバーゼンスの調整時間を節約します。
* クワッドピクセルドライブ:オフ時やサイマル入力時にも使用可能です。4K映像は2320 x 2400ピクセルに変換されます。調整後の画質は先鋭感が劣化します。一時的な機能としてご使用下さい。
Smart Projector Control 対応
「Smart Projector Control」アプリケーションは、iOS/Android™端末*1からプロジェクターをコントロールできるワイヤレスソリューションです。お持ちのスマートフォンまたはタブレットにアプリをインストールし、プロジェクターと無線LAN(Wi-Fi)接続することで、電源のオン・オフやステータスの確認、入力信号の切り替えなどを端末から行うことができ、OSDメニューが出せない状況での機材設定を容易にします。この他、レンズ調整やテストパターンの切り替えに加え、最長30 m*2離れた位置からの自動フォーカス調整*3にも対応。お持ちのスマートフォンをリモコン感覚でお使いいただけます。
*1 iOS/Android™端末に対応(無料)。対応端末やOS については、App Store またはGoogle Play をご覧ください。アプリケーションに搭載されている一部機能は、本製品ではご利用いただけない場合があります。
*2 300型スクリーンを投写した場合。100型スクリーン投写時は3 mになります。
*3 一部の端末は対応していません。
※ オートフォーカス機能は、ファームウェアのメインバージョンが 5.02以上の場合に設定できます。詳しくはPASSをご確認ください。
リモコン操作による幾何学ひずみのフリーグリッド(任意補正)機能
従来の幾何学ひずみ補正機能に加え、任意のグリッド数や制御点で補正が可能なフリーグリッド(任意補正)機能を新たに搭載。2 x 2、3 x 3、5 x 5、9 x 9、17 x 17のグリッド数や、ポイントと垂直・水平ラインの制御点を選んで補正できます。また、それぞれのグリッド数と制御点で補正したデータを初期化することなく、別のグリッド数と制御点に引き継ぐことも可能。より柔軟な設置調整をリモコンひとつで実現します。
* 最新のファームウェアにアップデートする必要があります。会員制サポートシステム「PASS」へ登録していただくと、ご自身でファームウェアを最新版にアップデートできます。PASS URL: https://panasonic.biz/cns/projector/pass
幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット
より柔軟な幾何学ひずみ補正・設置調整を可能にする無料ソフトウェア「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア」(Geometry Manager Pro)をご用意。オプションのアップグレードキットET-UK20を適用することで、パソコンを用いた補正範囲の拡大やマスキングなどの拡張機能が利用できます。さらに自動スクリーン調整アップグレードキットET-CUK10を使用すれば、複数プロジェクターのセットアップ調整を自動的に行うことも可能。市販のカメラとパソコンをネットワークに接続することで、幾何学ひずみ補正・エッジブレンディング・カラーマッチング・スタッキング・輝度・黒レベルを自動調整できます。
※ 「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア&アップグレードキット」を利用するには、最新ファームウェアへのアップデートとプロジェクターの登録が必要です。会員制サポートシステム「PASS」に登録いただくと、ご自身でファームウェアを最新版にアップデートできるほか、Windows®用「幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア(無料版)」(有償アップグレードキット:ET-UK20/ET-CUK10)のダウンロードや、ET-UK20/ET-CUK10のアクティベーションキーの取得が可能になります。ET-CUK10は、ニコンD5200/D5300/D5500/D5600/D7500に対応しています。これらのカメラを用いてET-CUK10を利用するには、「自動スクリーン調整プラグインソフト」(PASSより無料でダウンロード可能)のインストールが必要です。また、D7500を用いる場合は、幾何学歪補正・設置調整ソフトウェア 6.1.10以降、自動スクリーン調整プラグイン 5.1.10以降のバージョンが必要です。
フレームディレイ任意設定機能
パナソニック製の従来機種と併用する場合、PT-RQ22KJとビデオフレームを合わせることができます。フレームの遅延量の相違を100分の1ミリ秒単位で微調整することで、PT-DZ21K2Jなど従来機種との同時使用時のクオリティが向上します。
さらに機能が充実した「複数台監視制御ソフトウェア」
マップ表示や登録する機器の自動検索など、便利な機能を新たに追加した「複数台監視制御ソフトウェア」に対応。イントラネット内にある最大2,048台のプロジェクターやディスプレイ、周辺機器を登録して状態を監視できます。さらに、異常の通知や異常発生の予兆を検知できるプラグインソフト「予兆監視機能」(有償)も利用可能(90日間無料トライアル)。消耗品の交換や各部清掃、部品交換のおおよその時期を通知し、事前にメンテナンスを実施できるようになります。
* ソフトウェアの機能は対応する機種により異なります。
3チップDLP®プロジェクター共通のオプションレンズに対応
パナソニックの3チップDLP®方式プロジェクター共通のオプションレンズに対応。超短焦点レンズから、ズームレンズまで幅広いラインナップを用意しています。レンタル、イベントなどの設置空間に応じて柔軟に対応でき、コスト削減にも貢献します。対応レンズラインアップにつきましては、アクセサリー・関連製品をご覧ください。
便利な機能・特長
・ 高速スタートアップ&クイックオフ
・ 安全なレーザーシステム
・ 幾何学ひずみ補正機能
・ マルチスクリーンサポートシステム
・ 複数台輝度・色コントロール機能
・ Art-Net DMX、Crestron Connected™、PJLink™に対応
・ DICOMシミュレーションモード
・ 波形モニター機能
・ ダウンタイムを防ぐ電源制御機能
安心して使用できる3年/20,000時間(換算使用時間)*を保証
パナソニックのSOLID SHINEレーザー技術により、ご使用中に、万一故障しても、3年もしくは20,000時間*まで保証いたします。
保証期間について…購入後3年もしくは20,000時間保証*となります。ただし、消耗品類(電池など)およびリモコンは保証対象外となります。
(注)本体購入後、同梱されている「お客様情報+保証書」に必要事項の記入を必ずお確かめの上、大切に保管してください。
(注)保証期間内であっても、有償修理となる場合がございます。
* 3年または使用時間20,000時間(換算使用時間)の早い方となります。
換算使用時間 = A × 1.0 + B × 0.8
A:[運用モード]を[ノーマル][ユーザー1][ユーザー2][ユーザー3]に設定した状態での光源の使用時間
B:[運用モード]を[ECO]に設定した状態での光源の使用時間
主な仕様
PT-RQ22KJ [生産完了] | |
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光出力 | 20,000 lm |
解像度 | 4K+(5120 x 3200 ドット)クワッドピクセルドライブ:オン時、RGB信号入力時 |
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