プロジェクター
氷上のプロジェクションマッピングが
さまざまな競技の盛り上げに貢献
パナソニックは、ロンドン2012の開閉会式演出を支えて以来、最新のプロジェクション技術を駆使して多くの大会を彩り、人々の期待を上回る感動的な体験を届けてきました。今大会においては、30,000 lmクラスの超高輝度3チップDLP®プロジェクターが、各会場を鮮やかな色彩で照らし出し、競技の盛り上げに貢献。明るく高コントラスト、色再現も忠実なこれらのプロジェクターの活躍もあり、本物と見紛うような立体的な映像世界が生み出されました。
国家水泳センター / カーリング
北京2022のカーリング会場は、それまで水泳の施設であった「国家水泳センター」のプールを転用する形で新設されました。氷のリンクとして新たに生まれ変わった4面レーンの上に、パナソニックの3チップDLP®プロジェクター「PT-RQ35K」が、色とりどりな光のアートを投影。美しい映像もさることながら、前機種に比べ40%の小型化を果たすことで、トラスへの取り付けが容易になるなど、演出だけでなく設置・設営の効率化にも貢献しました。
納入機器 3チップDLP®プロジェクター PT-RQ35K x 12台
国家体育館 / アイスホッケー
前年に開催された東京2020では、競技トラックへのプロジェクションマッピングが新たなトレンドを創り出しました。今大会、アイスホッケーの会場となった「国家体育館」のパフォーマンスは、そうしたトレンドの集大成といえます。ホッケーリンクがスクリーンに早変わりしたかのように、めくるめく変幻する光のアートが出現。選手入場の直前に行われたこの演出も、前大会同様、パナソニックのプロジェクターが担いました。
納入機器 3チップDLP®プロジェクター PT-RZ31K x 24台
五裸松体育館 / アイスホッケー
アイスホッケー競技が行われた「五棵松体育館」。ここでも白銀のアイスリンクが、デジタルアートを映す光のカンバスへと早変わり。近未来を思わせる歯車仕掛けの時計や、海をたゆたう白波など、リアルで質感のある3D映像が次々に投影されました。プロジェクションマッピングは3チップDLP®プロジェクター「PT-RQ35K」が担い、熱戦の幕開けを見事に飾りました。
納入機器 3チップDLP®プロジェクター PT-RQ35K x 48台
国家速滑館 / スピードスケート
スピードスケート競技の会場となった「国家速滑館」では、「PT-RQ35K」の映像をつなぎ合わせることで、氷上の100 mトラックにデジタルアニメーションを投写。熱戦の火蓋が切られる直前、会場が最高潮に盛り上がりました。
納入機器 3チップDLP®プロジェクター PT-RQ35K x 24台
首都体育館 / フィギュアスケート | ショートトラックスピードスケート
スピードスケートのショートトラック種目に加え、フィギュアスケートの会場にもなった「首都体育館」。なかでも観客を魅了したのは、フィギュアスケートの終わりを飾ったエキシビションです。光と音が交錯し、湖面のようなリンクに映像が投写される中を、世界を代表するスケーター達が優雅に滑走。紅葉がリンクに舞い散るシーンは、赤色表現に定評ある「PT-RZ34K」の面目躍如といえ、金と紅が織りなす風景を幻想的に映し出すことで、会場全体に深い感動を残しました。
納入機器 3チップDLP®プロジェクター PT-RZ34K x 28台
メインプレスセンター(MPC)
報道関係者の拠点となる「メインプレスセンター(MPC)」でも当社のプロジェクターが活躍。室内の各所に設置された液晶プロジェクター「PT-VMZ60」は、小型軽量ながら6,000 lmの高輝度を実現したポータブルモデルです。今大会では主に、インタビュー等のモニタリング用途で運用され、明るい室内でも見やすい映像を届けました。さらに、省エネルギーな製品設計で、大会初となるカーボンニュートラルの実現にも貢献しました。
納入機器 液晶プロジェクター PT-VMZ60 x 2台