ウェアラブルカメラ映像伝送ソリューション
ウェアラブルカメラ ライブキャストライセンス(現場側:2年間ライセンス)
AG-WCL7CW/AG-WCL7CA(Windows版/Android版)
ウェアラブルカメラ ライブビューアライセンス(本部側:無期限ライセンス)
AG-WCL7VW/AG-WCL7VA(Windows版/Android版)
AG-WCL7シリーズ
主な機能・特長
1台のカメラを最大4拠点で同時視聴可能
臨場感あふれるフルハイビジョン高画質映像の撮影、伝送
地図連携や描画、レポート機能など、現場や本部に役立つ機能を標準搭載
ライセンス管理は全てクラウドに一元化
PCまたは専用タブレットで遠隔視聴・持ち運び視聴が可能
ウェアラブルカメラ映像伝送ソリューションは、エネルギー(電力・ガス)、水道、通信事業、万一の災害派遣など、その現場の最前線にいる作業者の目線映像を遠隔地(本部等)へ共有することができます。現場と本部等とのリアルタイム映像と音声双方向通信で本部等からの業務支援や安全管理を実現し、労働時間の削減や人員配置の最適化、作業効率化、生産性向上に貢献します。
※オープン価格の商品は標準価格を定めていません。
AG-WCL7シリーズ
強み・特長
現場と本部等との高品質なリアルタイムコミュニケーションを実現することで、このような現場課題に貢献できます。
現場と本部のスムーズで正確なコミュニケーション
現場作業の映像による「見える化」
作業者のスキル高位平準化
品質のばらつき防止
安定・安全な通信で多拠点へ同時伝送
どのような現場でもスムーズな通信を実現するためには、高いレベルでの通信の安定性が必要です。パナソニックのウェアラブルカメラ映像伝送ソリューションは、最大4 拠点(本部、支部、現場事務所など)への同時伝送を行いつつ、安定した映像と音声のコミュニケーションを実現します。
最大4拠点で同時視聴。複数拠点へスムーズな情報共有が可能に。
1台の現場側カメラから4台のWindows PCまたはAndroid端末へ映像・音声を同時に配信可能。複数の本部拠点や部門間での情報共有としても活用することができます。
最大12拠点の音声双方向通信で、一斉指示も
1台のWindows PCで同時に最大50台のカメラを接続でき、その中から選択した最大12台のカメラ映像の同時視聴と音声双方向通信が可能(Android端末でモニタリングする場合は最大1台のカメラ側端末と音声双方向通信が可能)。会話によりモニタリング側は各拠点からのリアルタイムな情報を素早く取得することができ、また遠隔地12拠点へ一斉に指示を出すこともできます。
フルハイビジョン映像で、細かな手元作業まで正確に把握
フルハイビジョン(1920×1080/30p)の高画質、低遅延伝送に対応。作業の様子が正確に把握できるため、例えば配線工事などの緻密な作業現場でも役立ちます。
※ワテック株式会社製USBカメラ WAT-06U2D、株式会社ザクティ製USBカメラ CX-WE100/CX-WE300使用時。
安定した接続(QoS)で、ストレスの少ない通信
QoS(Quality of Service)方式に対応。揺らぎの大きい回線環境でも利用可能な帯域を推定し、解像度、フレームレート、ビットレートを自動で制御するため、安定した接続が可能です。
ブレ補正機能でより安定した映像を伝送
作業者の頭部や胸部に装着してもブレの少ない映像の撮影、伝送が可能となるため、遠隔地の作業映像もストレスが少なく正確に把握することができます。
※株式会社ザクティ製USBカメラ CX-WE100/CX-WE300使用時のみ。
記録・通信データを秘匿化する高いセキュリティ性
外部への情報漏えいを防ぐために、記録データのスクランブル化や通信時に暗号化するセキュリティ機能を搭載。また、システム上でカメラの一元管理が可能なため、登録していないカメラをブロックでき、高い秘匿性を確保します。
地図連携や双方向描画、レポート機能など、現場の業務支援に役立つ機能を標準搭載
パナソニックのウェアラブルカメラ映像伝送ソリューションは、ただ映像と音声のコミュニケーションができるだけではありません。現場での利便性を考えた多くの機能によって、作業者と指示者の意思疎通をより円滑にし、業務の効率化に貢献します。
地図連携サービスで作業者の配置を一元管理
複数拠点のカメラ位置をシステム上のマップで一元管理することができます。カメラを持っている現場作業者の位置を把握できるので、人員の最適な配置を検討しやすく、作業を効率化できます。緊急事態時には、作業場所へ移動などの素早い対応指示ができます。
また、カメラ撮影開始時点のデータにも位置情報を記録でき、作業の進捗確認や、撮影データの証跡管理にも便利です。
※地図連携サービスは、モニタリング端末がタブレット表示(タブレットUI)の時は表示されません。
静止画を共有して細かな指示・確認もできるスケッチシェア機能
現場作業者がスケッチシェアボタンをタップすると、映像が静止画として保存、本部と共有できます。共有した静止画上で、相互に文字・記号や手書きを書き込むことができるので、音声双方向通話と合わせて、より正確でスムーズに記録や指示が可能で作業を効率化できます。
レポート作成にかかる時間を短縮できる機能も充実
カメラ側の端末でメモを作成して、現場でレポートの作成が可能。さらに、動画の中で重要な部分にマーキングをする機能や、動画から静止画を切り出してメモに貼り付けることができ、現場で情報を整理し、事務所に戻ったときのレポート作成にかかる時間を短縮できます。
大量のコンテンツも分かりやすく管理
記録動画、静止画、レポートを年月日・作業名毎に一元管理ができ、閲覧も可能。見たいコンテンツをすぐに探すことができ、コンテンツ管理の負担を抑えて、管理者によるスムーズな運用が可能です。
カメラ側の端末にも同時記録
配信中の映像や音声は、モニタリング側のWindows PC※1の他、カメラ側の端末にも記録することが可能。ネットワーク回線が不安定な環境下でも、撮り逃しを防ぐことができます。
※1:モニタリングにAndroid端末をご使用の場合、Android端末への記録はできません。
記録可能時間の目安:
画素数/フレームレート:1280×720/30p
1GBあたりの記録時間:約8分
※記録している時間は連続記録可能時間の目安です。動きの激しい被写体を記録したり、短い動画の撮影を繰り返すと、記録可能時間が短くなる場合があります。
英語表示も可能で、日本語に不慣れな作業者でも安心
アプリケーションの表示言語は日本語と英語が選択可能。日本語に不慣れな作業者の遠隔支援にもご活用頂けます。
かんたん操作、設置・メンテナンス
実際に導入を考える際、課題に挙がるのが、運用の複雑さ。パナソニックのウェアラブルカメラ映像伝送ソリューションは、機器の操作や設置・メンテナンスなどをよりシンプルにし、現場への負担を最小限に抑えます。
導入も、運用も、規模拡大も、スムーズに行える独自クラウドサービス
新しいシステムを構成する際の面倒なプロセスを解消する、パナソニック提供のクラウドサービスが標準機能で使用できます。面倒なルータのポート設定もクラウドサービスから自動で設定されるので、面倒な登録作業は不要です。
ライセンスの管理もクラウドサービスで一元管理。ライセンスが必要になれば1台から追加購入が可能で、小規模な構成はもちろん、500台以上の大規模な構成にも対応でき、規模を拡大する予定があっても安心です。アプリケーションのセットアップもアプリケーションのダウンロード・インストール後、ライセンス情報を入力するだけで登録でき、すぐに使い始められます。
また、インターネット回線※1を使用するため、別途VPN(Virtual Private Network)を構築する必要がなく、通信コストを大幅に軽減することができます。
※1:インターネット回線の契約が必要です。下記の動作確認済みモバイルサービスをご覧ください。
<システム構成例>
「ウェアラブルカメラ ライブキャスト」をWindowsタブレット※2やAndroid端末※2にインストールしてUSBカメラ※1に接続。USBカメラ※1で撮影した映像は、「ウェアラブルカメラ ライブビューア」をインストールしたモニタリング端末(Windows PCやAndroid端末)でリアルタイムに確認することが可能です。
※1:他社製USBカメラを使用(ワテック株式会社製USBカメラ WAT-06U2D※3/WAT-03U2D、株式会社ザクティ製USBカメラ CX-WE100/CX-WE300※4推奨)
※2:動作検証済機器(パナソニック株式会社製 FZ-N1/FZ-G2)
※3:ワテック株式会社製USBカメラWAT-03U2D/WAT-06U2D、パナソニック株式会社製FZ-N1接続時はType Bコネクタ仕様品(標準)、パナソニック株式会社製FZ-G2接続時はType Cコネクタ仕様品を選定ください。
※4:ファームウェア Ver.1.5 にて動作確認済み
ハンズフリーで撮影可能、身につけるカメラスタイル
カメラと専用タブレットのシンプルな構成を実現。カメラを頭部や肩部、専用タブレットを胸ポケットや腰に装着することで、ハンズフリーで現場作業者が見ている映像を撮影できます。
対応機能一覧
機能 | ライブキャスト(カメラ側) | ライブビューア(モニタリング側) | |||
---|---|---|---|---|---|
Windows |
Android |
Windows |
Android |
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同時視聴 | ライブビューア端末1台で同時視聴できる ライブキャスト端末台数 |
- | 最大12台 | 最大1台 | |
マルチストリーミング | ライブキャスト端末の映像を 複数のライブビューア端末へ同時ストリーミング |
最大4ビューア | - | ||
同時記録 | 撮影中の映像をライブキャスト端末や ライブビューア端末に記録 |
〇 SDカードもしくは 端末本体に記録 |
〇 最大12台 |
- | |
遠隔撮影 | ライブビューア端末からライブキャスト端末を 遠隔コントロールして撮影 |
- | 〇 | ||
スクランブル記録 | 記録データのスクランブル化 | 〇 | - | ||
マーキング機能 | 重要なシーンなどにマークを付与し、再生位置を指定 | 〇 | 〇 | ||
スケッチシェア機能 | ライブキャスト端末とライブビューア端末で静止画像を 共有しながらスケッチ |
〇 | 〇 | ||
レポート作成機能 | 静止画の選択とメモの入力で、レポートを作成 | 〇 | - | ||
地図連携サービス | GPS情報により、ライブキャスト端末の位置を システム上のマップで一元管理 |
- | 〇 ※PCモード時のみ。 |
- |
アプリダウンロード
ライブキャストライセンス/ライブビューアライセンスを使用するには別途アプリケーションソフト(無償)のダウンロードが必要です。
For AndroidTM
●Android版ウェアラブルカメラ ライブキャスト AG-SWN7A
●Android版ウェアラブルカメラ ライブビューア AG-NAMS7A
動作確認済みモバイルサービス
NTTドコモ4G(LTE-A)/LTE/3G
- 動作環境のすべてのPCおよび通信機器について動作を保証するものではありません。
- お客様が自作されたPCでの動作は保証していません。
- OSのアップグレード環境での動作は保証していません。
- マルチブート環境での動作は保証していません。
- マルチモニター環境での動作は保証していません。
- グラフィックスプロセッサ(GPU)の切り換え機能を搭載したPCでの動作は保証していません。
- 仮想化OSソフト上での動作は保証していません。クラウド上の仮想化OS環境では動作しません。
- 本ソフトウェアのインストール、アンインストールはシステム管理者権限(Administrator)のユーザーのみ可能です。
- 本ソフトウェアは管理者および標準アカウントのユーザーのみ使用可能です。
- お使いのルータの仕様によってはNATトラバーサルP2P通信ができない場合があります。
- ファイアウォール、プロキシサーバ環境では動作しません。
主な仕様
AG-WCL7CW/AG-WCL7CA/AG-WCL7VW/AG-WCL7VA | ||
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ウェアラブルカメラ ライブキャスト(Windows®/Android™版)AG-WCL7CW/AG-WCL7CA | ||
映像伝送機能 | カメラ映像(送信) | 圧縮方式/画素数(H)/フレームレート |
カメラ撮影機能 | 撮影フォーマット | 圧縮方式/画素数(H)/フレームレート |
ウェアラブルカメラ ライブビューア(Android™版)AG-WCL7VA | ||
映像伝送機能 | 同時視聴が可能なカメラ台数 | 最大1台 |
ウェアラブルカメラ ライブビューア(Windows®版)AG-WCL7VW | ||
映像伝送機能 | 同時視聴が可能なカメラ台数 | 最大12台 |
PC記録形式 | 動画:MP4(映像:H.264、音声:AAC)、静止画:JPEG |
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