お知らせ
「KAIROS バージョン1.4.0」提供開始のお知らせ
フェーダーA/Bモードを追加、Kairos Creatorサブセットソフトウェアを無償提供
2022年12月15日
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 社長・CEO:樋口 泰行)は、業務用ライブ映像制作・配信システム「IT/IPプラットフォームKAIROS」の新システムソフトウェア「KAIROS バージョン1.4.0」の提供(無償)を2022年12月15日より開始いたしました。
新バージョンでは、トランジションフェーダーにA/Bモードを追加、従来からのPGM/PSTモードと選択でき、手慣れた操作方式でライブ・プロダクションを行うことが可能です。
また、GUIソフトウェアKairos Creatorに含まれる3種類の機能をサブセットソフトウェア(Kairos Media、Kairos Painter、Kairos Audio Mixer)として無償提供、ライセンスなしで使用できる仕様になりました。素材の仕込みやオペレーションを複数のPCで分業して行なえます。
加えて、Deltacast FLEXモジュールを用いたSDIエンベデッドオーディオ出力時の接続台数、ポート数の上限が解消され、最大8台、4ポートから各16chの出力が可能になります。
当社はIT/IPプラットフォームKAIROSを通じて、映像制作現場の課題を解決し、よりクオリティを高め、効率的な運用を実現することで、業界に新たな価値を提供してまいります。
KAIROS バージョン1.4.0項目
対象製品:Kairos Core 1000(AT-KC1000T)、Kairos Core 100(AT-KC100T)、Kairos Control(AT-KC10C1G)、Kairos Control(AT-KC10C2G)、Kairos Creator(AT-SFC10G)
- トランジションフェーダーにA/Bモードを追加。PGM/PSTモードとの選択・切換が可能。
- Kairos Creator サブセットソフトウェア提供※。3種類のソフトウェアをライセンスなしで使用可能。
- - Kairos Media (静止画、RAMプレーヤー、クリッププレーヤー)
- Kairos Painter (タイトル制作などペイント機能)
- Kairos Audio Mixer (オーディオミキサー、オーディオプレーヤー) - Deltacast FLEXモジュールを用いたSDIエンベデッドオーディオ出力時の接続台数、ポート数の上限を解消。最大8台、4ポートから、各16chの出力が可能。
※Kairos Creator(AT-SFC10G)ライセンスユーザー対象です。また、Kairos Audio Mixer使用には別途オーディオミキサーオプション(AT-SF005)の購入が必要です。
IT/IPプラットフォーム「KAIROS」について
KAIROS(ケイロス)は、ライブ映像制作・配信における「撮る・創る・映す」を革新するシステムです。IT(ソフトウェア)ベースにより、従来のハードウェアでは避けられなかった映像フォーマットやME数の制約から解放され、GPUの許容する限りシーンやレイヤーを際限なく合成でき、表現力豊かな演出を低遅延で実現します。またインターフェイスをIPベースとすることで、柔軟な入出力数、ネットワーク伝送、クラウドを用いたリモートワークが可能。現場リソースや時間・場所の制約を越え、中継車なし、少数スタッフ、遠隔地スタッフによるライブ放送・配信を実現します。