背景
最先端の照明・映像演出設備により新たな観戦体験
2025年10月に東京・青海に開業した新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」。B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」がホームアリーナとして利用するほか、様々なスポーツや音楽興行などで活用されます。特に「スポーツ」に関して、多様な観戦の楽しみ方の提案や、最新テクノロジーの導入を通じて、次世代スポーツエクスペリエンスの実現を目指します。新たな観戦体験を創出するために最先端の照明設備や映像演出設備「KAIROS」を採用。
導入した理由
多彩な演出を効率的なオペレーションで実現
「TOYOTA ARENA TOKYO」では、国際バスケットボール連盟(FIBA)の認証を受けている最先端照明器具を導入し、競技者のパフォーマンス向上、観客に臨場感のある視認性の提供、きめ細かな光の演出が可能となります。また、国内アリーナ最大面積※1,000㎡超となるセンターハングビジョンとリボンビジョンで構成しています。これら、メインアリーナ内の照明やビジョン、音響を一括制御できる総合演出システムを導入し、試合進行に合わせた多彩な演出が可能となり、会場全体が一体となった圧倒的なエンターテインメント空間を創出します。
※国内のプロバスケットボール興行を行うアリーナとして(2025年6月時点、パナソニック調べ)
システムイメージ図
お客様の声
KAIROS導入について
トヨタアルバルク東京株式会社 小川裕己様は語ります。「一番の決め手は送出システムKAIROSの提案があったときかもしれないです。ひとつのボタンでいろんなことが連動できるというところに非常に大きな魅力を感じました。音響、照明、映像、リモートカメラも操作でき、会場内のリボン・センタービジョンに(KAIROSは)それらすべてが連動できるマルチなプラットフォーム、今までたくさんの音響、照明スタッフが何人もいたところが省人化につながる。事前にプログラムを組んでしまえば、ボタンを押すだけで全てできるのでそういったところも魅力的に感じました」「パナソニックと一緒に走ると決めたのは国内で唯一ワンストップ(設計・開発・施工・保守など)で全部できてサポートいただけるという点が大きかったです。他社製品も当然あったんですけれどKAIROSの方がもっと柔軟でサポートが手厚く受けられるいうポイントであれば選ばない選択肢はなかった」
ダイナミックな演出に貢献
「ご来場いただけるお客様は、おそらく見たことのない演出で試合に集中したりとか、ライブに集中したりとか、そういったところに没入してくれるんじゃないかなと期待しています」「アルバルクが勝利した際には「勝利時演出」という形で会場内を赤く染める演出が出ますけれどそこはパナソニックと作り上げてきたかなと思っていますしなかなか見られない赤いバックのパナソニックの演出が見られるのもおそらくここの勝利したタイミングだと思うので何回もホームゲームで勝利時演出がかけられることを期待してますし楽しみです」
トヨタアルバルク東京株式会社
アルバルク事業部 運営企画室室長
兼アリーナ事業部運営企画室
ICT管理グループGM
小川 裕己様
※所属は納入時のものです。
納入機器
- メインフレーム Kairos Core 2000 AT-KC2000T x 2式
- コントロールパネル Kairos Control AT-KC10C1G x 1台
- Kairos Creator AT-SFC10G
- リモートカメラ AW-UE100K
- リモートカメラコントローラー AW-RP150GJ
お客様紹介
TOYOTA ARENA TOKYO コンセプト「可能性にかけていこう」
スポーツ、モビリティ、サスティナビリティ領域を中心に、様々な可能性が集積し、その可能性が解き放たれる場所となることを目指します。特に、スポーツでは、幅広くスポーツの魅力を届けることに加えて、多様な観戦の楽しみ方の提案や、最新テクノロジーの導入を通じて、次世代スポーツエクスペリエンスの実現を目指します。
所在地:東京都江東区青海一丁目3番1号
URL:https://www.toyota-arena-tokyo.jp