映像制作
映像制作現場の課題
近年、映像技術の進化はめざましく、画質の向上はもとよりライブ配信のニーズが高まるなど多様化する映像制作への対応が求められています。しかし、一方で制作現場は慢性的な人手不足による属人化や、作業量過多などの課題があり、早急な改善が求められています。その解決策としてリモートプロダクションのニーズが高まっています。
こんな課題ありませんか?
- 世の中の変化により、出社や制作現場への移動は最小限にとどめたい
- 映像制作現場では、人手不足による省力化・業務の効率化の課題や制作ノウハウが属人化している
- 映像制作の撮影・編集・管理の各フローが連携できていないため、タイムラグが生じ作業効率が悪い
パナソニックはこう解決します
現場を変えるパナソニックのIPリモートプロダクション
パナソニックは60年以上にわたり放送業界に寄り添うイノベーションパートナーとして歩んできました。カメラ、スイッチャーを始め、さまざまなな放送機器を活用し、その現場に合わせたシステムの提案と構築、さらに運用ノウハウを活用した最適な提案に至るまで多くの実績を残しています。
その実績を基に、制作現場の「撮る」「創る」「映す」という工程を、時間・人・場所に制約されないIPリモートプロダクションを中心とした新しいワークフローとしてご提案し、「業務の効率化」、「コンテンツの質の向上」の両立を目指します。
映像制作の現場を変えるソリューション
撮影ソリューション
映像業務のテレワーク化を実現する統合型クラウドソリューション
IoTクラウドプラットフォームMedia Bridgeは、カメラレコーダー、リモートカメラ、スマートフォンからの映像(ストリーミング、ファイル)をクラウド上で統合管理し、編集といった制作業務や配信業務などへシームレスに繋ぎます。さらに撮影機材の状態監視や制御まで可能にします。ユーザー環境に柔軟に適合し、すぐれた即時性とコスト性を提供。映像共有や管理、配信や制作といったユーザーのワークフローにイノベーションをもたらします。
編集ソリューション
リモート編集システム
通常、収録素材は社内で厳重に管理されているため、編集室でなければ編集作業ができません。この編集作業をリモートで行う場合は、「セキュリティーの強化」・「映像が軽く動くこと」・「映像と音声を遅延なく動作させること」などの課題が発生します。パナソニックのリモート編集システムは、これらの課題を解決し、自宅やサテライトオフィス・カフェなどリモートでの編集作業を可能にします。 ストレスのない編集を実現するスムーズな動作、放送時間までに作業を完了するスピード感、さらに放送局独自の素材管理システムや報道支援システムなどとの連携が実現できます。
制作ソリューション
ライブ映像制作
スポーツ中継やイベントの中継など、映像をリアルタイム配信するライブ映像制作現場では、臨場感を伝える映像制作オペレーションをいかにスムーズに行えるかがカギになります。この現場で求められる課題を、独⾃の⾰新的なソフトウェアによりCPU および GPU の能⼒で映像処理を⾏う、新しいコンセプトとアーキテクチャーを備えたIT/IPプラットフォーム KAIROS(ケイロス)で実現いたします。
KAIROSは、GPUで映像処理をすることにより、ME数やKEY数に制約されないマルチレイヤー構成や、解像度や画⾓にとらわれないCANVASスクリーンなど、⾃由な映像制作が可能です。また IT ベースのオープンアーキテクチャーであるため、ソフトウェアの追加で機能拡張や外部機器との連携が可能。将来的な拡張性を持たせたシステム統合で映像制作現場の業務効率化に貢献します。