写真:Vリーグ会場
写真:Vリーグ会場

排球堂マーケティング株式会社様

実証実験 映像コンテンツ制作ソリューション「KAIROS クラウドサービス」
「KAIROS クラウドサービス」実証実験により、バレーボール国内最高峰リーグV.LEAGUEの公式動画配信サービス「V.TV」にて、オンラインライブ14試合を配信。

課題

コンテンツホルダーである排球堂マーケティング様にとって、ファンや視聴者の方々に届けるためのコンテンツの価値を高めることがミッション。年間400試合以上あるVリーグのライブ配信を実現するために、現場業務を効率化しながら、魅力的なコンテンツの配信が求められていた。

解決策

チームスタッフによるスマートフォンでの現場の撮影映像も含め、ファンや視聴者がより楽しめるコンテンツを配信。「KAIROSクラウドサービス」であることの強みを最大限活かし、現場の機材・人材を最低限に抑え、中継車なしで今までにはなかった映像表現でのライブ配信を実現した。

より視聴者に楽しんでいただけるコンテンツの創出という、コンテンツホルダーとして大事にしていることを実現でき、新たな可能性を感じました。安定的で効率的なライブ配信にご尽力いただいたのも心強かったです。

排球堂マーケティング株式会社 菅原 尚子様
KAIROSクラウド事例_排球堂様

背景

キーワードは「効率化」と「付加価値提供」。ライブ配信における課題への取り組み

一般社団法人日本バレーボールリーグ機構の関連会社として、Vリーグを中心にバレーボールの映像配信やマーケティング活動を手掛ける排球堂マーケティング株式会社様。Vリーグ独自の映像配信プラットフォーム「V.TV」の運営も行っており、V1(Vリーグの中でのトップカテゴリー)だけでも年間400試合にものぼるライブ・オンデマンド配信をいかに効率化するかが課題でした。また、ライブ配信においては、映像が途切れることのない安定した配信の実現も求められていました。さらに、視聴者により楽しんでいただくコンテンツの配信も、独自の配信プラットフォームとしての価値を高めるために取り組むべきこととして掲げられていました。この「効率化」「付加価値提供」への解決策を探る中で、実証実験という形でKAIROS クラウドサービスをご活用いただきました。


実証実験の概要

KAIROS クラウドサービスを活用して、付加価値のある映像を、V.TVのライブ配信で実現

実証実験の舞台となったのは、主にパナソニック パンサーズ(パナソニックのバレーボールチーム)のホームタウンであるパナソニックアリーナにおける試合。KAIROS クラウドサービスを活用して、ファンや視聴者の方々に楽しんでもらえるような付加価値のある映像コンテンツを、「V.TV」で問題なく効率的にライブ配信ができるかを検証しました。
排球堂マーケティング株式会社様には、試合を運営するホームチーム等との各種調整やカメラマンをはじめとしたスタッフの手配、当日の運営体制の整備等をご担当いただきました。一方、パナソニック側はKAIROS クラウドサービスのシステム環境の準備と、スタッフの皆様への映像配信時の操作レクチャーを担当。2022年の1月より毎週1試合、撮影から「V.TV」でのライブ配信やハイライト作成まで実施しました。


写真:会場にはカメラ3台、内1台はリモートカメラを設置
会場にはカメラ3台、内1台はリモートカメラを設置。
写真:スイッチングや実況・解説は会場から離れたリモートスタジオにて
スイッチングや実況・解説は会場から離れたリモートスタジオにて。

実証実験の効果

現場の効率化とリッチコンテンツの配信を実現。トラブルないライブ配信に成功。

配信トラブルもなく、無事に「V.TV」でのライブ配信に成功しました。一般的な配信プラットフォームだけではなく、コンテンツホルダーが運営するプラットフォームでの配信も検証できた点は今回の成果といえます。さらに、排球堂マーケティング株式会社様が課題として挙げられていた次の2つの観点でも、KAIROS クラウドサービスの実用性を確認することができました。
① 効率化:当日の運営、ハイライト映像の制作・配信が効率化されたか
② 付加価値提供:よりファンや視聴者が楽しめるリッチなコンテンツとなったか

①効率化:当日の運営、ハイライト映像の制作・配信が効率化されたか

KAIROS クラウドサービスの活用によってリモートプロダクションを実現することで、現場スタッフのリソースが省力化され、より効率的な当日運営に。「私自身、技術面に関してはそこまで詳しくないですが、遠隔操作が可能な点など今回の実証実験で効率化を実感しました。それによって、例えばファンとの双方向コミュニケーションの活性化など、新たな取り組みに向けた余力が生まれるのではないかと期待が持てます(排球堂マーケティング株式会社・菅原尚子様)」。また、撮影データが即時KAIROS クラウドに伝送できるため、試合終了後すぐにハイライト映像を作成して配信。従来よりも配信時間のスピード感が増したことで、ファンからSNSを通して良いリアクションも届いたとのことです。


写真:リモートカメラの活用は、現場に行くスタッフの削減につながった
リモートカメラの活用は、現場に行くスタッフの削減につながった。
写真:映像データが即時クラウド伝送され、すぐにハイライトの作成に取り掛かることができた。
映像データが即時クラウド伝送され、すぐにハイライトの作成に取り掛かることができた。
写真:ライブ配信のリアルタイム性を損なうことなく、視聴者に映像を届けられた
ライブ配信のリアルタイム性を損なうことなく、視聴者に映像を届けられた。
写真:スイッチングなど、機材の操作もスムーズに進んだ
スイッチングなど、機材の操作もスムーズに進んだ。

②付加価値提供:よりファンや視聴者が楽しめるリッチなコンテンツとなったか

Vリーグのファンから「試合の様子以外の映像も見たい」との声が上がっていたこともあり、今回の実証実験では「マネージャーカメラ」の映像挿入を試みました。各チームのマネージャーが、選手の控室の様子など試合の裏側に密着して撮影した映像を試合開始前・セット間に挿入することで、ファンが喜ぶコンテンツの配信につなげました。「専用のアプリをインストールしたスマートフォンを用いて、各チームのマネージャーに撮影をお願いしました。マネージャーの皆さんからは操作方法が非常に分かりやすく、また録画を停止すると自動でデータがクラウド伝送されるのも便利だったと伺っています。弊社だけでは手が伸ばせなかった領域にもチャレンジできたのは、今回大きな収穫でした(排球堂マーケティング株式会社・菅原尚子様)」。


お客様の声

実証実験を終えて

スムーズに効率よく安定した配信ができたことはもちろんですが、今回特に感じたのは「コンテンツのリッチ化」にも大いに活用できる、ということでした。マネージャーカメラのように、プロのカメラマンではない人が撮影した映像を簡易に配信できることが感覚として得られたのは勉強になりました。今回は実証実験ということでKAIROS クラウドサービスを使っての撮影・配信は1日あたり1会場のみに留まりましたが、実際は同日同時間帯に5~6試合並行することもあります。場所に制約されることなく手軽に配信が可能なKAIROS クラウドサービスの利点を活かして、1拠点で複数試合の配信を行うことができればより省力化・効率化につながるとも感じました。また、準備から当日までシステム面で様々なサポートをしていただいたパナソニックの皆さま、大変心強かったです。今後も、一緒にVリーグを盛り上げていけたらと思います。

写真:菅原様
排球堂マーケティング株式会社 菅原 尚子様

関連機器・サービス

概念図

映像コンテンツ制作ソリューション KAIROS クラウドサービス

映像コンテンツ制作現場の「撮る・創る・映す」ワークフロー全体をクラウド型で提供することで、複数拠点・リモートでの作業を可能にし、多彩な演出をサポートするサービス。


製品写真:AG-CX350

メモリーカード・カメラレコーダー AG-CX350

4K/HDR/10bit収録に応える1.0型ハイエンド・ハンドヘルド。IP(NDI|HX)接続、RTMPストリーミングに対応。


製品写真:AW-UE150W

4Kインテグレーテッドカメラ AW-UE150W

4K/60p出力対応。高倍率ズームと広角撮影により、柔軟な映像制作を実現するリモートカメラ。