障がいの有無にかかわらず、チャレンジ精神に溢れ、
創造性を発揮し共に会社の継続的な業績向上と、仕事を通じた自己実現を支援しています。
障がい者雇用と支援
パナソニック コネクトでは「事業は人なり。ものをつくる前に人をつくる」というパナソニック株式会社が掲げる理念に基づき、人を育て社会の公器として「多様性あふれる風土の実現」と「企業の社会的責任」を果たすことを社員全員が目指しています。 障がいの有無にかかわらず、チャレンジ精神に溢れ、創造性を発揮して、共に会社の継続的な業績向上と仕事を通じた自己実現の双方を追求しています。
障がいのある社員が活躍できる職場づくり
それぞれの職場において、障がいの有無に関わらず、あらゆる社員が気持ちよく働けるようにサポートしています。例えば、研修受講者に聴覚障がいのある社員が参加する場合、手話通訳者の配置や音声認識ソフトの使用による情報保障をおこなっています。また、段差のないフラットな床、明るい照明を採用し、個々にデスクを持たないフリーアドレス制を導入するなどの職場環境の改善を推進しています。更に、障がいのある人の理解をするための教育コンテンツを整備し、全社員が学ぶ機会を持つことで理解を深めています。
また、車椅子使用者の体型に合わせて部材配置や作業机を工夫するなど職場環境を整備するとともに、実習生や会社見学の積極的な受け入れも行っています。
障がい者雇用
日本国内におけるパナソニック コネクトの障がいのある方の雇用率は2.71%です。これからも当社は、障がい者の自立と社会参加を推進する取り組みを継続していきます。
パナソニック コネクト㈱、パナソニック吉備㈱、パナソニック交野㈱の合算
特例子会社「パナソニック交野株式会社」での活動
「障がいのある人たちが主役で誇りの持てるHuman Factory 障がいのある人に優しい会社」を目指すパナソニック交野株式会社。国際障がい者年を契機として障害を持つ人の福祉の増進を図るとともに、障害を持つ人の自立と社会参加をより確かなものにするために、大阪府、交野市、パナソニック株式会社による出資と厚生労働省所管の障がい者雇用納付金制度からの助成による第3セクター方式により、重度障がい者多数雇用事業所として設立されました。
同事業所が目指すのは、「心の通う明るい職場」。障がい者の職業自立を促進するモデル事業所として大阪府が交野市に設ける「障がい者ワーキングエリア」の中に位置し、清潔感あふれる明るい環境のもとで障害を持つ人と健常者がともに日々の生産活動に励み、快適な職場生活が送れるように十分配慮されています。
特例子会社「パナソニック吉備株式会社」での活動
パナソニック コネクト傘下で障がい者の雇用促進を目的として、パナソニック、岡山県、吉備中央町の出資により設立された特例子会社です。岡山県の中央に位置する吉備中央町にあり、国内初の第3セクター方式により重度障がい者用雇用事業所として1981年に誕生。ちょうど40周年を迎えた現在は、業務用デジタルビデオカメラとその周辺機器の組み立て、マスク生産、語学模擬試験用イヤホンメンテナンスなど、主にパナソニック コネクトが取り扱う製品の製造を担当しています。
また、パナソニックグループの国内拠点向けに間接材料の発注および納品管理を行うe-MRO業務を調達会社から受託。通常業務以外でも、一人ひとりの従業員が保有するさまざまなスキルを活かして、障がい者のスポーツ振興や、「岡山吉備高原車いすふれあいロードレース」の運営スタッフボランティアに取り組むほか、地域のリサイクル活動で回収したアルミ缶の収益金を障がい者交流事業に寄付するなど、さまざまな社会貢献活動を実施しています。また、地域貢献活動の一環として、清掃活動ボランティアをはじめとした企業市民活動やCSR活動にも積極的に取り組んでいます。