キャリア形成、意識改革、ワーク・ライフ・バランスの観点からさまざまなジェンダーギャップ解消のためのサポートを展開しています。
第2回 パナソニック コネクト DEIフォーラム: 国際女性デー(2021年度)
日本IBM 代表取締役社長の山口様をゲストに「組織の多様性と女性の活躍」をテーマに対談を実施
2021年度の国際女性デーは「組織の多様性と女性の活躍」をテーマに、DEI推進の先進企業である日本IBM 代表取締役社長の山口 明夫様をお招きし、コネクティッドソリューションズ社(当時) 社長の樋口とのスペシャル対談を行いました。山口様からは、日本IBMの取り組みを紹介いただいたほか、ご自身の経験からのDEIへの思いを熱く語っていただきました。個々人の置かれた環境やスキル、考え方などお互い理解しあえる環境作りに向けて、DEI推進室もチャレンジを続けてまいります。
国際女性デーセミナー(2020年度)
2021年3月8日 国際女性デーにあたり、世界最高齢ITエバンジェリスト 若宮正子さんをお招きし、スペシャル対談を開催!
毎年3月8日は国連が定めた国際女性デー(International Women’s Day)です。コネクティッドソリューションズ社(当時)のDEI推進室では、2021年の国際女性デーに合わせて、世界最高齢ITエバンジェリストであるマーチャンこと若宮正子氏をゲストにお招きし、DEI推進担当役員の山口有希子をナビゲーターにスペシャル対談を行いました。
戦時中だったマーチャンの子ども時代の話に始まり、自ら手を挙げて管理職試験に挑戦した銀行員時代の話、定年退職後にお母様の介護をしながらパソコンやインターネットを活用してさまざまな活動を展開した話などを幅広くポジティブに語る若宮氏から、多くの参加者が元気とパワーをもらいました。
女性リーダー向けメンター制度
女性で活躍している人はいるものの、まだまだロールモデルが少なく将来のキャリアが具体的に描きにくいという女性たちの声を受け、DEI推進室では、2021年度より女性リーダー向けのメンター制度をスタートしています。メンターを務めるのは、パナソニック コネクトのエグゼクティブたち。人を育て、学び合うカルチャーをパナソニック コネクト全体に根付かせるべく、対話を通して女性リーダーたちの自発的かつ自律的な成長を促し、さらなる進化を支援していく計画です。キックオフの場では、メンターとメンティがオンラインで集合し、社外からお招きしたゲストからメンタリングの基本を学びました。
女性リーダー異業種研修
2018年より女性従業員のキャリア形成支援の一環として、異業種他社との交流を通じて、リーダーに必要な視点やスキルを習得するプログラム「女性リーダーのための異業種研修」を実施しています。同研修では、各社の女性リーダーが一堂に会し、リーダーシップやコミュニケーション、チームビルディングなどの知識を習得するとともに、リーダーとしてのあり方やマインドの醸成を図っています。また、複数社からなる混成チームならではのシナジー効果を実感しながら、チーム研究にも挑戦。約半年間のプログラムを通して多くの成果が期待できるとして、非常に満足度の高い研修です。
参加者からは、「女性幹部職はプライベートを犠牲にしながら男性顔負けに仕事をしているイメージだったが、ロールモデルの女性は、むしろプライベートを充実させたい、余力を持って仕事をこなしたいという考え方で、自分もそうありたいと思った」「理想のリーダーシップ像に悩んでいたが、自分の個性を土台に自ら構築するものだと教わり、自分の軸を持つことができた」「経営者であるゲストから、今後リーダーとして目指すべき姿を具体的にご教示いただき大変勉強になった」といった感想が寄せられています。
キャリアストレッチセミナー
パナソニック全社版キャリアストレッチセミナーでは、「リーダーシップ」「経営理念」「経営戦略」「組織開発」「会計」などのスキルセットを中心とした研修を毎年実施しています。2021年度からは、新たに次のような独自プログラムを強化。上司やロールモデル、メンターを巻き込みながらマインドセットに働きかけるアプローチで、管理職候補生の成長とアスピレーションの醸成をサポートしています。
①DEI担当役員とのコミュニケーション
②パナソニック コネクト女性ロールモデルラウンドテーブル
③社外講師セッション(対象者向け)
④社外講師セッション(上司向け)
⑤樋口社長とのコミュニケーション
⑥メンタリング
女性リーダーズトーク
2021年度より、パナソニック コネクトの経営を担う女性リーダーたちが自らのキャリアやワークライフを参加者とともに振り返り、その豊富な経験に基づく気づきや思いをシェアすることで、参加者が自身のキャリアやリーダーシップについて再考するウェビナータイプのイベントを開始しています。
第1回目のトークには、属性を問わず総勢140名が参加。コネクティッドソリューションズ社(当時)常務の山口有希子からキャリアの軌跡や葛藤、大切にしてきた思いが共有されると、参加者の大きな共感を呼びました。具体的には、「モチベーションが高まりチャレンジする意欲がわいた」「自分らしいリーダー像を見つけるヒントを得た」「女性の部下育成に役立てたい」といった感想が寄せられ、従業員の気づきとチャレンジを後押しする場として今後も取り組みを継続していく予定です。
えるぼし
2020年8月、コネクティッドソリューションズ社グループ(当時)の一員であるパナソニックシステムソリューションズジャパンは、女性活躍推進法に基づく取り組みにおいて優良な企業であるとして、厚生労働大臣による「えるぼし」認定の最高評価である「3段階目」を取得しました。「3段階目」は、5つの評価基準すべてを満たした企業に与えられるものです。
これまでパナソニック コネクトでは、ダイバーシティ推進をイノベーションの源泉として考え、世代や社内ポジションなどの違いを意識しながら、さまざまな研修や制度を整えてきました。出産や育児といった女性特有のイベントをはじめ、仕事と家庭の両立が求められる場面に直面しても、多様なワークスタイルや考え方が認められた環境で誰もがイキイキと働きけるように、これからも女性の活躍推進に取り組んでいく考えです。
Panasonic Women's Network(PWN)
従業員リソースグループのPanasonic Women’s Network(以下PWN)は、パナソニックで働く女性の人脈形成と 情報共有のプラットホームです。
自由に繋がりPWNを活用して、社員自身はもちろん 会社としての可能性を広げることを目指しています。
2020年夏に1人の女性従業員が発した「社内の身近なところに女性のロールモデルがいない」という言葉をきっかけに、従業員の有志メンバーが、女性の活躍を支援する「Panasonic Women’s Network(PWN)」を自発的に発足。ロールモデルとなる社内外の女性リーダーが登壇するセミナーを開催したり、女性従業員が比較的少ない技術職にフォーカスして女性技術者を集めたパネルディスカッションを実施したりなど、女性従業員が自分自身でロールモデルや活躍の場を見つけられる機会を提供しています。
また、PWNメンバーからのさまざまな意見や悩み、不満を直接経営層に届けることで、会社全体で解決策を考えるきっかけにもなっています。現在、PWNのメンバーは330名以上に上り、それぞれが自発的に活動し、相談や情報共有ができる場としても活用されています。
Let‘s Talk 協賛
女性の健康について理解を深め、『正しく向き合うマネジメント』の重要性を知ろう!
サンリオピューロランド館長の小巻亜矢氏がリードする「Let’s Talk」は、対話を通して女性たちのQOL向上とエンパワーメントに貢献する活動です。女性の健康にまつわる話題の中で「タブー」とされやすい課題についても、オンラインおよびオフラインで対話する機会を広め、国内外の情報を共有しながら必要なアクションにつながる流れを作り出そうとしています。
パナソニック コネクトはこの活動の趣旨に賛同し、パナソニック コネクトからパナソニック全体、さらには社外にも情報を発信。女性の健康について理解を深め、「正しく向き合うマネジメント」の重要性を啓蒙するべく、2021年度から具体的な活動を開始予定です。どうぞご期待ください。
@2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL No.P1307145