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AVセキュリティ機器

TOKYO 2020 スペシャルサイト

過去最大規模のセキュリティ体制の構築に貢献し
安心・安全な大会運営を実現

平和の象徴であるオリンピック・パラリンピック競技大会に欠かせないセキュリティシステム。今大会は従来のような「オリンピック・パーク」が存在せず、各会場が日本全国に点在していることから、統合的な監視の実現には卓越したノウハウが求められました。パナソニックはこのような課題に柔軟に対処しつつ、約8,000台*のカメラ、約2,500セットのセンサーなど多数のAVセキュリティ機器を提供。競技会場や選手村を含む全48ベニューの警備本部と大会警備本部において、迅速・的確な事態対処が可能な警備運用を実現しました。

* 会場既設のカメラ約1,000台を含めて約8,000台。


オリンピック・パラリンピック ワールドワイドパートナー ロゴ


TOKYO 2020 安心・安全な大会を実現したセキュリティの「現場」

全国48会場のAVセキュリティ機器が統合監視を実現

組織委員会による映像監視システムイメージ


AVセキュリティ機器 組織委員会による映像監視システムイメージ

約8,000台*のセキュリティカメラとセンサーを組み合わせた常時監視を実現

事案発生時にはウェアラブルカメラを装着した警備員が急行

すべての競技会場や選手村の映像は統合管理され、大会警備本部で確認可能


東京2020大会では、過去最多となる33競技339種目が行われ、使用会場は全国のべ48ベニューにまで上りました。競技場・選手村を含むこれらの会場を同時に監視・警備していくため、パナソニックは多数のAVセキュリティ機器を提供。統合的な監視が実現され、安心・安全な大会を下支えしました。

これに加え、事案対処にあたる実際の現場では、大会史上初めてウェアラブルカメラが導入されました。万が一、会場内のどこかで事案が発生した場合は、ウェアラブルカメラを装着した警備員が現場に急行。警備員目線の映像を本部がすぐ確認できるシステムを構築し、正確かつ迅速な事象把握を可能にしました。他にも、事案発生時の指揮命令に関する情報統制や、大会警備に関わる各種システムとの連携、治安機関との情報連携などに貢献。まさしく大会警備の中核システムとなりました。

* 会場既設のカメラ約1,000台を含めて約8,000台。


AVセキュリティ機器 統合監視を実現

大会警備本部

AVセキュリティ機器 統合監視を実現

会場警備本部

点在する会場や海辺をいかに効率的に監視するか

これまでのオリンピック・パラリンピック競技大会には「オリンピックパーク」と呼ばれる区域が存在し、パーク内にあるスタジアムや施設を監視・警備するだけで十分でした。これに対し、東京2020大会にはこのような区域が存在せず、会場は東京、千葉、静岡から北海道に至るまであちこちに点在。その多くは生活圏とバッティングし、海浜に面する会場もみられました。近隣への影響を抑えつつ、全国さまざまな会場を統合的に監視していかなければならなかった本大会は、監視・警備の観点からすると「非常に負担の大きかった大会」といえます。こうした背景から、従来大会を超える大規模なセキュリティ体制の構築と、生活圏に影響を与えない監視・警備の両立が課題となりました。

そこで、AV機器による警備・監視システムの構築を強みとするパナソニックは、組織委員会と連携を取りながら、約8,000台*のカメラ、約2,500セットのセンサーを中心に多数のセキュリティ機器を提供。過去最大規模でありながら、物々しい警備を必要としない効率的なセキュリティシステムを確立し、近隣への影響も最小限に抑えることができました。海浜警備では気球カメラで全体を把握し、俯瞰撮影を実施。海辺の異常を察知すると、高倍率カメラによるズームで詳細を把握し、警備員が速やかに直行できる体制を構築しています。


過去最大規模となるセキュリティシステムの構築に貢献


AVセキュリティ機器 効率的な監視システム

センサー連動による統合的かつ効率的な監視システム

約8,000台*のセキュリティカメラと約2,500台のセンサーを連動させ、全国48会場を統合監視。センサーで異常を感知したカメラが、該当の場所を自動的に映し出す仕組みになっており、警備員はモニター上で把握の上、速やかに事象に対処できる。物々しい警備を必要としない今大会のセキュリティシステムは、生活圏への影響の最小化にも貢献した。

* 会場既設のカメラ約1,000台を含めて約8,000台。

AVセキュリティ機器 気球による俯瞰監視

海浜警備では気球による俯瞰監視を実施

広い海辺の監視では、全体俯瞰による監視と、速やかな人的対処が必要となるため、気球に俯瞰カメラを取り付け、上空から撮影された映像で全体状況を把握。カメラで危険を察知すると、指揮所から警備隊などがすぐさま現場に急行できる体制を構築した。

設計~施工・設置~保守までを一貫してサポート

AVセキュリティ機器の提供だけでなく、現場支援を含めた当社のサービスインテグレーションもまた、安心・安全な大会警備を支える上で欠かせない役割を担いました。セキュリティに関する豊富なスキルやノウハウを持ち、あらゆる現場を知り尽くした当社の人材が、安心・安全の大会に向けてさまざまなサポートを実施。信頼の技術力と、長年の経験に裏打ちされた現場力によって、大会前の設計や、システムの施工設置、大会中の保守運用に至るまでを一貫して支えました。


AVセキュリティ機器 設計~施工・設置~保守の一貫したサポート

今大会を振り返って(組織委員会 岩下様より)

「夏季オリンピックは競技数が膨大であり、同時に多数の会場を警備する必要があります。特に東京2020大会は、オリンピックパークがなく各競技会場等が分散配置された大会であったため、いかにして効率よく質の高い警備を同時に実施するかが課題でした。

その結果辿り着いたのが、パナソニックの手による映像監視システムの導入です。約8,000台*のカメラと連動するセンサーからなるシステムを構築し、マンパワーによる監視を補うとともに、全てのカメラ映像を各会場の警備本部のみならず大会警備本部で閲覧・操作できるようにしました。

これらの映像は、警備部門のみならず組織委全体としての意思決定を支えるとともに、治安機関、関係機関との協力の基礎にもなりました。コロナ禍の中で東京2020大会が安全安心のうちに終えることができたのは、こうした過去大会では例がない映像監視の取組みがあったからこそと考えます。」

* 会場既設のカメラ約1,000台を含めて約8,000台。

公益財団法人
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会警備局 局長
岩下 剛 様

今大会の経験を活かし、さらに安心・安全な社会づくりへ

生活圏にある競技施設を含め、全国48会場にまたがる統合的な監視・警備を実現できた今大会。今後はそのフィールドをさらに拡げ、お客様の運用を理解し最適なソリューションを提案していくインテグレーション力や、安全・高品質なフェールドエンジニアリング、そして、パナソニックが持つ高機能エッジデバイス、AI技術などを活かし、安心・安全な社会づくりに貢献していきます。


パナソニックのセキュリティ


AVセキュリティ機器 ソリューション提案

お客様の運用に寄り添い
解決策を共創する文化

顧客運用を理解し最適なソリューション提案

AVセキュリティ機器 フィールドエンジニア

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メーカーならではのお客様目線での対応と約50年以上の経験

AVセキュリティ機器 監視カメラと世界最高水準の顔認証技術

高機能エッジデバイス、
AI画像センシング技術

国内シェア1位の監視カメラと世界最高水準の顔認証技術

納入機器 (一覧)


* 会場既設のカメラ約1,000台を含めて約8,000台。

関連リンク

Panasonic Official Olympic & Paralympic Website

パナソニック公式オリンピック・パラリンピックサイト

監視・防犯システム

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