東京油槽株式会社様

老朽化したセンサー設備をリニューアルし、同時に夜間の桟橋などの様子も映像で確認したい

35年にわたり石油製品をはじめとする液体危険物貨物を中心に総合物流センターとして、日本の産業を支える一翼を担ってきた東京油槽株式会社様。川崎港に面した岸壁・桟橋の安心・安全をチェックする侵入防止システムのセンサーが老朽化し、リニューアルを考えておられました。同時に、セキュリティカメラを入れて万一のために映像記録も残したい、というご要望もありました。

普段、照明の灯り以外は真っ暗になる岸壁を鮮明画像で確認できることが、大きな決め手に

東京油槽株式会社の安藤様は、こう振り返ります。「パナソニックは、当社の協力会社から紹介されました。セキュリティカメラはパナソニックがおすすめです、と。“いったいどのくらい見えるんだろう？”という興味本位もあり、デモをしてもらいました。そうしたら凄い。当社は夜、照明の灯り以外は長い岸壁が真っ暗になります。しかしパナソニックのセキュリティカメラはとても鮮明にハッキリ見えました。この画質の良さが大きな決め手の１つです。また、当社は川崎港に面しており、耐重塩害仕様のカメラだったことも重要でした」

センサーとカメラの連動により、侵入者検知の画像を記録として残せるようになった

東京油槽株式会社様のセキュリティカメラシステムは、これまでセンサー検知だけだった侵入防止システムにセキュリティカメラを連動させています。外付けのセンサーが感知した侵入者を瞬時にカメラがパン・チルト・ズームで対象箇所の映像を記録できます。
「セキュリティカメラは24時間稼働していまして、夜中は守衛が警備で巡回します。監視カメラの記録にはその様子が鮮明画像で残されています。あってはいけないことですが、万一の時も証拠として提出できますので、セキュリティカメラを入れて良かったと思います。施工もパナソニックの施工部門が担当されたのですが、沿岸部という環境を考慮した施工の提案や、防爆環境の対応もしていただきました」

センサーが検知すると、音と光で守衛室に通知。光の色で検知場所がすぐわかる

リニューアルされたセンサーが侵入を検知すると、瞬時に守衛室にあるパトランプが光と音で通知します。守衛の方は、長い岸壁のどこで検知されたかが光の色ですぐにわかり、迅速に駆けつけることができます。
「当社は1号桟橋から3号桟橋まで海に面したエリアが広いので、どこでセンサーが検知したのかすぐわかるのは助かります」

光学21倍ズームで人物を自動で拡大するなど、細かな設定が役立っている

センサーと連動したPTZカメラは、被写体の「顔」と動体位置をカメラが学習し、「顔」部分のみを高精細データで送信することで大幅に帯域削減する顔スマートコーディング技術を搭載。また、独自のインテリジェントオート機能により顔の位置を自動判別して明るさを調整することによって、照明のある個所など背景の明るさが変化したときの顔の判別性を向上させています。
「センサーが検知した所を自動でズームしてくれることを始め、細かな設定ができるのも使い勝手が良いですね」

危険エリアに入りそうな釣り船の監視も可能

「この辺りは釣りのスポットにもなっていて、釣り船が桟橋のほうに近づいてくることもあるんです。画像で確認して危険な場合はスピーカーで退去を促すこともできます」

• ネットワークカメラ（耐重塩害屋外PTZタイプ） WV-S6530NS
• ネットワークディスクレコーダー WJ-NX200/05
• センサー一式
• 表示灯
• NWスイッチ

社内で稟議に掛けた際、セキュリティカメラのデモの画質の良さに参加者の大多数が導入に大賛成

パナソニックのセキュリティカメラは耐重塩害仕様で、実績もある。敷地が海に面している当社のセキュリティカメラにふさわしい性能・機能を備えています。また、デモで見せていただいた夜間の画質が抜群に良かったんです。社内で稟議に掛けた際にも、出席者の大多数が「素晴らしい」という意見でした。
実際に導入後も、画質の良さには満足しています。