【業界特化の特別企画】
大型構造物や現場での作業向け
溶接・切断製品 特集ページ
本ページでは、大型構造物やその構成部品の溶接作業を行うお客様に向けて、おすすめの製品やサービス、お役立ち情報をご紹介いたします。
現在ご使用中の溶接機を選定した理由は何ですか?
- 今使っているものと同じものが、現場にとって一番使い勝手がいい。
- 今の付帯機器を使うためにも、同じ機種を選定しなければならない。
- 今使っているものが、一番コストパフォーマンスが良い。
本当にそうなのか、いつもと同じ溶接機をいつもと同じ仕様で予算取りをする前に一度考えてみませんか。
今回は、新発売の溶接機に注目してみました。
お客様の目指すものづくりの最適解に、少しでもお役立ちができれば幸いです。
【大型構造物向け】YD-500EL3HAEの特長4選
1.省エネ性能の進化でランニングコスト低減に貢献
※上記数値は目安であり、保証値ではありません。お客様の使用状況や環境によって値は変化するため、現場での再現性を保証するものではございません。
※各消費電力の値は当社実験環境下(大阪府豊中市内)での平均実測値です。省エネ回路の動作は考慮していません。
※本シミュレーションは製品の生産終了時期を考慮していない参考情報です。本内容は製品の生産期間や部品の供給期間と一致するものではなく、保証するものではございません。
※グラフはイメージです。お客様の各製品の実際のご購入金額、電気代などの要因で結果が変わる可能性があります。
※記載の経過年数は保証値ではありません。また、各溶接電源の価格を拘束するものではありません。
2.ガス代をムダにするリスクを低減
大型構造物を溶接されるお客様に好評をいただいている省線ケーブルですが、特殊ガスホースの断線時にはガス漏れのリスクがありました。
500EL3HAEでは、溶接電源本体にガスバルブを標準搭載し、このリスクを低減することでロスコストのリスク低減に貢献します。
※本機能は詳細メニューからON / OFFの設定が可能です。
※本機能の有効時には、溶接電源のガスバルブは溶接トーチのスイッチONと同期して開閉します。
3.【省線ケーブルとは】ケーブルが3 本から2 本になり軽量化を実現
大型のワークへの溶接に対応するためには、溶接電源と送給装置間のケーブルを標準よりも長くして使用することが一般的です。
従来の溶接機※では溶接機、送給装置間のケーブルは3 本でしたが、YD-500EL3HAE、CL4シリーズでは、2 本に省線化しました。
これにより、40 m延長した際のケーブル重量は約20 kg軽量化※され、作業者負担が軽くなり機動性を向上します。
※従来の溶接機とはパナソニック製 半自動溶接機YD-500KR2を指し、重量の比較も同機種との比較です。
4.CL4シリーズの周辺機器を活かすことができる※
同じ省線ケーブルのコンセプトでご愛顧をいただいておりますサイリスタ制御 半自動アーク溶接機 CL4シリーズの周辺機器との互換性を実現しました。
すでにCL4シリーズをご使用いただいてるお客さまには、ご使用中の周辺機器の活用を前提とした設備計画をいただけます。
※特殊仕様品とは互換性がない可能性があります。出荷後の改造された部分や、お客様手配のアダプタやカプラとの接続可否にお気を付けください。
【まとめ】
YD-500EL3HAEは、4つの「低減」でお客様にお役立ちします。
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消費電力の低減
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ガス漏れによるロスコストの低減
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延長ケーブルの軽量化で現場負担を低減
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互換性確保により設備コストを低減
関連製品
【大容量】YD-630FR2HAEのご紹介
大容量 溶接機のメリット3選
① 溶接電源の使用率が高い
溶接している時間を長くしたり、使用頻度を上げたいが、溶接電源の使用率が気になっているという方へ、630FR2HAEは定格出力電流630 Aで使用率100 %を実現しました。
② 溶接速度アップで作業効率向上
高い使用率だけでなく、定格出力電流が630 Aあるためワイヤ径を太くすることで、電流電圧を上げて今よりも溶接速度を上げられる可能性があります。
③ 延長ケーブル使用時も安定出力
延長ケーブルは長くなるほど実効電圧が低下し、設定値よりも電流が下がってしまうことがありますが、定格出力電圧が55 Vあるため、高電流域でも安定した溶接ができます。
YD-630FR2HAE 実際の溶接動画
1 台3 役で設備効率も作業効率も向上
半自動アーク溶接だけでなく、ガウジング機能と直流アーク溶接機能を搭載した複合タイプのご紹介です。
この溶接電源一台で複数の作業が行えるため、現場で必要な設備を最小限に抑えつつ、作業効率の向上に貢献します。
【製品ラインアップ】半自動アーク溶接 / ガウジング / 直流アーク溶接 兼用タイプ
【エアーで切断 + ガウジング】YP-060PF3 / YP-080PF3
エアプラズマ切断機でガウジング作業も可能
エアプラズマ切断機YP-060PF3およびYP-080PF3では、切断作業だけでなく、トーチ先端の部品と本体の設定を変更することでガウジング作業も行えます。
ガスを使用せずエアーで切断し、カーボンを使わないガウジングを実現することで、現場での作業性が向上します。
※YP-035PF3にはガウジング機能は搭載されていません。
YP-080PF3 切断動画
YP-080PF3による軟鋼 / 板厚19 mmの切断動画です。
非鉄金属の切断も可能です。
YP-080PF3 ガウジング動画
YP-080PF3に搭載されたガウジング使用時の動画です。
チップの交換と設定変更のみでご利用いただけます。
自動化事例ご紹介
パナソニックでは、溶接工程の自動化に関する提案も行っています。
人の手でしか溶接できないと思われる大型のワークや構造物に対しても、豊富な施工経験と設計の知識を活かし、最適なソリューションをご提供いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
橋梁ワーク
ロボット3機とスライド機構を使用し、大型ワークのタクトタイム短縮が可能です。
建機 ブーム部品
ロボットを天吊仕様にすることで、下向きの高品質な溶接とタクト短縮を両立します。
大型パイプ部品
ロボットとポジショナー2台の組み合わせ。ロボットを可動させることで1台で長尺ワークにも対応可能です。
溶接ロボット 関連製品
溶接ロボットシステム「TAWERS」
「TAWERS」は溶接電源融合型ロボットシステムです。優れた溶接性に加え、溶接テーブルや便利な機能をソフトウェアバージョンアップ※により追加することができる特長があります。500 A出力が可能な「ハイパワーTAWERS」もラインナップしています。
※バージョンアップは当社指定サービスマンによる作業となります。
ワークのズレを補正するセンサー機能
大型のワークにおける溶接位置を一定に保つことが困難という課題を解決するためにいくつかのオプションをご用意しています。
・タッチセンサ機能: ワイヤをワークに接触させることで、ワークのズレを補正します。
・アークセンサ機能: 溶接中にウィービングを行いながら、熱による歪みで生じる溶接線のズレを補正します。
※各機能の適用可否については、事前に検証の上ご判断ください。
オフラインティーチングソフト
オフラインティーチングソフト「DTPSⅢ」では、PC上の仮想空間内でシステムを構築し、教示作業だけでなく、ロボットの機種選定、レイアウト構想、姿勢確認、干渉チェックなど、さまざまな作業やシミュレーションをインターネットに接続されていない状態でも行うことができます。
ロボットの導入・更新に関する無料相談受付中
初めてロボットを導入したい、ロボットの更新を検討したいというお客様に向けたご相談窓口を開設いたしました。
導入検討における実機での溶接施工のご要望もお気軽にご相談ください
※下記リンクをクリックし、専用フォームにご記入ください
※現地でのお打ち合わせも受け付けております。
※導入検討以外のお問い合わせはフリーダイヤルへお電話ください。
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展示会・各種講習会
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