活用シーン
映像コンテンツの制作からライブ配信まで、どんなシーンでも思いのままに
映像制作現場の規模やニーズに最適な活用シーンをご提案いたします。
1.撮影後すぐに、映像コンテンツの編集・制作をしたい
インターネットやスマートデバイスの普及により、オンライン配信のニーズが高まる中、撮影した映像素材の編集・制作にも即時性が求められています。
KAIROS クラウドサービスは、撮影した素材をクラウド上に即時伝送できるため、自宅やオフィスなど場所に制約されることなく、撮影後すぐに編集業務に取り掛かることができます。撮影場所と制作拠点が離れていても、編集素材自体の物理的な移動時間が無くなることで、制作時間を大幅に短縮します。また、遠方で撮影した映像を即時確認できるため、撮り直し指示などのディレクションも遠隔から可能に。さらに、スマートフォン(※)で撮った素材をクラウドに伝送することで、手軽にタイムリーな情報を映像にインサート。突発的な映像の差し替えが必要になった際にも素早く対応でき、より新鮮な映像コンテンツを届けることができます。
(※)専用のアプリケーションのインストールが必要です。
≪具体的な活用例≫
スポーツのハイライト、通販番組、旅番組、報道用の映像など
2.スマートフォンやノートパソコンのみで手軽に見ごたえのあるライブ配信がしたい
「ライブ配信をしたいけど、本格的な機材を準備するのは難しそう。でも、単調な映像だけでは観る人が楽しめない」そんなシーンにおすすめです。
KAIROS クラウドサービスは、スマートフォン(※)で撮影した映像をLTE回線でデータ伝送・配信が可能なため、ネットワーク環境の構築が難しい場所でも、手軽に撮影できます。また、撮影した映像素材はそのままクラウドに伝送されるため、GUIソフトウェア「Kairos Creator」をインストールしたノートパソコンを操作することで、遠隔地からのスイッチングにも対応。汎用機材だけで、映像表現の幅を広げ、場所に制約されず、準備・撤収時間を短縮した効率的なライブ配信が実現できます。
(※)専用のアプリケーションのインストールが必要です。
≪具体的な活用例≫
小規模なスポーツの大会、新商品のプレスリリースイベント、入学式・卒業式、結婚式など
3.本格的なスポーツの試合でライブ配信をしたい
撮影から制作・配信のワークフローをクラウドでつなぐため、中継車の手配や大型の機材、システム構築にかかっていたコストを低減した運営が可能となります。撮影では、リモートカメラを利用することで、遠隔でのオペレーションによる現場スタッフの省力化にもつながります。さらに、遠隔地からは、複数のカメラ映像のスイッチングのみならず、映像のスローモーションや、ハイライト編集をリアルタイムに配信できるため、従来の中継車を用いた配信と同じように臨場感ある試合中継を視聴者に届けられます。より準備時間を短縮させたいお客様には、配信に必要なシステム一式が揃ったコントロールルーム「KAIROS Connect Center」(東京・大阪)もご用意(※)しています。
(※)ご利用には別途費用がかかります。
≪具体的な活用例≫
スポーツの大会(野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ゴルフ、ラグビー、テニス、モータースポーツなど)
4.複数会場のイベントを同時にライブ配信したい
2元中継など、離れた場所で撮影している映像の同時配信をより臨場感溢れるものに。
セミナーや社内イベントなど、複数拠点をつないだオンラインミーティングの活用が増える中、撮影したカメラ映像をそのまま配信するのみではどうしても映像が単調になり、拠点によって参加者の熱量にギャップが生じてしまいがちです。
KAIROS クラウドサービスを活用することで、手軽に複数拠点の映像を、イベントの様子にあわせてリアルタイムにスイッチングできるようになります。また、複数のカメラ映像を組み合わせた映像配信など多様な演出を行うことで、参加者全員が同じ場所に集まっているような体験を提供できます。クラウドの配信システムとソフトウェアベースのスイッチャーにより、各撮影場所で必要な機材もスリム化され、従来よりも手軽な複数拠点同時配信が可能になります。
≪具体的な活用例≫
拠点が複数ある企業の社内全体総会、複数の登壇者が別拠点にいるオンラインセミナー、トーナメントなど複数の試合が同時進行するスポーツの大会