シーリングアレイマイクロホン
発話者の声を天井から収音。
自然な音声でストレスフリーなハイブリッド会議・授業を実現
オープン価格
強み・特長
シーリングアレイマイクロホン
WX-AM800のご紹介
シーリングアレイマイクロホン
WX-AM800 商品概要
1.ハイブリッド環境でのスムーズなコミュニケーションを実現
ハイブリッド会議や授業で円滑なコミュニケーションを行うためには、まずはリアル側の参加者の声を的確に収音し、オンライン先に音を届けることが必要です。
シーリングマイクは、教室・会議室の天井に設置し、同時に複数人の会話を収音できるためスムーズなコミュニケーションを実現します。
ビームフォーミング技術で、狙った場所や発話者の声を的確に収音
ビームフォーミング技術とは、複数のマイクに届く音量の差や到達した時間の差をもとに指向性を制御し、特定方向の音を強調する技術です。
この技術により、狙った場所や話者の声を的確に収音でき、複数人の同時発話(最大4者)も対応できます。
ハイブリッド会議や授業を行うたびに1人1人にマイクを準備する必要がなくなり、簡単に効率的に運用できます。
また、シーリングマイク1台で9m×9mの範囲を収音し、同一部屋内に最大4台まで設置できるため広い会議室や講義室にも対応できます。
レイアウトや運用方法にあわせた収音エリア設定で、円滑な会議・授業を促進
収音エリアの設定を行うことで、無駄なノイズの入り込みを防ぎ、参加者の発言をのがさず収音することができます。
収音エリアは最大4つまで、除外エリアも最大4つまで設定することが可能です。ビームを動的に割り当てることができる「ダイナミックエリア」、ビームを固定的に割り当てる「スタティックエリア」、騒音源の音を収音させない「収音除外エリア」等で、ユーザーの使用環境や運用に合わせて設定することができます。
収音エリアの設定は、ソフトウェアのMicrophone System Configuration Center (MicCC)から行えます。
音声処理機能で、より快適な音環境を構築
シーリングマイクは、以下の音声処理機能を搭載しています。各種⾳声信号処理の設定、調整はソフトウェアのMicrophone System Configuration Center(MicCC)のオーディオ設定から行います。
■AEC(アコースティックエコーキャンセラー)
リアルとオンラインでのハイブリッド形式での会議・授業で、オンライン先からの音声がオンライン先に戻ることで発生するエコーをキャンセルすることができます。
■AGC(オートゲインコントロール)
収音した⾳声のミキシング時にレベルを⾃動的に合わせ、音量のバラつきを軽減し、オンライン先に送る音声をより聞き取りやすくします。
■DNR(デジタルノイズリダクション)
プロジェクターや空調システムなどの環境要因によって⽣じたバックグラウンドノイズを⼤幅に低減することで、クリアな音声を収音できます。
■PEQ(パラメトリックイコライザー)
収音した⾳声に対して周波数特性を4バンドで調整することができ、参加者はより明瞭な音声で聞くことができます。
■HPF(ハイパスフィルター)
収音した⾳声に対して低域のノイズがカットされて声の明瞭度が上がり、聞き取りやすい音声にすることができます。
Danteオーディオネットワークによる音声出力に対応
Dante®出力に対応しており、チャンネルごとおよびミキシング出力が可能です。
12種類のオーディオ信号のうち8種類の信号をDante®出⼒チャンネル(8チャンネル)に割り当てることができます。
・Dante®とは?
Dante®とは、Audinate社が開発したオーディオネットワークの規格です。
ギガビットイーサネットネットワーク上で、最大512chの非圧縮のオーディオ信号を低遅延で伝送することができます。
※Dante®︎およびAudinateはAudinate社の登録商標または商標です。
2.機器連携で、ストレスのない、臨場感のある会議・授業が可能
シーリングマイクは単体でもハイブリッド会議・授業を行えますがワイヤレスアンテナユニットやリモートカメラといった機器と連携することで、さらに快適かつ臨場感のあるハイブリッド環境を作り上げ、コミュニケーションを活性化させます。
シーリングマイクとワイヤレスマイクの併用が可能
シーリングマイクにワイヤレスアンテナユニット(WX-AU202)を1台接続することで、1.9GHz帯ワイヤレスマイクを2本、シーリングマイクと併用して使用できます。
ワイヤレスマイクでの室内拡声中は、シーリングマイクがエコーを低減し、オンライン先に自然な音声を届けることが可能です。
例えば、ハイブリッド授業では学生の声をシーリングマイクで、講師の声はワイヤレスマイクで収音し室内でも拡声を行うことで、リアル側もオンライン側も聞き取りやすい環境を構築することができます。
パナソニック製リモートカメラとの連携で、発話者に自動でカメラの向きを切り替え可能
シーリングマイクが発話者の位置を特定し、自動でリモートカメラの向きを切り替えることが可能です。外部機器やソフトウェアによる制御は不要で、シンプルな機器構成で連携を実現できます。
リアル側のカメラ映像が部屋全体のみで各参加者が小さく、誰が発言しているのかわからないといったハイブリッド会議で生じる課題を解決することで、より臨場感のある会議や授業を行うことができます。
またカメラのエリアは、シーリングマイクで16エリア、ワイヤレスマイクで2エリア設定できるためユーザーの使用用途や部屋のレイアウトにあわせてフレキシブルに対応できます。
※シーリングマイク1台に対し、連携可能なリモートカメラは1台です。
※シーリングマイクとリモートカメラの連携は、現在発売中のすべてのパナソニック製リモートカメラで対応可能です。(2023年10月現在)
3.ユーザーの使用環境や運用にあわせた設置・設定
天井への設置は、スペースが限られていることから様々な教室や会議室で利用できるように設置の柔軟性が求められています。
また、多数のシステムを導入している企業や学校では、機器の管理の手間を削減し、効率よく運用していくことが重要です。
4種類の設置方法で、柔軟に設置可能
天井への設置は、スペースが限られていることから設置の柔軟性を重視した設計で、40㎝×40㎝のコンパクトサイズを実現。
お使いの環境に合わせて天井埋込、天井取付、ワイヤー吊り下げ、VESAマウント金具取付の、4つの設置方法から選択可能です。
役員会議室などの重要なコミュニケーションが行われる場や意匠にこだわった空間でも、違和感なく溶け込みます。
※VESAマウント、ワイヤー吊り下げ用のワイヤーは別途ご準備ください。
設置動画
シーリングアレイマイクロホン
WX-AM800 天井取付
シーリングアレイマイクロホン
WX-AM800 天井埋込
シーリングアレイマイクロホン
WX-AM800 ワイヤー吊り下げ
シーリングアレイマイクロホン
WX-AM800 VESAマウント金具取付
ソフトウェアで設定、運用、管理までサポート
ソフトウェアのMicrophone System Configuration Center (MicCC)は、シーリングマイクシステムとパナソニック製の1.9GHz帯デジタルワイヤレスマイクシステムの各種設定や状態取得が可能です。
ワイヤレスマイクも同じソフトウェアで管理できるため、別々の部屋にある複数のシステムを一元管理することができます。
寸法図(単位 mm)
※製品の仕様、付属品およびデザインは予告なく変更する場合があります。
※記載内容は、2023年12月現在のものです。
- 製品画像
主な仕様
WX-AM800 | |
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電源 | PoE+(IEEE802.at) |
消費電力 | 最大18W |
周波数特性 | 100 Hz~16 kHz |
指向性 | ビームパターン |
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ガイダンスの5番を押してください。