お困りごと解決事例- スパッタ除去工数削減
お困りごと:スパッタ除去の工数が減らせない
溶接時の最大の課題、その1つがスパッタの削減です。
お客様のお困りごと
■スパッタ除去に時間がかかる
■スパッタの付着で溶接外観が悪くなる
標準のCO2溶接
母材:軟鋼、板厚:2.3mm、ワイヤ径:φ1.2mm
溶接電流:170A、溶接速度:50cm/分
標準のCO2溶接は特に200A付近でスパッタ発生量が増加
動画(標準CO2溶接のスパッタ飛散)
解決策:スーパーアクティブワイヤ溶接法の採用
・スーパーアクティブTAWERSなら、300Aでも極低スパッタ溶接(CO2溶接なら最大75%、MAG溶接なら最大90%近くスパッタを削減)
・スパッタ除去工数の削減が可能
・超高速溶接にも対応
スーパーアクティブワイヤ溶接法とは
溶接ワイヤが正送と逆送を繰り返す高精度な送給制御。ワイヤの短絡及び開放を確実に行うことでスパッタを抑制します。
結果:スーパーアクティブTAWERSの採用でスパッタ除去工数を削減
標準のCO2溶接
溶接法:スーパーアクティブ工法(TAWERS)
母材:軟鋼、板厚:2.3mm、ワイヤ径:φ1.2mm
溶接電流:300A、溶接速度:120cm/分標準のCO2溶接は特に200A付近でスパッタ発生量が増加。
スパッタの粒の大きさも小さくなり、母材へ付着しにくくなります。