2024.09.02

駅や空港、商業施設などで見かける機会が多いデジタルサイネージ。

静止画や動画など、コンテンツを配信できるデジタルサイネージは広告や集客目的で利用されるケースが多いですが、オフィスでも活用することが可能です。

社員向けのコンテンツはもちろん、来訪者向けのコンテンツも発信できるため、幅広い用途で利用できます。

この記事では、オフィスにおけるデジタルサイネージの概要や設置に向いている場所、導入するメリットについて詳しく解説します。

オフィスにおけるデジタルサイネージとは?設置場所や導入メリットを紹介


オフィスにおけるデジタルサイネージとは

オフィスにおけるデジタルサイネージとは、オフィスの受付やエレベーターホール、会議室や休憩室など、社内に設置するデジタルサイネージを指します。

デジタルサイネージは必要に応じて配信するコンテンツを瞬時に切り替えられるため、社員だけではなく、来訪者に向けたコンテンツも配信できます

主に社内の情報共有を目的として導入するケースが多く、お知らせや売上情報、注意事項などの周知に利用されています。

これまで印刷して配布していた資料や社内通知などがデジタルサイネージに置き換わることで、印刷にかかる紙やインク代、印刷代などがかからなくなるため、コスト削減にもつながります。

デジタルサイネージの設置に向いている場所

ここでは、デジタルサイネージの設置に向いている場所を3つ紹介します。


1)社員が集まる場所

オフィスにデジタルサイネージを設置する主な目的は、情報共有です。

デジタルサイネージで効果的な情報を共有するためには、社員が長期滞在し、目にする機会が多い場所に設置することが重要です。

会議室や休憩室、食堂など、オフィス内の社員の動線を意識して、誰もが通り、利用する場所がデジタルサイネージの設置に向いています。

デジタルサイネージを選ぶ際は、設置するスペースに合ったサイズを選ぶことが大切です。

広いスペースに対して小型デジタルサイネージを設置した場合は目につかない可能性があるため、視認性や視認距離などを意識してサイズを選定する必要があります。


2)外部の人の目に触れる場所

オフィスに設置するデジタルサイネージは社員に向けた情報共有に最適ですが、企業の広報活動に役立てることが可能です。

エントランスや待合室にデジタルサイネージを設置し、自社の商品やサービスに関するコンテンツを配信すれば、オフィスを訪れた顧客や取引先に対して自社をPRできます。

また、PRコンテンツ以外にも天気予報やニュースなどの一般的なコンテンツを配信しておけば、待っている来訪者への配慮にもなります。


3)オフィスから離れた場所

デジタルサイネージは、普段パソコンを使用しない社員との情報共有にも役立ちます。

倉庫や工場など、パソコン作業が少ない部署にデジタルサイネージを設置することで、必要な情報を社員に迅速に届けられるようになります。

また、デジタルサイネージを遠隔操作できる配信システムがあれば、リアルタイムで情報発信ができるため情報共有を効率化させることが可能です。

オフィスにデジタルサイネージを導入するメリット

ここでは、オフィスにデジタルサイネージを導入するメリットを5つ紹介します。


1)スムーズに情報伝達ができる

リアルタイムでコンテンツを更新できるデジタルサイネージは、スムーズな情報伝達ができることがメリットです。

デジタルサイネージを活用し、現状の課題や取り組みたいテーマ、売上目標などを発信することで社員の団結力を高める効果が期待できます。

社員が必ず目にする場所に設置し、常に最新の情報を表示しておくことで、スムーズな情報伝達につながります。


2)社員の意識付けができる

重要な連絡事項やお知らせなどをメールや共有チャットで配信している場合、どこかで情報伝達の漏れが発生する可能性があります。

デジタルサイネージで繰り返し周知したい情報を発信することで、すべての社員に漏れなく同じ情報を伝えることが可能です。

代表者からのメッセージや注意事項など、社員に覚えておいてほしい情報を毎日繰り返し配信することで、社員の意識付けにもつながります。


3)コミュニケーションツールとして活用できる

情報伝達や社員の意識付けにデジタルサイネージは役立ちますが、社員同士のコミュニケーションを活性化させるツールとしても有用です。

デジタルサイネージで社内活動に関するコンテンツを配信すれば、社員同士が交流を深めるきっかけにもなります

また、普段接点がない部署の活動内容を見る機会を設けることで、事業への理解度が高まり、新たなビジネスアイデアに発展する可能性もあります。


4)取引先や顧客に対して自社紹介に活用できる

オフィスのエントランスや受付は、来訪者との最初の接点になるため印象に残りやすい傾向にあります。

外部から来訪者が訪れる場所にデジタルサイネージを設置し、自社に関するコンテンツを配信することで商品やサービスのPR、ブランディングなどにつながります

また、デジタルサイネージはフロアマップとしても使用できるため、自社のPRをしつつ来訪者の利便性を高めることが可能です。


5)災害時の緊急対応に活用できる

大きな災害や事故が発生した場合、オフィス内にいる社員や来訪者に対して迅速に緊急情報を伝える必要があります。

デジタルサイネージはリアルタイムで情報発信できることが特徴であり、災害などの有事の際に緊急情報を発信する手段として役立ちます。

災害情報や緊急情報を迅速に共有できる体制を整えることでBCP対策にもなるため、社員はより安心して働けるようになるはずです。

まとめ

この記事では、オフィスにおけるデジタルサイネージについて以下の内容で解説しました。

  • オフィスにおけるデジタルサイネージとは
  • デジタルサイネージの設置に向いている場所
  • オフィスにデジタルサイネージを導入するメリット

マーケティングやインフォメーション目的で利用されることが多いデジタルサイネージですが、オフィスの情報共有ツールとしても有用です。

連絡事項や注意事項、企業の方針や代表者のメッセージなど、社員の覚えておいてほしい情報を繰り返し配信することで漏れ防止や意識付けにつながります。

デジタルサイネージは社員同士のコミュニケーションを促すきっかけにもなるため、社内の雰囲気の改善や人間関係の構築にも役立ちます。

AcroSign』は、パナソニックが提供するデジタルサイネージソリューションです。

小型から大型まで、さまざまなサイズのデジタルサイネージを提供しており、設置場所に応じて最適なモデルと設置方法を提案します。

また、コンテンツの配信からスケジュール管理までできるシステムの提案も行っているため、デジタルサイネージの一貫した運用サポートが可能です。

詳しくは、お気軽にお問い合わせください。

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