デジタルサイネージの設置方法や設置場所を決めるときのポイントを紹介
2024.09.02
駅や空港、商業施設や自治体などで見かける機会が増えたデジタルサイネージ。
案内や地図、広告やお知らせなど、多種多様な目的で利用されており、設置方法や設置場所もさまざまです。
これからデジタルサイネージの導入・運用を考えている場合、最適な設置方法や設置場所について気になるという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、デジタルサイネージの基本的な設置方法やおすすめの設置場所、設置場所を決めるときのポイントについて詳しく解説します。
デジタルサイネージの基本的な設置方法
ここでは、デジタルサイネージの基本的な設置方法を3つ紹介します。
1)スタンド
スタンドは、デジタルサイネージの設置方法のなかでも最もスタンダードなものであり、比較的簡単に設置できることが特徴です。
小型から大型のデジタルサイネージに対応可能であり、キャスター付きのスタンドであれば移動も容易なため、店頭やイベントなどでも活用できます。
高さや角度を調整できるもの、折りたためるもの、ディスプレイと一体型のものなど、さまざまな種類があるため、ニーズに合わせて選べることがメリットです。
2)壁掛け
スペースに限りがある場合は、デジタルサイネージを壁掛けすることで最小限のスペースで設置することが可能です。
壁掛けは通行の邪魔にならないため、通路や階段などスタンドが置けない場所でも情報発信ができるメリットがあります。
ただし、壁掛けするためには専用の金具が必要であり、壁の素材によっては重さに耐えられない場合があるため、設置する際は事前確認が必要です。
3)天吊り
天吊りとは、天井からデジタルサイネージを吊るす設置方法であり、壁掛けと同様に省スペースで設置できることが特徴です。
天吊りは人の動線上に設置できることがメリットであり、視界に入りやすいことから効果的な情報発信がしやすいと考えられています。
ただし、天吊りは設置するための特殊な金具が必要なことはもちろん、天井の材質や施設のルールによって設置できない場合もあるため、注意が必要です。
デジタルサイネージのおすすめの設置場所
ここでは、デジタルサイネージのおすすめの設置場所を3つ紹介します。
1)商業施設・店舗
デジタルサイネージを商業施設・店舗のエントランスや店頭に設置して、フロアマップや商品紹介、広告などに利用できます。
お得なセールやキャンペーン情報をコンテンツとして配信することで、アイキャッチの役割にもなり集客と購買意欲の促進につながります。
また、タッチパネル式のデジタルサイネージであればユーザー自身で必要な情報を得られるため、回遊性の向上につなげることも可能です。
2)公共交通機関
デジタルサイネージで電車や飛行機、バスなどの運行情報を配信することで、ユーザーの利便性向上につながります。
運行情報だけではなく、駅や空港周辺の観光地や飲食店に関する情報を配信すれば集客にもつながるため、地域に貢献することも可能です。
駅や空港には学生やビジネスマン、観光客など、時間帯によってさまざまな人が訪れるため、ターゲットを決めて広告を配信するのにも向いています。
3)医療機関
医療機関では待ち時間が発生するケースがあり、待っている間に壁のポスターや看板を眺める人は多いです。
医療機関の待合室にデジタルサイネージを設置することで、待っているユーザーに向けて医療サービスの案内や広告、順番案内などができます。
商品・サービスの紹介に限らず、待ち時間を快適に過ごしてもらうためにニュースや天気予報などのインフォメーションを配信することも可能です。
デジタルサイネージの設置場所を決めるときのポイント
ここでは、デジタルサイネージの設置場所を決めるときのポイントを3つ紹介します。
1)設置する目的を明確にする
デジタルサイネージの設置場所を決める際は、まず設置する目的を明確にすることが大切です。
目的を明確にすることで、設置場所やコンテンツの方向性が決めやすくなり、スムーズな導入と運用ができるようになります。
また、配信するコンテンツはターゲットにマッチしていなければ効果が得られないため、設置場所周辺を通るユーザー層や周辺環境の調査と確認が必要です。
2)目に入りやすい場所を選ぶ
デジタルサイネージの効果を最大限発揮するためには、可能な限りユーザーの目に入りやすい場所に設置することが大切です。
人が多く集まる場所や待ち合わせ場所、無意識に広告を眺めるような場所が理想的だといえます。
しかし、いくら良い場所があっても条例や施設のルールによって設置できない可能性もあるため、注意が必要です。
3)適切なサイズを選ぶ
デジタルサイネージは小型のものから大型のものまで、さまざまなサイズがあり、設置場所を検討する際は適切なサイズを選ぶことが重要です。
例えば、人通りが多い場所に小型のデジタルサイネージを設置しても視界が遮られ、埋もれてしまいます。
反対に、店内の広さに合わない大型のデジタルサイネージを設置してしまっては、全体的に圧迫感を生む恐れがあります。
デジタルサイネージのサイズは適材適所があるため、設置する前に人通りや視認距離、サイズ感などの細かいディテールを確認することが成功のポイントです。
まとめ
この記事では、デジタルサイネージの設置方法や設置場所について以下の内容で解説しました。
- デジタルサイネージの基本的な設置方法
- デジタルサイネージのおすすめの設置場所
- デジタルサイネージの設置場所を決めるときのポイント
デジタルサイネージにはスタンドや壁掛け、天吊りなど、さまざまな設置方法があります。
手軽に設置したいのであればスタンド、省スペースで設置したいのであれば壁掛け、視認性を高めたいのであれば天吊りと、目的やニーズに応じて設置方法を選ぶことが可能です。
ただし、いずれの設置方法でも条例や施設のルール、壁や天井の材質などによって設置できないケースもあるため、設置場所を検討する際は入念に事前確認を行うことが重要です。
『AcroSign』は、パナソニックが提供するデジタルサイネージソリューションです。
取り回しが良いスタンドタイプはもちろん、壁掛けや天吊りにも対応できるデジタルサイネージを各種サイズ取り揃えており、設置場所に合わせて最適な提案をします。
また、自社でデジタルサイネージの運用に不安がある場合は、運用代行も請け負っているため、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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