タッチパネル式デジタルサイネージとは?活用シーンや導入メリットを紹介
2024.08.29
商業施設や観光地など、あらゆるシーンでデジタルサイネージが導入されています。
デジタルサイネージにはさまざまな形状や種類があり、なかにはタッチパネルを搭載したものがあります。
タッチパネル式のデジタルサイネージは、ユーザーが直接画面に触れることで情報にアクセスできることが特徴であり、さまざまなシーンで活用可能です。
この記事では、タッチパネル式デジタルサイネージの概要や活用シーン、導入するメリットについて詳しく解説します。
タッチパネル式デジタルサイネージとは
タッチパネル式デジタルサイネージとは、ユーザーが直接画面に触れることで自由に知りたい情報にアクセスできるタイプのデジタルサイネージです。
通常のデジタルサイネージでも多種多様な情報を発信できますが、タッチパネル式にすることでユーザーが自ら欲しい情報にアクセスし、情報を発信する側と受信する側とで双方向コミュニケーションが生まれます。
近年ではスマートフォンやタブレットが普及し、タッチ操作に慣れているユーザーが多いことから、タッチパネル式デジタルサイネージが違和感なく利用されています。
タッチパネル式デジタルサイネージの活用シーン
ここでは、タッチパネル式デジタルサイネージの活用シーンを3つ紹介します。
1)商業施設のフロア案内
大型商業施設のフロアマップとして、タッチパネル式デジタルサイネージが役立ちます。
店舗数が多い大型商業施設では目当てのお店を見つけにくいケースがあり、インフォメーションやサポートセンターに足を運ぶユーザーも少なくありません。
しかし、タッチパネル式デジタルサイネージを導入することで、ユーザー自身が知りたい情報を得られるため、サポートセンターまで足を運ぶ必要もなくなります。
2)店内広告・商品検索
ポスターで店内広告を行っている場合、周りと同化して見落とされる可能性があります。
デジタルサイネージを導入し、キャンペーン情報やセール情報などを発信することで、マーケティング戦略を行うことが可能です。
また、店舗にある在庫とデジタルサイネージが連動していれば、ユーザーが希望する商品を自身で検索できるため利便性の向上も期待できます。
3)多言語に対応した観光案内
近隣の観光地の案内やアクセス方法をデジタルサイネージで閲覧できるようにすることで、ユーザーに観光を促すことができます。
多言語に対応することで外国人観光客も利用しやすくなり、正しい情報を得られるようになります。
タッチパネル式デジタルサイネージは多言語対応しやすく、ユーザー自身で言語を選択できるため、よりニーズに沿った情報発信が可能です。
タッチパネル式デジタルサイネージを導入するメリット
ここでは、タッチパネル式デジタルサイネージを導入するメリットを5つ紹介します。
1)人手不足の解消につながる
タッチパネル式デジタルサイネージは、ユーザー自身で操作を行い情報を得ることが特徴です。
なにか質問や問い合わせをしたくなった場合でも、デジタルサイネージで自ら情報を探し出せるため、専任スタッフを配置する必要がなくなります。
専任スタッフの配置は人員を圧迫する原因にもなるため、デジタルサイネージの導入で人手不足の解消につなげられます。
2)効果的に宣伝や告知ができる
タッチパネル式デジタルサイネージでは、双方向コミュニケーションがとれることが特徴です。
一方的な告知や宣伝ではなく、ニーズに合った情報をユーザー自身で探し出せるため、問い合わせや購入などの行動につなげやすくなります。
タッチパネル式デジタルサイネージは、ユーザーが知りたいと思った時点ですぐに操作できるため、効率的な情報提供に役立ちます。
3)蓄積データによるユーザー分析ができる
タッチパネル式デジタルサイネージでは、ユーザーが何を検索したか、何に関心を示したかなどのデータが蓄積できます。
データを基にユーザー分析を行うことで、今後の戦略や方針が立てやすくなるため、より効果的な宣伝や告知につなげることが可能です。
ユーザーに需要がある情報を積極的に発信していくことで、より効率的な販売促進や告知につなげられます。
4)運営側の利便性向上につながる
タッチパネル式デジタルサイネージは、基本的にネットワークを介して管理・運用されます。
ポスターや看板は定期的な入れ替えが発生するため、印刷代や設置費用、人件費などにコストがかかってしまいます。
しかし、タッチパネル式デジタルサイネージであればコンテンツが容易に切り替えられるため、ポスターや看板のようにコンテンツの入れ替えに手間とコストがかかりません。
5)ユーザーの利便性向上につながる
タッチパネル式デジタルサイネージは、ユーザーが知りたいと思ったタイミングで自ら操作して情報を得られることが特徴です。
店員と話したり声をかけられたりすることを苦手と感じるユーザーもおり、それをストレスと感じるケースも少なくありません。
タッチパネル式デジタルサイネージを導入することで、店員に話しかけたり話しかけられる機会が減るため、そういったストレスなく安心して利用してもらうことが可能です。
まとめ
この記事では、タッチパネル式デジタルサイネージについて以下の内容で解説しました。
- タッチパネル式デジタルサイネージとは
- タッチパネル式デジタルサイネージの活用シーン
- タッチパネル式デジタルサイネージを導入するメリット
タッチパネル式デジタルサイネージは、さまざまなシーンで活用されています。
商業施設のフロアマップや観光案内所の案内板、店舗内の商品検索など、幅広い用途で利用することができ、ユーザーの利便性向上に貢献します。
デジタルサイネージは電子データでコンテンツの入れ替えができるため、ポスターや看板の張り替えにかかっていたコストがかかりません。
また、タッチパネル式デジタルサイネージはユーザーのデータ蓄積にも利用でき、今後の戦略に役立てられるため、運営側にとっても多くのメリットがあります。
タッチパネル式デジタルサイネージを導入する場合は、専用のディスプレイや機器、コンテンツなどが必要になるため、プロに相談することをおすすめします。
『AcroSign』は、パナソニックが提供するデジタルサイネージソリューションです。
タッチパネル式デジタルサイネージはもちろん、業務用液晶ディスプレイやプロジェクターの提供を行っており、幅広いデジタルサイネージニーズに応えます。
デジタルサイネージとコンテンツの運用・管理を行う運用代行にも対応しているため、自社で運用が難しい場合はぜひお気軽にご相談ください。
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