デジタルサイネージを大学で活用する方法!導入メリットや事例を紹介
2024.08.28
現在、公共交通機関や商業施設など、さまざまな場所でデジタルサイネージが導入されています。
デジタルサイネージは主に商品広告やキャンペーンの宣伝、施設の案内板などの用途で使用されており、マーケティングツールとしての側面が強いです。
しかし、デジタルサイネージは幅広いコンテンツ配信に対応できることから、大学の情報発信ツールとしても活用できます。
この記事では、デジタルサイネージの基本や大学で活用する方法、大学に導入するメリットや実際の事例について詳しく解説します。
デジタルサイネージの基本
デジタルサイネージとは、公共交通機関や商業施設、公共スペースや屋外などでディスプレイやプロジェクターを使った情報発信を行うメディアの総称です。
ポスターや看板をデジタルサイネージに置き換え、広告や宣伝、インフォメーションなどの情報を発信する目的でさまざまな場所で活用されています。
映像機器や通信技術の発展により、機能性や配信できるコンテンツが多様化しており、幅広い企業や業種が利用しています。
また、マーケティング目的だけに限らず、施設のフロアマップや観光案内、緊急時の情報手段など、インフォメーション目的でも役立てることが可能です。
デジタルサイネージを大学で活用する方法
デジタルサイネージは、公共交通機関や商業施設で利用されているイメージが強いですが、大学で活用することも可能です。
ここでは、デジタルサイネージを大学で活用する方法を4つ紹介します。
1)学内に向けた情報発信
デジタルサイネージを導入することで、学長からのメッセージや講義に関する情報、就活情報などの発信に役立てられます。
受験生に対しても有用であり、学校の案内図やイベント、ニュースなどの情報を発信することで利便性を向上させることが可能です。
遠隔操作できるデジタルサイネージであれば、発信する情報をリアルタイムで切り替えられるため、タイムリーな情報を学生に届けられます。
2)学外に向けた情報発信
大学には学生以外にも地域住民や企業関係者など、外部から人が訪れることが多いです。
大学の施設案内や大学に関する最新情報、地域の情報などを発信することで、効果的な情報提供ができます。
オープンキャンパスでは受験生に向けたプロモーションとしても有用であり、音声付きコンテンツの配信で視覚と聴覚にアピールでき、印象に残りやすくなります。
3)学生の情報発信
デジタルサイネージは幅広い情報発信に対応していることから、学生同士の交流を促すきっかけにもできます。
部活やサークルの成果報告、学園祭のお知らせやイベントの告知、作品の発表など、交流のきっかけになり得る情報を積極的に配信することで、学生同士のコミュニケーションが活性化します。
学生同士の交流は学びへの意欲を高める重要な要素であるため、大学全体の雰囲気を良くすることが可能です。
4)学食・生協の新商品やキャンペーンなどの情報提供
学食や大学生協を利用する人に向けて、デジタルサイネージで新商品やキャンペーンに関する情報を発信することで、ユーザーの利便性向上につながります。
紙媒体のポスターを利用している場合、張り替えや印刷に手間とコストがかかりますが、デジタルサイネージに置き換えることで、データの入れ替えのみでコンテンツを更新できるようになります。
これまでメニューやキャンペーンの更新のたびに出ていた紙ごみも削減できるため、無駄を減らしながら効果的に情報を提供することが可能です。
デジタルサイネージを大学に導入するメリット
ここでは、デジタルサイネージを大学に導入するメリットを5つ紹介します。
1)リアルタイムに情報発信ができる
大学では学生に限らず、先生や外部からの来訪者に向けてさまざまな情報を発信しなければなりません。
デジタルサイネージであれば、リアルタイムで情報発信やコンテンツの更新ができるため、最新情報をいち早く提供できます。
デジタルサイネージは、パソコンがあれば遠隔地からでも操作・管理ができるため、手間をかけることなく情報の発信が可能です。
2)コンテンツの入れ替えコストが削減できる
ポスターや看板は印刷、設置、撤去にコストがかかるため、金銭的な負担になっているケースも少なくありません。
大学は情報の入れ替えが激しいため、データの入れ替えのみでコンテンツが更新できるデジタルサイネージが役立ちます。
デジタルサイネージを活用することで、コンテンツの入れ替えコストが削減できるだけではなく、紙の提示物が減ることで学内の景観も良くなります。
3)広告用媒体として役立つ
大学によっては、企業から提供された学生向けの広告を発信することで、広告収入が得られるケースがあります。
学生が集まりやすい食道や生協などにデジタルサイネージを設置することで、販売促進や訴求効果などが高められます。
商品の販売に限らず、賃貸情報やアルバイト情報などに関する広告を配信することで、学生にとってもメリットになります。
4)ポスターに比べて目にとまりやすい
ポスターや看板は日中は視認しやすいですが、夕方以降になると見えにくくなります。
デジタルサイネージは光を放つディスプレイを使用するため、時間帯に関係なく高い視認性を維持することが可能です。
静止画だけではなく、動きのある動画や音声付きのコンテンツを配信することで、通行人の興味を惹き付けやすくなります。
5)大学全体の活性化につながる
デジタルサイネージを導入することで、大学全体の活性化につながる可能性があります。
コンテンツの入れ替えが容易なデジタルサイネージであれば、学校や学生のさまざまな活動や成果を簡単に公開できます。
学生同士がお互いの取り組みに興味を持ち、共有していくことでモチベーションの向上を促し、結果的に大学全体の活性化につなげることが可能です。
まとめ
この記事では、デジタルサイネージの大学での活用について以下の内容で解説しました。
- デジタルサイネージの基本
- デジタルサイネージを大学で活用する方法
- デジタルサイネージを大学に導入するメリット
広告や宣伝目的で使用されているイメージが強いデジタルサイネージですが、大学の情報発信ツールとしても役立ちます。
学生に向けた休講情報や就活情報、受験生に向けた学校の案内図や試験情報、外部に向けたイベントの告知など、学内外に向けてさまざまな情報を発信することが可能です。
デジタルサイネージはリアルタイムでのコンテンツ更新やポスターのデジタル化によるコスト削減など、多くのメリットがあるため大学でも効果的に運用できます。
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