2024.08.28

近年では、大型ディスプレイやプロジェクションマッピングによる空間演出が各地で行われており、なかにはメディアで取り上げられるケースもあります。

空間演出には人目を惹き付ける効果があり、その場所やユーザーに合った演出をすることができれば、さまざまなメリットを生み出すことが可能です。

この記事では、空間演出の概要や取り入れることで得られる効果、空間演出の活用例について詳しく解説します。

空間演出とは?取り入れることで得られる効果や活用例を紹介


空間演出とは?

空間演出とは、店舗やショールームなどの特定の空間を魅力的に感じさせるためのさまざまな工夫のことをいいます。

人間が持つ五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)のなかでも、視覚と聴覚、嗅覚に重点を置いており、それらに働きかける演出でユーザーに強いインパクトを与えることが目的です。

空間演出は一つひとつの感覚に働きかけるのではなく、複数の感覚に同時に働きかけることが重要であり、より効果的な演出をするためには創意工夫が必要となります。

光と音をメインに演出が行われますが、香りを加えることでより解像度が高い体験をユーザーに届けられます。

空間演出を取り入れることで得られる効果

ここでは、空間演出を取り入れることで得られる効果を3つ紹介します。


1)集客力が向上する

映像や音、照明や香りなどで表現する空間演出は、ユーザーの五感に働きかけるため、興味・関心をひきやすいです。

特に大型ディスプレイやプロジェクターによる空間演出は視認性に優れるため、より高い集客効果が期待できます。

空間演出に用いられるデジタルサイネージはリアルタイムでコンテンツを更新できるため、季節や時間帯、ユーザー層に合わせて切り替えれば集客力が向上します。


2)購買意欲を促進する

インターネットで気軽に買い物ができる現代だからこそ、空間演出でその場所でしか体験できないことを提供することで購買意欲の促進につなげやすいです。

映像や音、香りなどを効果的に活用し、その場所だけの特別感を作り出すことで商品やサービスへの関心を高められます。

特に香りはパソコンやスマートフォンでは体感できない要素であるため、積極的に取り入れることでより特別な体験にすることが可能です。


3)ユーザーの記憶に残る

空間演出の内容によっては、体験したユーザーの記憶に強く残すことが可能です。

ユーザーに強いインパクトを与え好印象を持ってもらえれば、自社の認知度の向上やブランディング効果、顧客満足度の向上につながる可能性があります。

大型ディスプレイやプロジェクターを活用すれば空間演出の幅も広がるため、ユーザーにとって忘れられない体験を提供しやすくなります。

空間演出の活用例

ここでは、空間演出の活用例を3つ紹介します。


1)内装として

施設や店舗の内装を変更する場合、壁紙を張り替えるだけでも多額のコストがかかる可能性があります。

空間演出を内装として活用すれば、季節や時期、時間帯などに応じて配信する映像や音声を入れ替えることで手軽に施設内・店内の雰囲気を変えることが可能です。

ディスプレイを用いる場合は、すべての壁ではなく、一部の壁に導入するだけでも空間演出の効果が得られます。

耐久性があるものであれば床に設置することも可能なため、より高度な空間演出を目指すこともできます。


2)店舗のアイキャッチとして

空間演出は自然と人目につき、目立ちやすいため、店舗のアイキャッチとして利用することが可能です。

ディスプレイやプロジェクターを活用して店頭や商品ディスプレイに空間演出を導入することで、通行人の興味をひきやすくなります

印象に残るような空間演出ができれば話題になりやすいため、店舗に足を運ぶ人が増えたり売上が向上したりなど、さまざまな効果が期待できます


3)イベントの演出として

プロジェクターを活用したプロジェクションマッピングであれば、広い空間や建物を利用したイベントなどで空間演出が行えます。

プロジェクションマッピングによる空間演出はダイナミックな映像や音声を使用するケースが多く、広範囲にわたって投影されるため、見た人の印象に残りやすいことが特徴です。

ユーザーが純粋に楽しめる演出ができれば、SNSや口コミで話題となり、企業イメージアップやブランディングなどの効果が期待できます。

まとめ

この記事では、空間演出について以下の内容で解説しました。

  • 空間演出とは?
  • 空間演出を取り入れることで得られる効果
  • 空間演出を活用する方法

空間演出は純粋なエンターテインメントとしてユーザーに楽しんでもらえることはもちろん、工夫次第ではマーケティング目的で活用することも可能です。

ユーザーの印象に残るような空間演出をすることで、集客やPR、企業イメージアップなど、さまざまなメリットが生まれます。

ユーザーの感覚に働きかけるような演出やコンテンツは制作難易度が高い場合もあるため、自社で制作・運用することに不安がある場合はプロに相談してみるのも一つの選択肢です。

AcroSign』は、パナソニックが提供するデジタルサイネージソリューションです。

空間演出を実現するためのディスプレイやプロジェクターなどの機器の提供をはじめ、コンテンツを配信・管理するためのシステムの提案まで対応しています。

お客様に合わせた設置方法や演出をご提案可能なため、自社で空間演出を取り入れたい場合はぜひお気軽にお問い合わせください。

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