1.9GHz帯デジタルワイヤレスマイクシステム
マルチセッション機能
大人数の会議や講義に最適なマルチセッション機能
マルチセッション機能とは、1つのシステムで運用できるマイクロホンの本数を拡張する機能です。
マルチセッション機能を使用する場合は、マルチセッション機能に対応したワイヤレス受信機、増設ワイヤレス受信機、ワイヤレスアンテナ、運用支援ソフトが必要になります。既設の1.9GHz帯デジタルワイヤレスマイクシステムも、ファームウェアをバージョンアップすることでマルチセッション機能を使用することができます。
主な特長
1つのシステムでマイクロホンを最大96本まで運用可能
同時に発言できるマイクロホンは、最大16本
マルチセッション機能に対応する受信機と使用できるマイクロホンの本数
| 品名 | 品番 | 1台あたりの 運用可能本数 |
1台あたりの 同時発言本数 |
| ワイヤレス受信機（2ch） | WX-SR202A WX-SR202DAN |
12本 | 2本 |
| ワイヤレス受信機（4ch） | WX-SR204A WX-SR204DAN |
24本 | 4本 |
| 増設ワイヤレス受信機（4ch） | WX-SE200A WX-SE200DAN |
24本 | 4本 |
運用方法にあわせて優先設定が可能
マイクロホンの優先度を「先優先」または「後優先」に設定することができます。
先優先設定では、同時発言本数を超える場合、他のマイクロホンのトークボタンを押しても発言はできません。
先に発言しているマイクロホンが優先されます。
後優先設定では、同時発言本数を超える場合でも割り込んで発言することができます。
- ※WX-ST600、WX-ST700のみ対応しています。
- ※通話優先設定にかかわらず、WX-ST200、WX-ST210、WX-ST250、WX-ST400、WX-ST510が登録されたチャンネルは、先優先となります。
常時発言可能な運用
1つのチャンネルにマイクロホンを1本だけ登録することで、常時発言可能なマイクロホンとして運用することができます。
システム構成例
注意事項
マルチセッション機能を使用する場合は、マルチセッション機能に対応した下記ワイヤレス受信機、増設ワイヤレス受信機、ワイヤレスアンテナ、運用支援ソフトが必要となります。
| 品名 | 品番 | バージョン |
|---|---|---|
| ワイヤレス受信機 | WX-SR202A WX-SR204A WX-SR202DAN WX-SR204DAN |
V6.00以降 |
| 増設ワイヤレス受信機 | WX-SE200A WX-SE200DAN |
V6.00以降 |
| ワイヤレスアンテナ | WX-SA250A | V6.00以降 |
| 1.9GHz帯デジタルワイヤレスマイクシステム 運用支援ソフト | V4.0.0.0以降 | |
※バージョンの確認方法は、運用支援ソフト、設定支援ソフトの取扱説明書をお読みください。
- V6.00未満のワイヤレス受信機、増設ワイヤレス受信機、ワイヤレスアンテナでマルチセッション 機能を使用する場合は、ファームウェアをすべてV6.00以降にバージョンアップしてください。
- ワイヤレス受信機（WX-SR202A、WX-SR204A）増設ワイヤレス受信機（WX-SE200A）は、2022年10月生産以降（ロットNo.VJ）からマルチセッション機能（V6.00）に対応しています。
- Dante®対応のワイヤレス受信機（WX-SR202DAN、WX-SR204DAN、WX-SE200DAN）は初回生産よりマルチセッション機能（V6.00）に対応しているため、バージョンアップの必要はありません。
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