複数アイテム・小ロットの
物流現場ほど「作業プロセスの見える化」を
複数アイテム・小ロットの物流現場で起こりうるリスク&ロス
無駄・非効率な作業の積み重ねが、後々のリスクや課題の発端となるケースも少なくありません
配送見える化ソリューションは 業務プロセスごとの効率化を実現していきます
複数アイテム・小ロットを取り扱う業務プロセスの改善策として目に見える効果が期待できるのは<アイテムの管理・把握の正確性の向上><配送そのものの円滑化>を実施し、業務プロセス全体のリスクとロスを軽減することです。配送見える化ソリューションならば業務プロセス毎に必要な情報・作業を可視化・デジタル化することで、その目標達成をお手伝いしていきます。
伝票のデジタル化
複数枚に分かれた紙伝票の束は、準備や管理も煩らわしいもの。荷物の積み下ろしの度に何度も手に取ることで時間のムダも生まれます。従業員が数字を記入するタイプの紙伝票であれば、数字の誤認で納品数を間違える結果にもなりかねません。紙伝票の弱点はまだまだあります。擦り切れたり、紛失したり、屋外の作業では雨に濡れて伝票としての機能に疑いを持つようなことも。伝票のデジタル化ができる「配送見える化ソリューション」なら効率的なペーパレス環境を即座に整えられると同時に納品・検品作業の時間短縮にも貢献、これまで以上の物量にスムーズに対応できる体制づくりをサポートいたします。
日々の運行ルート情報の有効活用
昨日までは存在しなかった道路工事による通行規制、慣れ親しんだ運行ルート沿いに大型商業施設が新規オープン。その影響によって発生した断続渋滞など、一般・高速道路に関わらず道路状況は刻一刻と変化します。「この箇所で渋滞が発生した」。そんな情報も「配送見える化ソリューション」ならば可視化して把握できます。今日の運行を振り返り、翌日は渋滞を避ける運行ルートを設定するなど、日々の運行をスムーズにするデータ活用も簡単です。
遅延連絡の円滑化
渋滞や長引いた荷下ろしによって生まれた時間のロス。たとえ数分のロスだったとしても訪問先が多ければ、それだけロスの時間は積み重なります。複数拠点に対して、小ロットのアイテムを分刻みで配送する場合だと、全ての取引先に遅れての到着となり結果的に取引先の販売機会損失や業務の停滞という悪い状況を招いてしまう可能性も。「配送見える化ソリューション」なら、現在のドライバーの位置状況をリアルタイムで把握可能、遅延の連絡とあわせて、おおよその予想到着時刻を取引先にお伝えすることもできます。遅延連絡を受けた取引先は売り場の構成を見直したり、荷受をする人員の手配など、ムダを生まない合理的な対策を講じることができるのです。
撮像・置き配への対応
非対面での荷物の受け渡しなど、配送プロセスにおける効率性を重んじる企業も増えています。その際に効果的なのが、信頼に値する置き配への対応です。「配送見える化ソリューション」は撮像機能を搭載、配達完了の状況をエビデンスとして残すことができます。小売店、工場、施設などをはじめとする荷物の受け入れ側は納品・検品だけのために時間や人を確保することもなくなるでしょう。
ドライバーの作業を止めない
複数拠点を目まぐるしく訪問する配送業務において、業務に関する電話連絡などは、ドライバーに余計な負担をかけることになります。しかし「配送見える化ソリューション」ならば、ドライバーと荷物の位置情報、運行ルートの交通情報、荷物の到着確認といった業務に関わる情報をリアルタイムで共有することが可能です。業務効率化と同時に長く勤めたくなる快適な労働環境をドライバーに提供できれば、物流業界全体を悩ませるドライバー不足の解消にもつながると考えます。
導入事例 部品メーカーの場合
自社で生産した精密機械・部品をグループ会社の拠点に対して配送。伝票のデジタル化、リアルタイムの情報共有をはじめとする「配送見える化ソリューション」のメリットを活用して業務効率を高めることに成功しています。
小ロットの配送品を複数個所に対して、スピーディーに配送するケースでは、配送見える化ソリューションの導入によって荷物の積み込みから配送、配送終了後の報告までの一連の作業をスムーズに実行できるようになりました