屋外 ハウジング一体
ハイエンドAIカメラ
業界初※1となる設置現場に応じたAI追加学習を可能とするAIアプリケーションを搭載した新「Xシリーズ」のハイエンドAIネットワークカメラ
※1セキュリティカメラ搭載AIアプリケーションで学習する方式において。2023年10月時点、i-PRO株式会社調べ。
※ 本商品はオープン価格です。
※ アダプターボックス付属
※ レンズ交換不可
※ i-PRO株式会社の商品です。
強み・特長
※ 2MP:WV-X15300-V3LN、5MP:WV-X15500-V3LN、8MP:WV-X15700-V2LN
ラインアップ
基本的な機能は変わらず、AI性能を大幅強化したハイエンドモデルを拡充。
高性能AI搭載により高負荷の画像解析をカメラ単体で実現
従来比AI性能が4倍、CPU性能が3倍のため、画像解析処理速度が向上し、最大9つのアプリケーションをインストールすることが可能です。
(同時動作可能アプリケーション数は、2MPモデル・5MPモデルは5つ、8MPモデルは4つです。)
またアプリ領域を大幅拡張(RAM 450MB、ROM 6GB)し、高負荷の画像解析も可能です。
本シリーズ専用の「現場学習アプリケーション(無償・標準搭載)」により現場でのAI機能強化が可能
誤検知情報や失報情報をお客様の現場で登録し、検知精度の調整や改善が可能となります。
また今まで標準で識別できた人・車・二輪車以外にも、例えば製造業では「フォークリフト」など、
検知したい対象を現場で追加が可能です。
※現場学習アプリケーションによる検知対象の追加や調整は、別途対応しているAIアプリケーション(別売)が必要になります。
※ 2024年2月時点 AI動体検知アプリケーション(WV-XAE200WUX(別売))のみ対応
フォークリフトの自動検出設定動画
作業服非着用の自動検出設定動画
物理的な攻撃を防ぐ、新機能セキュアブートを搭載
製造業における活用シーン例
ネットワークカメラ内で高度な映像分析・解析を実現するAIプロセッサーを標準搭載
- 本機はAI機能を実現する専用のAIプロセッサーを内蔵し、カメラがとらえる画像や音声の分析・解析をカメラ内部で実施することによって、システム全体の処理負荷を軽減できます。また、カメラ内で顔や人、車両、二輪車を自動で識別し処理が可能。
- 本機はAIプロセッサーを活用する機能拡張ソフトウェアを9つインストールできる構造を持ち、2MP・5MPモデルは最大5つ、8MPモデルは最大4つ同時に動作させることができます。
機能拡張ソフトウェアとして「AI-VMD」「AIプライバシーガード」をプリインストール(90 日間お試し版)。更に、IR LED搭載により、低照度時においても高精度AI動体検知を実現します。
その他に、「ナンバー認識」「AIマスク非着用検知」「AI混雑検知」などを提供します。 - 同時にソフトウェア開発キット(i-PRO Camera SDK)の提供も行い、サードパーティによるアプリケーション開発を可能にしました。
◎また、ソフトウェアを追加の際は、プリインストールされたソフトウェア(AI-VMD/AIプライバシーガード)のアンインストールが必要です。
※対応している機能拡張ソフトウェアについては下記i-PRO株式会社サポートサイトの「ソフトウェアの種類と機能の詳細および対応機種一覧【C0103】」をご参照ください。
人の叫び声やガラスの破損音、クラクション、銃声、といった種別ごとのAI音識別機能を搭載※
新しくAI音識別機能を搭載し、人の叫び声やガラスの破損音、クラクション、銃声といった音を識別しアラーム通知することで、映像監視をより強化することを実現しました。
※ AI音識別機能利用時の推奨マイクはサポートウェブサイトの「AI音識別用マイクの接続動作情報」を参照
※AI音識別機能の設定画面イメージ
AI 処理による物体検知と連携させた、独自のインテリジェントオート(iA)機能により、逆光の人物などの視認性をさらに向上
AI処理の結果に応じてシャッタースピード、絞り、ゲインなどを最適化するiA機能とスーパーダイナミック機能により、移動する人や車の輪郭、ヘッドライトに照らされて光っているナンバープレートの識別を可能にしました。
ご注意
被写体までの距離や周囲の環境、カメラの設定等により、視認性は異なります。
AI 処理による物体検知と連携させた独自のスマートコーディング技術※を搭載し、 更なる低ビットレート高画質ストリームを実現
- AI処理による物体検知と連携することで、物体検知領域、非検知領域の圧縮率を制御し、従来のスマートコーディング技術と比べデータ量を最大50%※※削減できます。
- 顔や人、車両、二輪車を低圧縮に、それ以外の領域を高圧縮に制御することで、見たい部分の画質を保持したまま、データ量を削減します。
※ 検知物体以外の領域の圧縮率を上げ、検知物体の有無に応じてリフレッシュ間隔およびフレームレートを最適化することにより大幅に帯域削減する技術。
※※ 圧縮効果は録画条件や撮影環境により異なります。 本効果が得られるのは配信モードが可変ビットレートの場合のみです。
低照度での色付き、よりブレを抑えたノイズリダクション
低照度時の色付きをできる限り残すことで、物体の視認性を向上しました。
AI 人物検知と連携したエリア別ノイズリダクション制御を導入し、移動時のブレの抑圧と人物以外のノイズリダクションを強化し、SN改善しました。
スマートVIQS
スマートVIQS Low
AIによる物体(顔、人、車、二輪)検知エリアを高画質(低圧縮)に、それ以外を中画質(中圧縮)に制御。
スマートVIQS High
AIによる物体(顔、人、車、二輪)検知エリアを高画質(低圧縮)に、それ以外を低画質(高圧縮)に制御。
スマートPピクチャ制御
AIによる物体検知領域以外をスキップブロックになり易いように制御し、Pピクチャのデータ量を削減。
スマートPピクチャ制御 OFF
スマートPピクチャ制御 ON
アドバンスド親水コート※採用
透明なカバー部分の表面に特殊なコーティングを採用し、水滴が付着しにくくしています。従来の親水コーティングと比較し、膜強度が向上したためハンドリング性やメンテナンス性が格段に向上しました。
※ アドバンスド親水コートは水(雨水)のみに効果があり、その他の物質(例えば油など)やフロントパネルへの傷に対して効果はありません。
IK10※(IEC 62262)適合の高い耐衝撃性を実現
屋内特殊用途、屋外設置で要求される衝撃に強い本体を実現しています。
※[IK10] 国際電気標準会議(IEC)で規定されている、耐衝撃性に関する規格で衝撃のランクを示します。
IR-LED 搭載
照射距離50 m のIR-LED を搭載。照度0 lux 環境下でも対象物を撮影できます。
急激な温度変化に対応できる除湿機構を採用し、 耐結露性能を実現
カメラ外部と空気を循環させることでカメラ内部と外部の湿度を一定に保ちつつ、さらに湿度吸収ゲルをカメラ内に追加しているので、急激な温度変化の際に生じる湿度上昇を抑えて曇りを防止する除湿機構を搭載しています。
画像解析機能の一部を標準搭載
画像解析機能のうち、利用頻度の高い「動作検知(VMD)」と「妨害検知(SCD)」を標準搭載しています。
LAN配線や外部接続配線をグロメット化構造に改善し、設置工数を削減
グロメット方式の採用で、従来のRJ45防水コネクタよりも簡単に防水処理が可能となり、設置工数を削減。
ハウジング一体タイプ 関連金具について
屋外ハウジング一体タイプは同梱アクセサリーとして、新たにアダプターボックス( WV-Q120A相当)を 同梱することで、追加金具なしで設置可能。
microSD スロットを搭載
アラーム発生時やスケジュール設定、ウェブブラウザー画面からの手動操作で、microSDメモリーカード にH.265 動画を保存できます(ダウンロード可能)。
※運用設置状況により、別売の下記ケーブルの何れか、若しくは両方が必要です
・DC12V 電源、音声入出力アラーム端子を使用する場合は WV-QCA501UX(マルチケーブル)が必要です。
・機器更新などでLAN ケーブルの延長が、必要になる場合は WV-QCA500UX(LAN 延長ケーブル)が必要です。
寸法図(単位:mm)
免責について
- この商品は、特定のエリアを対象に監視を行うための映像を得ることを目的に作られたものです。この商品単独で犯罪などを防止するものではありません。
- 弊社はいかなる場合も以下に関して一切の責任を負わないものとします。
- 本商品に関連して直接または間接に発生した、偶発的、特殊、または結果的損害・被害
- お客様の誤使用や不注意による障害または本商品の破損などの不便・損害・被害
- お客様による本商品の分解、修理または改造が行われた場合、それに起因するかどうかにかかわらず、発生した一切の故障または不具合
- 本商品の故障・不具合を含む何らかの理由または原因により、映像が表示などできないことで被る不便・損害・被害
- 第三者の機器などと組み合わせたシステムによる不具合、あるいはその結果被る不便・損害・被害
- お客様による監視映像・記録が何らかの理由(ユーザー認証OFFでの使用を含む)により公となり、使用され、その結果生じた、被写体となった個人・団体などによるプライバシー侵害などを理由とする賠償請求、クレームなど
- 登録した情報内容が何らかの原因(ユーザー名、パスワードなどの認証情報を忘れたことにより本商品を初期化する場合を含む)により、消失してしまうこと
個人情報の保護について
本機を使用したシステムで撮影された本人が判別できる情報は、「個人情報の保護に関する法律」で定められた「個人情報」に該当します。※
法律に従って、映像情報を適正にお取り扱いください。
※個人情報保護委員会の「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」における【個人情報に該当する事例】を参照してください。
ネットワークに関するお願い
本機はネットワークへ接続して使用するため、以下のような被害を受けることが考えられます。
- 本機を経由した情報の漏えいや流出
- 悪意を持った第三者による本機の不正操作
- 悪意を持った第三者による本機の妨害や停止
このような被害を防ぐため、お客様の責任の下、下記のような対策も含め、ネットワークセキュリティ対策を十分に行ってください。
- ファイアウォールなどを使用し、安全性の確保されたネットワーク上で本機を使用する。
- PCが接続されているシステムで本機を使用する場合、コンピューターウイルスや不正プログラムの感染に対するチェックや駆除が定期的に行われていることを確認する。
- 不正な攻撃から守るため、ユーザー認証を利用し、ユーザー名とパスワードを設定し、ログインできるユーザーを制限する。
- 画像データ、認証情報(ユーザー名、パスワード)、アラームメール情報、DDNSサーバー情報などをネットワーク上に漏えいさせないため、ユーザー認証でアクセスを制限するなどの対策を実施する。
- 管理者で本機にアクセスしたあとは、必ずすべてのブラウザーを閉じる。
- 管理者のパスワードは、定期的に変更する。また、認証情報(ユーザー名、パスワード)を第三者の目に触れないよう、適切に保管する。
設置上のお願い
以下の場所には設置しないでください。
- 本機、ケーブルなどが容易に破壊されるような場所
商標および登録商標について
- Microsoft、Windows、およびMicrosoft Edgeは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- iPad、iPhoneは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
- AndroidおよびGoogle ChromeはGoogle LLC の商標です。
- Firefoxは、米国およびその他の国における Mozilla Foundation の商標です。
- その他記載されている会社名・商品名は、各会社の商標または登録商標です。
主な仕様
WV-X15300-V3LN | WV-X15500-V3LN | WV-X15700-V2LN | |
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基本 | |||
屋内/屋外 | 屋外対応 | 屋外対応 | 屋外対応 |
電源 | DC12 V PoE+(IEEE802.3at 準拠) | DC12 V | DC12 V PoE+(IEEE802.3at 準拠) |
消費電力 | DC12 V :1.2 A/ 約 14.2 W PoE+ DC 54 V :260 mA/ 約 14.0 W(クラス4機器) | DC12 V :1.2 A/ 約 14.2 W | DC12 V :1.2 A/ 約 14.2 W |
カメラ部 | |||
撮像素子 | 約1/2.8型 CMOSセンサー | 約1/2.8型 CMOSセンサー | 約1/1.8型 CMOSセンサー |
IR LED Light | High/ Middle/ Low/ Off | High/ Middle/ Low/ Off | High/ Middle/ Low/ Off |
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