AI状態変化検知アプリケーション
正常状態を学習させ状態の変化を検知しアラームでお知らせするアプリケーションです。
欠品状態の検知や、扉の開放状態の検知といった業務効率化や防犯の強化など様々な用途でご活用いただけます。
* 本商品の設定については、iCT(i-PRO(株)サイトへ遷移します)をご使用ください。
* 同時にインストール可能な機能拡張ソフトウェアの組み合わせに関しては、こちらをご参照ください。(i-PRO(株)のサイトへ遷移します。)
* 本製品は、カメラ1台ごとに必要です。
* 本商品をご使用いただくためには、SDメモリーカードが必須です。i-PRO機器専用SDメモリーカードの使用を推奨します。
* 本商品の使用中にSDメモリーカードのフォーマットを行った場合、カメラを再起動してください。
* 本商品はオープン価格です。
* 本商品の試用期間は90日となります。
* i-PRO株式会社の商品です。
強み・特長
画素の変化で状態変化を検知
本アプリは保存された画像から学習したモデルと、モニタリング中の画像を比べて画素の変化が
発生した場合に状態変化を検知してアラームを通知します※。
※特定の人や車を識別し、その人や車の動作における異常な動きを検知するものではありません。
想定ユースケース
開扉・閉扉状態の検知
例えば金融機関で!
貴重品の持ち去り検知
例えば展示会場で!
欠品状態の検知
例えば小売店で!
迷惑駐車の検知
例えば屋内駐車場で!
最大3個の学習モデルを保存可能
AIカメラにインストール※した本アプリケーションに複数枚の画像を学習させ※※、学習したモデルと比べて、
撮影されている画像の状態が変化した場合を状態変化と認識/検知して、アラームを通知するものです※※※。
学習モデルは最大3個保存できますので、環境や状況に応じて、変化を検知したいシチュエーションが変わる場合でも
柔軟にご利用いただけます。
※ 本アプリケーション利用時には対象カメラにおいてSDメモリーカードが装着されている必要があります。
※※ 2枚~200枚の画像が必要です。
※※※ 特定の人や車を識別したり、その人や車の動作における異常な動きを検知したりするものではありません。
学習や設定はiCTのガイダンスで可能
i-PRO設定ツール(iCT)のガイダンスに沿って、カメラに対して
学習用画像の保存や学習指示を行えるため、手順に迷うことなく学習や設定が可能です。
iCTでの設定・学習指示
・収集した画像から学習する画像を選択し、カメラに学習を指示
※時間間隔や枚数を設定し、自動保存も可能
対象カメラにおける学習とアラーム通知
システム構成
構成 | 役割 | |||
---|---|---|---|---|
AIプロセッサー搭載カメラ | iCTからの指示による学習実施、学習モデル保存、状態変化検知・アラーム通知 | |||
i-PRO設定ツール(iCT) | カメラからの学習用画像収集・選択、カメラへの学習指示、カメラアプリの設定・動作確認 | |||
マルチAIソフトウェア | アラーム通知の受信、アラーム受信時刻から映像検索 | |||
レコーダー | 同上 | |||
映像監視ソフトウェア | 同上 |
対応カメラ
本商品は、AIアプリケーションとSDメモリーカードに対応しているカメラでご使用いただけます。
・AIマルチセンサーカメラでは、本商品はいずれか1つのカメラでのみ使用可能です。
・PTZネットワークカメラでは、本商品は固定ポジションでのみ使用可能です。
・AI全方位ネットワークカメラでは、本商品は [魚眼] がある撮像モードでのみ使用可能です。
注意事項
以下のような場合、失報や誤発報の原因になる場合があります。
・背景と被写体の輝度差(明るさの差)が少ない。
・夜間など、映像の輝度が低い。
・被写体にピントが合っていない。
・被写体がぶれている。
・被写体が小さすぎる、または大きすぎる。
・被写体が白飛び、あるいは黒潰れしている。
・屋外、窓際など光線状態が変わりやすい。
・日光・車のヘッドライトなどの外光や水溜まりやガラスなどの光の反射が入る。
・強い外光が差し込み、被写体やそれ以外の影ができる。
・カメラのレンズに水滴や汚れが付いている。
・カメラが揺れている。
その他の注意事項を以下に記載します。
・学習前後で、カメラの映像設定を変更した場合、失報や誤発報の原因になる場合があります。
・カラー映像・白黒映像が切り替わる環境でご使用の場合、カラー画像・白黒画像それぞれで個別に学習を行うことを推奨します。
・人物が写り込む環境でご使用の場合、人物を状態変化から除外する設定を有効にしてください。
・ただし、人物が正常に検知されない場合、正しく除外できない場合があります。
・また、人物ではないものを人物として検知した場合、人物ではないものを除外してしまう場合があります。
・置き去り物(不審物等)の検知用途でご使用の場合、置き去り検知設定を有効にしてください。
・低照度時に誤報が発生する場合、低照度時のアラームを停止する設定を有効にすることで誤報を抑制できます。
免責について
- この商品は、特定のエリアを対象に監視を行うための映像を得ることを目的に作られたものです。この商品単独で犯罪などを防止するものではありません。
- 弊社はいかなる場合も以下に関して一切の責任を負わないものとします。
- 本商品に関連して直接または間接に発生した、偶発的、特殊、または結果的損害・被害
- お客様の誤使用や不注意による障害または本商品の破損などの不便・損害・被害
- お客様による本商品の分解、修理または改造が行われた場合、それに起因するかどうかにかかわらず、発生した一切の故障または不具合
- 本商品の故障・不具合を含む何らかの理由または原因により、映像が表示などできないことで被る不便・損害・被害
- 第三者の機器などと組み合わせたシステムによる不具合、あるいはその結果被る不便・損害・被害
- お客様による監視映像・記録が何らかの理由(ユーザー認証OFFでの使用を含む)により公となり、使用され、その結果生じた、被写体となった個人・団体などによるプライバシー侵害などを理由とする賠償請求、クレームなど
- 登録した情報内容が何らかの原因(ユーザー名、パスワードなどの認証情報を忘れたことにより本商品を初期化する場合を含む)により、消失してしまうこと
-
個人情報の保護について
本機を使用したシステムで撮影された本人が判別できる情報は、「個人情報の保護に関する法律」で定められた「個人情報」に該当します。※
法律に従って、映像情報を適正にお取り扱いください。
※個人情報保護委員会の「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」における【個人情報に該当する事例】を参照してください。ネットワークに関するお願い
本機はネットワークへ接続して使用するため、以下のような被害を受けることが考えられます。
- 本機を経由した情報の漏えいや流出
- 悪意を持った第三者による本機の不正操作
- 悪意を持った第三者による本機の妨害や停止
-
このような被害を防ぐため、お客様の責任の下、下記のような対策も含め、ネットワークセキュリティ対策を十分に行ってください。
- ファイアウォールなどを使用し、安全性の確保されたネットワーク上で本機を使用する。
- PCが接続されているシステムで本機を使用する場合、コンピューターウイルスや不正プログラムの感染に対するチェックや駆除が定期的に行われていることを確認する。
- 不正な攻撃から守るため、ユーザー認証を利用し、ユーザー名とパスワードを設定し、ログインできるユーザーを制限する。
- 画像データ、認証情報(ユーザー名、パスワード)、アラームメール情報、DDNSサーバー情報などをネットワーク上に漏えいさせないため、ユーザー認証でアクセスを制限するなどの対策を実施する。
- 管理者で本機にアクセスしたあとは、必ずすべてのブラウザーを閉じる。
- 管理者のパスワードは、定期的に変更する。また、認証情報(ユーザー名、パスワード)を第三者の目に触れないよう、適切に保管する。
-
設置上のお願い
以下の場所には設置しないでください。
- 本機、ケーブルなどが容易に破壊されるような場所
-
商標および登録商標について
- Microsoft、Windows、およびMicrosoft Edgeは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- iPad、iPhoneは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
- AndroidおよびGoogle ChromeはGoogle LLC の商標です。
- Firefoxは、米国およびその他の国における Mozilla Foundation の商標です。
- その他記載されている会社名・商品名は、各会社の商標または登録商標です。
購入、製品に関するご相談は、下記よりお問い合わせください。
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