写真:プロジェクター・サウンドシステム
写真:プロジェクター・サウンドシステム

株式会社タカミヤ様 Takamiya Lab.West

プロジェクター・サウンドシステム
壁面と床面へのダイナミックな投写で没入感ある立体的な映像空間を創出。

課題

お客様に対してダイナミックに事業紹介を、社員に対してリアリティのある教育を行いたい。

解決策

壁面と床面への映像投写と音響機器によりダイナミックなシステムを構成。PressITの活用で、いつでも映像を簡単にワイヤレス投写。

来場いただいた方に圧倒的な映像でタカミヤの理念を印象付けたく、壁面の映像投写には4Kプロジェクターを選びました。

株式会社タカミヤ 経営管理本部 安全管理部 担当課長 川島 賢様

背景

業界に先駆けたデジタル化とサービス開発の拠点

株式会社タカミヤ様は仮設機材の開発・製造から管理・物流まで手がける業界のトップリーダーです。次世代足場『Iqシステム』を中心とした、さらなるサービス開発のため、中核拠点となる『Takamiya Lab. West』(タカミヤラボ・ウエスト)の開設を計画される中、同社が業界に先駆けて注力される、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、映像コンテンツを活用し、事業理念やサービスの発信が行えるシステムの構築を目指されました。さまざまな施設や映像装置を視察される中、シアターホール内の広大な壁と床の2面にプロジェクターで映像を投写する、大型映像装置の導入を決定されました。


導入理由

圧倒的な映像で来場者にインパクトを残したい

「計画の当初、何もないところから映像が現れる仮想空間をつくりたいという想いがありました。技術的に可能かどうかを検討していく中で、現在のシステムをパナソニック様にご提案いただきました。実際にショウルームなどでデモ映像を拝見したのですが、来場いただいた方に圧倒的な映像でタカミヤの理念を印象付けたく、壁面の映像投写には4Kプロジェクターを選びました」(経営管理本部安全管理部 担当課長 川島賢様)。限られたスペースの中で、横幅9m高さ5mの壁面いっぱいに高解像度映像を投写するため、超短焦点レンズET-D3LEU100を装着した3チップDLP®方式の4KレーザープロジェクターPT-RQ22KJを、床面投写用には液晶方式レーザープロジェクターPT-MZ16KJLBが採用されました。


導入後の効果

映像も文字も鮮明に見える4K解像度の映像投写

「来場された方にタカミヤの存在を知ってもらうため、事業内容や製品、未来へのビジョンを紹介するコンセプト映像もパナソニック様に制作いただきました」(川島様)。ダイナミックで迫力のある映像は、4K解像度のプロジェクターにより、大画面に投写され、鮮明で細やかな描写を再現しています。また、超短焦点レンズの採用により、来場者が壁面近くで映像を見る場合でも影の映り込みが少なく、立体的で没入感ある映像を直近で体験できます。そのほか、研修などに使用される際はPCの画面を大画面に投写されます。「お客様や社員向けに法定教育や、当社の『Iqシステム』の紹介・点検などの研修にも使用しますが、4Kの高解像度のため、画面の中の細かな文字もくっきりと見えます」(川島様)。

PressITの採用でコンテンツの配信が手軽に

PCからの映像伝送には、ワイヤレスプレゼンテーションシステム PressITを採用。送信機を接続したPC(レッツノート)からボタンひとつで手軽にワイヤレス送信できます。コンテンツの切り替えやプロジェクターの操作を手元から簡単に行えるシステムも導入しました。「ストレスなく操作ができています。最先端の機器を導入いただき、ありがたいですね」(営業本部 大阪支店 副支店長(レンタル・工事担当)兼 工事営業西日本統括・営業サポート課長 藤森大吾様)と、ご感想をいただきました。


写真:壁と床の2面に投写されるコンセプト映像
壁と床の2面に投写されるコンセプト映像。壁面への投写は4K高解像度により、仮設機材の細かな描写や文字も鮮明にはっきりと見える。
写真:研修時などはPCの画面をPressITにて大画面に投写
研修時などはPCの画面をPressITにて大画面に投写。超短焦点レンズET-D3LEU100の採用でプレゼンターの映り込みが少ない。
写真:PT-RQ22KJ
壁面投写用のPT-RQ22KJ。超短焦点レンズET-D3LEU100を装着。
写真:PT-MZ16KJLBとET-EMW300
床面投写にはPT-MZ16KJLBとET-EMW300を採用。
写真:PressIT送信機を接続したPC(レッツノート)から手軽に投写が可能。
PressIT送信機を接続したPC(レッツノート)から手軽に投写が可能。
写真:コンテンツ切り替え画面もオリジナルのものを導入
コンテンツ切り替え画面もオリジナルのものを導入。
写真:ダイナミックな音響効果を生むRAMSAスピーカーも導入
ダイナミックな音響効果を生むRAMSAスピーカーも導入。

納入機器

  • 3チップDLP®方式レーザープロジェクター PT-RQ22KJ ×1台
  • 超短焦点レンズ ET-D3LEU100 ×1台
  • ワイヤレスプレゼンテーションシステム PressIT HDMI/USB基本セット TY-WPS1 ×1セット
  • 液晶方式レーザープロジェクター PT-MZ16KJLB ×1台
  • ズームレンズ ET-EMW300 ×1台
  • RAMSA20cm2ウェイスピーカー WS-AR080-W×2台
  • ワイヤレスマイクロホン(ハンドヘルド型) WX-ST200 ×2台
  • ワイヤレスアンテナ WX-SA250A ×1台
  • ワイヤレス受信機 WX-SR202A ×1台
  • デジタルマルチプロセッサー WZ-DM304 ×1台
  • デジタルパワーアンプ WP-DA202 ×1台
  • 電源制御ユニット WU-L61 ×1台
  • スピーカー壁面取付金具 WS-Q149 ×2台

今後の展望

新たなサービス開発や取り組みを発信していきたい

「当社のデジタル化への取り組みを映像を通してお客様に印象付けたいですね。今回導入したシステムを存分に活かせるように、建設現場をバーチャルに体験できるような映像コンテンツの制作も進行しています」(川島様)。「実物展示と合わせて、お客様にタカミヤのサービスを体感してほしい」(藤森様)と、業界に先駆けたデジタル化の推進と、『Takamiya Lab. West』から発信する新たな取り組みについて語られました。

写真:藤森様と川島様
株式会社タカミヤ
営業本部 大阪支店 副支店長(レンタル・工事担当) 兼 工事営業西日本統括・営業サポート課長
藤森 大吾 様(写真右)
経営管理本部 安全管理部 担当課長
川島 賢 様(写真左)
※所属は納入時のものです。

お客様紹介

ハードとソフトを融合したサービス開発の中核拠点

次世代足場『Iqシステム』の実物展示と、足場の管理・運用・コンサルティングなどの提供によって、ハードとソフトを融合した新たなサービスを生み出す、中核拠点として『Takamiya Lab. West』(タカミヤラボ・ウエスト)を兵庫県尼崎市に開設。仮設ビジネスの新たなモデルの構築を目指されています。

写真:タカミヤラボ・ウエスト
大阪・兵庫の都市部や大阪湾岸部開発地へのアクセスが良い尼崎に開設された。

関連機器・サービス

製品写真:PT-RQ22KJ

3チップDLP®方式レーザープロジェクター PT-RQ22KJ

3チップDLP®方式SOLID SHINEレーザーでフィルターレスデザイン
20,000lmの軽量コンパクトプロジェクター


製品写真:ET-D3LEU100

超短焦点レンズ ET-D3LEU100

近距離ゼロオフセットレンズでさらなる設置性の向上を実現


製品写真:PT-MZ16KJLB

液晶方式レーザープロジェクター PT-MZ16KJLB

高信頼ボディと優れたシステム性であらゆるトラブル・手間を軽減


製品写真:ET-EMW300

ズームレンズ ET-EMW300


製品写真:TY-WPS1

ワイヤレスプレゼンテーションシステム PressIT HDMI/USB基本セット TY-WPS1

ワイヤレスで簡単に発表者の資料を表示できるプレゼンテーションシステム


製品写真:WS-AR080-W

RAMSA20cm2ウェイスピーカー WS-AR080-W

20cmのウーハーと、均一な指向性を持つSCWG(60°×60°)ホーンツイーターからなる、2ウェイバスレフ形スピーカー


製品写真:WX-ST200

ワイヤレスマイクロホン(ハンドヘルド型) WX-ST200

広い音声周波数帯域で、クリアな音質を実現


製品写真:WX-SA250A

ワイヤレスアンテナ WX-SA250A

1.9GHz帯採用により、高音質で電波干渉・混信に強い安定した通信を実現


製品写真:WX-SR202A

ワイヤレス受信機 WX-SR202A

1.9GHz帯採用により、高音質で電波干渉・混信に強い安定した通信を実現