G7群馬高崎デジタル技術大臣会合様
G7群馬高崎デジタル技術大臣会合様

日本コンベンションサービス株式会社様(運営会社)
G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合様

アバター式リモート案内サービス『TAZUNE』
“省人化”に役立ち、セキュリティ面でも安心なアバター式リモート案内。
サービス『TAZUNE』。MICE※1を一層盛上げ、日本の文化とデジタル技術をPR。

課題

会合自体が“デジタル・技術大臣会合”なので、この会合を通して日本のデジタル技術を世界にPRしていきたい。

解決策

和服のアバターで日本ならではの雰囲気を醸し出す『TAZUNE』を会合会場に設置。“デジタル技術展”でも、海外に向けて日本の様々なデジタル技術を広くPRする。

和服のアバターで日本らしさを出す『TAZUNE』を会合の会場で案内用として設置。海外に向けて日本の文化とデジタル技術のPRを行うという主催者側の目的に合致しました。

日本コンベンションサービス株式会社 国際事業部国際会議部チームマネージャー 影山 和輝様 ※所属は納入時のものです。

背景

“G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合”で採用されたアバター式リモート案内サービス『TAZUNE』

2023年4月29日~30日、群馬県高崎市のGメッセ群馬で“G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合”が開催されました。この会合で、パナソニック コネクト株式会社のアバター式リモート案内サービス『TAZUNE』が採用されています。
「パナソニックさんがご提案の『TAZUNE』は2階・本会合会場の案内サービス用に1台採用。また、一般の方も参加できる1階の“デジタル技術展”でも『TAZUNE』『顔認証』『混雑可視化』を展示していただきました」(国際会議部 影山様)


導入理由

“デジタル・技術大臣会合”だからこそ、日本のデジタル技術をPRしたい

『TAZUNE』は2022年春、次世代型MICE実現に資するテクノロジーの募集で、東京都に選定された4つのテクノロジー(『アバター式リモート案内サービスTAZUNEを活用したMICE-DXに貢献する先端テクノロジーの実証実験』『顔認証』『混雑可視化』『ミスト空間演出』)の1つです。
「今回は“デジタル・技術大臣会合”なので、日本のデジタル技術をPRしたいという主催者サイドからの要望にぴったりのテクノロジーでした」(影山様)


導入後の効果

ご来場の方々が『TAZUNE』の案内や情報提供に“満足”とアンケートで回答

無人の『AI対話機能』でアバターを介して、来場者の受付や案内・接客業務の対応品質の向上と業務効率化に役立つサービスを行えるのが『TAZUNE』です。来場者が画面のアバターに話しかけると、AIが音声認識で問い合わせ内容を理解し、自動応答します。また、画面上の選択肢をタップすることで(非接触での操作も可能)、よくあるお問い合わせをチャットボットが回答します(有人の『リモート対話』機能も併用可能)。今回は会場案内をはじめ企業ブースの出展情報、会場周辺や宿泊地の観光案内などもインプットしています。
「これまではアルバイトスタッフにお願いすることが多かったのですが、その場でいろいろな情報を詰め込むようにレクチャーするのは限界があります。今回、必要と思われる情報を『TAZUNE』にプログラミングしていただいたので、問い合わせに対して的確な回答が出せました。アンケートでは、かなりの数の方に満足したと記入していただいて、これは大きな効果でした」(影山様)

“省人化”に役立ち、“セキュリテイの担保” でも安心

「スタッフの省人化という意味でも『TAZUNE』は役立ちました。東京圏のようにアルバイトスタッフを大勢集めることが簡単ではないので、我々運営側としてはありがたかったですね。インフォメーションデスクは群馬県様のほうでも設けていましたが1か所のみで、ボランティアスタッフもいらっしゃいましたが、セキュリティの関係で入れない会合会場エリアもありました。た『TAZUNE』は、必ず誰もが通る会合会場への動線上に置かれたので利用しやすかったのかなと思います。しかも無人対応可能で、安全対策上ボランティアの方が入れない所でも案内や情報提供が可能です。セキュリテイ的に担保されているツールなので、とても重宝します」(影山様)

海外に向けて日本の文化とデジタル技術のPRを行うことが主催者サイドの一番の目的

和服のアバターで日本らしさを出す『TAZUNE』を会合会場で案内用として設置したのも、海外に向けて日本の文化とデジタル技術のお披露目というか、PRを行うことが主催者サイドの一番の目的だったと思います。海外の方々にはこういった取り組みが好まれるので、今回のMICEでは効果的だったのではないでしょうか。


会合会場へ繋がるエントランスにて和装の女将が来場者を待つ『TAZUNE』(矢印)
会合会場へ繋がるエントランスにて和装の女将が来場者を待つ『TAZUNE』(矢印)
タイムテーブルを表示する『TAZUNE』(日・英・中・韓、4か国語対応)
タイムテーブルを表示する『TAZUNE』(日・英・中・韓、4か国語対応)
G7関係者を案内する『TAZUNE』
G7関係者を案内する『TAZUNE』
1階“デジタル技術展”の『パナソニックブース全景』
1階“デジタル技術展”の『パナソニックブース全景』
1階“デジタル技術展”の『ブース内の混雑検知』
1階“デジタル技術展”の『ブース内の混雑検知』
1階“デジタル技術展”の『ブース内の顔認証』
1階“デジタル技術展”の『ブース内の顔認証』
1階の“デジタル技術展”会場
1階の“デジタル技術展”会場
河野大臣にパナソニックブースの展示説明を行う
河野大臣にパナソニックブースの展示説明を行う

システムイメージ

システムイメージ

主な納入機器

導入システム

  • アバター式リモート案内サービス『TAZUNE』×1

デジタル技術展 展示

  • アバター式リモート案内サービス『TAZUNE』×1
  • 混雑状況可視化サービス ×1
  • 公的証書を活用した顔認証チェックインシステム(コンセプト展示)×1

お客様の声

海外に向けて日本の文化とデジタル技術のPRを行うことが主催者サイドの一番の目的

和服のアバターで日本らしさを出す『TAZUNE』を会合会場で案内用として設置したのも、海外に向けて日本の文化とデジタル技術のお披露目というか、PRを行うことが主催者サイドの一番の目的だったと思います。海外の方々にはこういった取り組みが好まれるので、今回のMICEでは効果的だったのではないでしょうか。


今後の展望

4つのテクノロジー『顔認証』『混雑可視化』『ミスト空間演出』『TAZUNE』に期待

「最終日は各国の大臣が帰られるので、入場制限を解除しました。テレビなどで報道されたこともあって、一般の方が大勢来られて大変にぎわいました。
『混雑可視化』サービスはそんな時、転倒予防などに活用できればと思います。
また、パナソニックさんの『顔認証』システム展示は、パスポートなどの公的証書を活用したものでした。デジタル技術は正確性が高いので、今後に期待したいです。
『ミスト空間演出』は当社内でも評価が高く、様々なMICEで提案したいです。
『TAZUNE』はアバターの衣装が変えられるんですね」(影山様)

MICEでは最新テクノロジー提案へのリクエストが多い

「企業イベント主催者から“今最新のテクノロジーは?”など、新技術の展示提案を望むリクエストは多いんです。海外の方々に、和太鼓や琴の演奏等以外にも日本らしさをアピールしたい。パナソニックさんからいろいろ新技術をいただければ我々も主催者にご提案して喜ばれるので、Win-Winです」(影山様)

日本コンベンションサービス 影山様
日本コンベンションサービス株式会社
国際事業部 国際会議部
チームマネージャー
影山 和輝様

※所属は納入時のものです。

お客様紹介

MICEにおける国際会議や学術集会などの企画・運営などコミュニケーション全体を担う事業を展開。

創立1967年、国内初のコンベンション運営会社である日本コンベンションサービス株式会社様。MICEにおける国際会議や学術集会等の企画・運営・事務局代行から同時通訳、人材派遣、行政事務、施設運営など、コミュニケーション全体を担う事業を展開しています。国際事業部は今回のGメッセ群馬でのG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合で、運営全般を担当しました。


Gメッセ群馬
Gメッセ群馬
地図

※1:MICEとは、M:Meeting(企業系会議)、I:Incentive(企業の報奨・研修旅行)、C:Convention(国際会議)、E:Exhibition/Event(展示会・イベント等)の頭文字を取った総称




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TAZUNE

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