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About Us
デザインに関わる人々と働く環境についてご紹介します。

About Us 01
働きやすさ、チャレンジ、自分たちの夢。

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デザイン本部は、その他の部門と同じく完全フリーアドレス。個室あり、スタジオあり、さまざまな空間で思い思い作業が進められている。プロダクトやサービス、UI、グラフィックといったデザインのさまざまな領域から期待の若手たちに、”芝生”と呼ばれているスペースに集まってもらった。


B to B デザインの魅力はどんなところ。

コンシューマー商品のデザインとの違いはなんだろう。入社前と入社後で意識が変わったのだろうか。


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『華がない、学生時代はそう思いがちでした。でも実際は、コンシューマー向けの製品にくらべてB to Bのプロダクトは、公共で使用されるものも多く、ものすごい数の人の目に触れ、使用されます。そこにやりがいを感じます。』

『グラフィックデザインには、会社全体、サービス全体を束ねるブランディングの役割があります。プロセスにおいても誰もが視覚的に判断できるような材料を提示するなど、B to B特有のグラフィックデザインが求められています。』

『サービスデザインとして社会に与える影響の大きさ。消費者個人の好みで選ばれるのではなく、社会に本当に必要だから選ばれるものを生み出すことがB to Bの仕事です。』

『フィールドが幅広い。例えば、高速道路の管制室のUIの使いやすさとか、社会の裏側を支える世界に触れることもできます。次はどんなお客様と一緒に仕事をするのだろう。毎回、新鮮な気持ちでデザインに取り組んでいます。』


“そもそも”が好きな人に向いている。

B to Bに求められる資質とはどんなことだろう。さまざまなスキルを持った人が集まるなかで共通するものはあるのだろうか。


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『これって、なんのためですか? 本質を問いかける姿勢が大切だと思います。』

『常識や既成概念を疑えちゃう人。B to Bではお客様ご自身も課題をつかみにくいことも多いので、そんなとき決められたレールの上で考えても答えは見つかりません。』

 『世の中になかったプロダクトの形を考えてくださいというお題がきます。言われたことだけを形にするのは嫌なので、自分なりの新しい方向性を出すように心がけています。』

『感覚的な話だけでは伝わらない人もいます。感覚と論理の両輪。そのバランスを日々の仕事の中で教わっている気がしています。』


デザイン本部のおすすめポイント。

デザイン作業に集中する時間、上司や仲間とアイデアを検討する時間、日常のさりげない時間、デザイン本部で過ごす毎日はどんな感じなのだろう。


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『チャレンジさせてくれるし、しっかりダメ出しもしてくれます。』

『役員の方が1on1の機会をつくってくださるなど、予想以上に歩みよっていただいている気がします。』

『社会人は、もっとシャキッとしなきゃいけないのかと思っていました。
上司を役職で呼ぶこともないです。同じ目的を共有しているのでフランクに話せるのだと思います。』

『デザインの見え方について、どんどん新しいものを採り入れようとする人が多いことが楽しい。』

『人をつくるという創業者の言葉が好きです。デザイン本部だけでなく、社内で出会う人がみんないい人でびっくりしています。』


よろこびを感じる瞬間。

デザイン作業に集中する時間、上司や仲間とアイデアを検討する時間、日常のさりげない時間、デザイン本部で過ごす毎日はどんな感じなのだろう。


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『経営層へのプレゼン、展示会など、いろんな立場の人に自分のデザインがさらされる瞬間。そこで、「いいね」と言われたときが最高にうれしいです。』

『グラフィックデザインを通して、思いが伝わっている、共感されている、届いているという手応えが感じられたときです。』

『いいアイデアが思いついた時かな?』

『お客様へのプレゼンで「あれ、そんなことまで考えてくれたんだ」という反応が返ってきた時です。こちらの熱意でお客様の気持ちが前のめりになると、よっしゃ!と思います。』

『サービスデザインは、最終的な提案が紙一枚だったりすることもあります。そこに至るまで、お互いにどれくらいビジョンを共有できたか。コンセプトが生まれていくプロセスも成果とみなされます。積み重ねてきたロジックをみんながわかりやすいデザインに落とし込んでいく。その過程すべてが楽しいです。』 


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関 大地
2020年入社

学生の時はプロダクトデザインとアートの立体制作に取り組んでいました。自分の中では人を魅了するためのビジュアル化がテーマです。プロダクトデザインとコンセプトの両方を重視することは社会人になった今も変わっていません。デザインの力で社会のいろんな場面をより良く変えていけるチャンスがすごくあることにワクワクします。


西川 千尋

西川 千尋
2020年入社

一貫性ということを常に大切に考えてきました。パナソニックが一貫していると感じるのは、お客様によりそうこと。その視点はどのプロジェクトでもブレません。いまは、パナソニック コネクトを導く全体のブランディングとそのグラフィックデザインに携わっています。若手でありながらブランドを視覚的に統一する取り組みに関わらせていただいていることはすごく嬉しいです。


堺 千里

堺 千里
2019年入社

専攻は情報デザイン。目の前の情報をかみくだき、わかりやすく伝えることをやっていました。インターンでコンビニのサービス提案に関わり、B to Bに興味を持ちました。今は画面のUIを主に担当しています。可能な範囲で、積極的に現場に足を運びたいです。現場はUI、UXに何を求めているのか、肌で感じとり、それをデザインに昇華させたいです。


越智 梓

越 智梓
2018年入社

学生時代はプロダクトデザイン専攻でしたが、サービスデザインの道に進みました。実際にやってみてわかったのはプロセスが変わらないこと。変わったのは、現場で作業服を着て、自ら機械操作やサービスを体験して、そこからリアルな未来の形を一緒に考えていくこと。世の中にそれまで存在しなかったサービスをゼロからつくりあげてみたい。それが今の私の目標です。

About Us 02
自ら手を挙げ、自ら取り組む組織内での活動。

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デザイン本部での自主活動である「みんサポ」は、部門内全員が多様性と公平性を感じられ、お互いを心地よく受け入れるための活動。日ごろの小さなモヤモヤにも焦点をあて、自由に発散してもらい、誰にでも起こり得ることとして組織全体に発信している。プロダクトデザイナーとして活躍する大澤さんは自らリーダーに立候補。モヤモヤを部内に優しく伝える手法としてマンガやかるたといったアイデアを盛り込んでいる。そこには上司から言われたから活動する、のような雰囲気はまったく感じられない。本業のデザインワークが忙しいときは他のメンバーに助けてもらいながら、誰もが気兼ねなく過ごせる環境づくりを進めている。


小さなモヤモヤほど、発散しにくい。


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『モヤモヤって、小さいほど言い出しにくいもの。それが「みんサポ」活動を通して最初に気づいたこと。デザイン本部は風通しが良く私たち世代から見ても自分の意見が言いやすい環境です。大きな問題がない、だからこそ見過ごされてしまうモヤモヤや違和感もあるはず、そこから活動をスタートしました。』


本音を拾いあげ、「みんサポ」として発信する。


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『例えば、育児と仕事。女性と男性の両方に声をかけ、外には絶対もらさないことを条件に本音をぶっちゃけてもらいました。誰かが話を聞いてくれるだけで発散になるという声が多かったです。グチるのは悪いことじゃない。組織に必要なのはそれを拾い上げて発信するプロセスです。個人という点でしか捉えられなかったモヤモヤに対して、「みんサポ」という面でアプローチとしていく強さみたいなものを実感しています』


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みんサポのコンセプト。いろんな思いを込めました。 

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個人の声を拾いあげ、「みんサポ」の公の声として発信しています。


当事者意識が会社を変える。社会も変えられる。


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『B to Bのサービスや製品のデザインを考える上で、自分がインフラや社会と深く関わっている感覚が養われます。社会の課題に対してアンテナを張っているからこそ、組織の課題にも当事者意識をもって取り組むことができ、それが社会のあり方を考える際に役立っていると思います。その意味で日々のデザインワークも「みんサポ」も全てつながっています。デザイン本部の雰囲気が半年前よりも良くなったよね。そんな感じで組織が進歩していけばいいと思います。」


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「みんサポ」の気づきをかるたで紹介しました。 

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イントラ上に「みんサポ」のマンガを配信。


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大澤 香織
2016年入社

B to Bのプロダクトデザインには、誰も見たことがない新しいものを創る仕事と、社会に実装されているものをより進化させる仕事があると思います。入社数年でその両方に関わることができました。いま、私が担当するのはカード会社の決済端末。コンビニ、飲食店など全国で多くの人に使われています。最近、嬉しかったのは、カード会社のテレビCMで自分が関わった端末が紹介されたこと。ご年配の方や子どもたちに使いやすさを届けられていることが実感できました。パナソニック コネクトは技術領域が幅広くチャンスも多い。これからも社会に必要とされるデザインを送り出していきたいです。

About Us 03
わたしたちは、サービスデザイナーです。

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デザイナーとしてどんな仕事をしてみたいか。将来像を思い描くとき、サービスデザインという職種は、それを志望する人はもちろんのこと、プロダクト志望、グラフィック志望の人にも気になる分野の1つです。そこで、具体的なワークの内容や日々感じている想いについて入社2〜5年目のサービスデザイナーに本音でトークをしてもらいました。


領域が急拡大してきている分野。

企画書やコンセプトワードなど、モノとしての形がなく一言では言い表しにくいことも多いサービスデザインのアウトプット。自分たちの仕事を、家族や友人にはどのように説明するか聞いてみました。


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「どんな仕事をしてるの?という質問に対しては、端的に理解されにくいので一番ドキッとします。実家に帰った際に親戚から仕事についての質問があると、あっ来た!。そのようなときは、お客様の課題を解決するために技術や製品を組み合わせることで、どんなことが出来るかを考えたり提案したりする仕事、のような説明をすることが多いです。」

 

UXデザインと呼ばれていたものがサービスデザインとなりデザインの領域 がさらに広がり、正しく理解してもらえるよう簡潔に説明するのは難しいですね。」

 

「デザインという言葉からはプロダクトやグラフィックなどのイメージを持たれる方が多いので、形がないものをデザインしている、と話しています。」

 

「今は、技術部門と一緒にその技術にどのような価値があるかを見つける仕事をしています。でも、それだけを言っても分かりにくいので、デモ用のUIを作ったとか、ワークショップをしたとか、仕事でやっていることを伝えるようにしています。」


現場と、技術とを学ぶことからデザインがはじまる。

社会に役立つアイデアを考えるには、当然のことながら現場や技術のことを学ぶ必要があります。普段の生活では出会う機会の少ない分野の仕事に取り組む時は、どのように知識を学んで発想に活かしているのかを聞きました。


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「その都度の勉強でしかなく、技術の方に説明していただいています。技術に詳しい目線から出てくるアイデアと、デザイナーならではのお客様の体験を意識したアイデアの両方を出し合い、お互い共有できるようワークショップのフローを自ら設計しています。」

 

「今まで自分たちに馴染みの無かった様々な仕事に触れる機会も多いです。実際に現場に出かけてじかに体験することを大切にしています。事情により直接行けない時は、現場の写真を集めてそれを見ながら気づきを出し合うワークを設計したり、先進事例の情報を収集してここがポイントだというところをメンバーで追求したりしています。」

 

「営業の方に対して、現場に同行させてくださいとこちらから伝えています。現場でのヒアリングをもとにUXジャーニーを書きあげるなど、デザイナーが同行した方が絶対にいい、ということを常にアピールしています。良い関係が築けると、毎回デザイナーが来てくださいと誘っていただけるようになります。」

 

「お客様と話をしていると、ビジネスのやり方を変えたいのかなと感じます。例えば、売るものがハードウェアからソフトウェアに変わってきて今までのやり方ではうまくいかない、のような話が出るときなどです。どのようにしたら上手くいくのかデザイナーに助けを求められている気がしています。お客様が当たりまえだと考えられ、見過ごされてきたことを指摘できるのもデザイナーの役割だと思っています。」


仲間、上司、社内の人たちに感じていること。

サービスデザインに関わるメンバーは平均年齢が若く、お互いに同世代として頻繁にコミュニケーションをとっているそうです。


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「お客様や営業の方の意見に対して本当にそうなのかなと思うことがあります。そのようなときは、自分の価値観がお客様と合わないだけかなと不安になりがちですが、サービスデザインのメンバーからフラットな視点で意見を出してもらうと自分自身の納得度が高まり自信が持てます。」

 

「自分ではこれで完成!と思っていたことに対して、ここを変えたらもっとよくなるよ、とさらに先のゴール設定をして導いてもらえることに感謝しています。自分ではこれでいいかなと思っていたところが伸びていくような、能力を広げてくれる人がそばにいてくれているような感じがします。」

 

「年齢も近く気軽に相談できるメンバーだと思っています。最近は在宅勤務でリモートでのコミュニケーションが多いのですが、毎週金曜日の夕方に談話室のような雑談スペースを設け、たくさん会話をしています。自分一人で進めているプロジェクトで困ったことがあっても、助けてくれる仲間がいることはすごく心強く感じます。お互いによく声を掛け合っています。」

 

「新しい価値をつくるためにみんなが手探りでやっています。似たようなプロジェクトどのように進めたか、それぞれの事例を参考にすることで仕事の進め方をブラッシュアップすることができます。みんなでどんどんステップアップしていく感覚がいいと思っています。」


パナソニック コネクトらしいサービスデザインとは。

若手のみなさんが共通して感じているのは、上司、部下、営業、技術といった立場や職種にとらわれず、みんなでとことん考える姿勢だと言います。そこから生まれてくるサービスデザインの未来について聞いてみました。


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「パナソニック コネクトの強みはソリューションのための選択肢の幅が広いこと。お客様との会話の中でこんなことをやりたいという企画を立てるときも、社内に様々な技術があるのでプランを実行しやすく、助けられている気がします。サービスデザインは、技術と技術をつなげてはじめてお客様の課題解決になることが多いのも事実です。技術とソリューションを組み合わせることでどんな価値が生まれるか、社会にどんなインパクトが与えられるかが、パナソニック コネクトに求められています。事業単位の収益を重視するだけではなく、会社全体で一緒に何かを作りだすことが大切だと思います。」

 

「サービスデザインは、パナソニック コネクトの多種多様な事業部門の人たちと関わります。目の前のプロジェクトとは違う領域であっても、活かせそうな技術を開発している方にコンタクト取ってつなげたりすることができます。またサービスデザインだけでなく、プロダクトやUIのデザイナーと連携をしながら、アウトプットのクオリティを高めることも大事です。」


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「ユーザーが見えるプロダクトも、ユーザーが明確でないコンセプト構築も、良し悪しを判断するのは人です。人から良いと思ってもらうには、アウトプットが大事です。必要に応じてイラストを描くこともありますが、イラストがあるとないとではお客様の反応や見方が違います。自分の中では働く人の笑顔につながることをテーマにしていて、そこにメンバーの力を集結していきたいと思っています。」

 

「新しい価値を生み出すプロジェクトでは、そのソリューションをなぜパナソニック コネクトが取り組むのかが議論になります。事業的な面白さだけでもいけないし、競合他社の動向だけで判断してもいけない。やはり、強みとしてのソリューションの幅の広さ、積み上げてきた実績様々なお客様とのつながり、人の行動に寄りそったデザインなどがポイントとなることが多いですね。」


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雄大
2017年入社

学生時代からユーザーの手に渡るところが非常に重要だと思ってきました。そこにいくまでの戦略としてサービスデザインが必要だという感覚です。お客様に、より知識がある領域で自分に何が提案できるのか不安になることが日々あります。そのような時は、様々な本を買い込んで眺めます。本を積んでおくだけの積読になることも多いですが、学生の頃よりも、質にも量にも心がけて情報に触れるようにしています。


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中山
2018年入社

サービスデザイン担当として追加募集で入社しました。学生時代からプロダクトやグラフィックなど形が明確なものを作るよりも、目的を達成するための仕組みづくりがしたいと思っていました。私がこれまで仕事で関わってきた方々は、デザイナーの、縛りのない自由な視点が欲しい、という意識でコミュニケーションを取っていただけるのでやりやすく思っています。


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橋村
2017年入社

学生時代、お話をする機会のあったパナソニック コネクトの方々が、みなさん本当にデザインのことが好きで、お話も面白く楽しそうな会社だなと興味を持ちました。サービスデザインの仕事は、日々、自分がプライベートで体験した出来事、例えば、コンサートのチケット購入やスーパーでのお買物などで自分が何気なく感じたことが、アイディアや企画に役立っています。


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久次 史奈 
2020年入社

私はインハウスのデザイナーになりたいと以前から思っていました。ものづくりの上流から下流まで一貫して関わりたかったからです。様々な企業のインターンに行った中でパナソニック コネクトは、堅苦しくなく楽しそうにデザインの仕事をされている方が多いと感じました。サービスデザインは感性と論理性を両立させた言語化力が肝になってくるので、個人的にはその部分をさらに磨いていこうと思います。

About Us 04
論理と感性の両方を駆使して使いやすさに形を与える。
それがデザインエンジニア。

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デザインエンジニアとは、名前の通り、プログラミングをはじめとする技術的な知識を備えたデザイナーのこと。その活躍の領域はマルチに広がっています。先端技術のシーズを社会にどう活かすかをゼロからつくりあげたり、プロダクトのデザインと一体となって実際に動くシステム上で使いやすさを検討したり、世の中の課題解決に取り組むB to B のデザインの領域においてなくてはならない存在です。


デザインプロセスにおいて、プロトタイピングの重要性が高まっている。

プロトタイピングとは、実際につくって試してみること。頭の中で考えたことだけでデザインを進行するのではなく、実際に動くものをつくって検討を重ねながら、使いやすさを追求していきます。年々、システムを使ってできることが高度になり、その重要性がさらに高まっています。


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「近年、デザイン開発の様々な場面において、プロトタイプを作るという試作のプロセスが組み込まれるようになりました。その場面において、技術とデザインの両方の視点をもつデザインエンジニアのスキルが役立っていると思います。私たちは、システムなどソフト部分だけを構築するのではなく、仮説を実際に動かすという点ではモノの形や画面の見え方などのデザインも同時進行で考えます。また仮説を視覚化することにより、問題点をメンバー全員で共有することができて、新しい発見が生まれることもたくさんあります。」

 

「プロトタイピングは手段であって目的ではありません。デザイナーとして社会課題の解決やユーザーフレンドリーを実現するというゴールは同じです。課題解決のためにどうあるべきか?を考えつつ、あくまでもツールとしてプログラミングを使っているという感覚です。システムを扱うデータの構造がどうなっているか、画面の中に現れる時はこういう要素として表示されるべきだろうか、ロジックを起点に考えながら、使いやすさ、デザインをつくっていきます。」


右脳と左脳を自在に使い分ける。

デザインエンジニアの強みは、右脳を働かせて課題の本質を直感でつかみながら、左脳を働かせて課題の裏側にある構造を見抜いてモデル化できることにあります。


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「お客様が抱えているたくさんの課題をグループ化し、真の要因をよく考えることが構造化です。目の前に見えていることは表層であって、ほんとうの課題はなにか。課題をAグループとBグループに分けて整理して、そのもっと根本にある課題は何かを探して、というような思考を自然とやっています。複雑なデータがどのような構造になっているかを整理することで、こちらから見たら見え方が違うね、といった様々なビューから課題の本質を捉えることができます。」

 

「データを可視化するアプリケーションをデザインする際にも対象の構造を捉えることは大事です。例えば、売り上げや商品名、地域など複雑なデータ構造があったとき、データの関連性や数値など何を分析したいのかは見る人の視点によって異なります。そのときどうやって操作すれば、望みの結果が得られるかをデザインしていきます。」

 

「ハードウェアやUIの担当デザイナーと共同作業するときも、そこは形を変えた方がいいのか、あるいはソフトの作りを変えた方がいいのか、ソフトとハードの両面で一緒に考えることができます。ハードだけでなんとかしないといけない、ソフトだけなんとかしないといけないではなく、トータルで考えて最適解を見つけていきます。」


良いUIとは?ユーザビリティとは?

デザインエンジニアは、色や形状だけでなく、プロダクトやサービスの裏側で働くシステムの視点からも使いやすさを追求する。そんな彼らに理想のUIやユーザビリティについて独自の視点で語ってもらいました。


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「良いUIとは誰からもいいねと褒められないものです。お客様が困らないようにすぐに使える、難しいことを考えずシンプルに使えるようにシステムが頑張れば頑張るほど、UIに関しては誰も気づきません。インターフェースは境界ですから、境界を感じること自体がダメなんだと思います。例えば、自動ドアは、近づいただけでドアが開き、人は自然に中に入っていきます。すごくいいインターフェースです。でも誰もすごいとは感じないでしょう。」

 

「理想のUIは、UIの存在感をなくすこと。現場のお客様にとっても、操作しなくてすむなら操作しない方がいいわけです。そのためには、できるだけシンプルなUIにすることを心がけています。でも、いきなり最適解を見つけることはできません。まず役に立つ道具を作ること、次にそれをいかに使いやすくするかを考え、さらにその道具の存在をいかに感じさせないで使えるようにしていくか。プロトタイピングと仮説検証を繰り返してユーザビリティを高めていきます。」


最先端のシーズを社会でどう活用するか。
ニーズを見つけ、世の中に送り出していく。

最先端の技術は、シーズのままでは誰も使うことができません。目の前の技術を使えば、社会のどんな場面で、どんな人が助かるのか。最適なニーズを見つけ出すこともデザインエンジニアの役割の一つです。


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「技術のシーズというものは、どのように役に立つか具体的にクリアになっていないけれども開発しました、という段階からスタートするものもあります。その場合には、そのシーズにどんな使い道があるかを考え、最適な場面を見つけ、製品やシステムやサービスに落としこんでいく必要があります。そういう意味では技術を知らなければ何もできないですし、シーズを知らないと新しい発想も出てきません。シーズとニーズを結びつけることができるのはデザインエンジニアならではだと思います。」

 

「デザイン部門と開発部門の間の通訳の役割を果たしているところもあります。技術の実用化に関しては、開発部門よりむしろ自分たちデザインエンジニアの方が慣れているところもあるので、逆にアドバイスすることもあります。新しい技術は、使いやすさの最適解が見えていないので、それがどのように実装されると使いやすく自然かを探究していくことが重要だと思っています。」


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「デザインエンジニアが関わる案件は先行的な提案など、具体的な形としてまだ製品化されていないものも数多くあります。しかし実証実験の段階であっても、プロトタイプとしてデザインしたものに対して使用する人が喜んでくれている、楽しんでくれているなどの反応があって、良い体験を提供できていると実感したときがすごく嬉しいです。世の中に対して、生活の中でプラスになっているものを作り出していくことが重要だと常に考えています。」


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木全 輝志
1992年入社

システムエンジニアとデザイナーという2つの領域を横断的に仕事しながらプロトタイピングに約20年携わってきました。長い経験の中で今こそデザインエンジニアが主役の時代が来たと感じます。若手向けの講習会で「エンジニアのみなさんは、デザインなんて無理と思っているかもしれないけれど、そんなことないよ!」と一生懸命伝えています。パナソニックの家電DNAを受け継ぎ、B to Bの領域でユーザーフレンドリーを追求することが私たちの使命です。


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石田 善彦
2016年キャリア入社

学生時代は情報工学を専攻。デザインの仕事に興味を感じたのは、工学的なアプローチだけではない広い視点からシステムの使いやすさや新しい価値を考えられると思ったからです。これまで技術的知見をデザイン開発の現場で活かし、先行的デザインに取り組んできました。気分をリフレッシュしたい時は自然の中に出かけて野鳥観察をするのが好きです。近年、娘が生まれてからは出かけられていませんが、家族と過ごす時間を楽しんでいます。