LFVシリーズ
下記に当てはまる質問がない場合は「全シリーズ共通」のよくある質問もご確認ください。
Q1. 複数台のディスプレイでマルチ設置する際の接続方法について教えてほしい。
複数台でマルチ設置をする場合、各ディスプレイへ同じ映像を入力する必要があります。
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LFV70シリーズ接続例
接続環境: ディスプレイ4台、 映像出力機器はパソコンを使用、 DIGITAL LINK端子によるデイジーチェーン接続
1台のパソコンからHDMIやDVI-D、DisplayPortで出力 → 入力信号に応じてHDMI端子やDVI-D端子、DisplayPort端子へ接続 → 1台目のディスプレイのDIGITAL LINK出力から2台目のディスプレイのDIGITAL LINK入力へ接続 → 同様に2台目から3台目、3台目から4台目と接続する。
ディスプレイは以下の通りに設定してください。
1台目:入力切換をHDMI/DVI-D/DisplayPortのいずれか該当するものに設定してください。
「初期設定」→「DIGITAL LINK出力」を入力信号「HDMI」 or 「DVI-D」 or 「Display Port」に設定してください。
2台目以降:入力切換を「DIGITAL LINK」に設定してください。
「初期設定」→「DIGITAL LINK出力」を「DIGITAL LINK」に設定してください。 -
LFV8シリーズ接続例
接続環境: ディスプレイ4台、 映像出力機器はパソコンを使用、 複数台デイジーチェーン接続方法
- DVI-Dデジタル信号入力時
ディスプレイ1の[DVI-I 出力]コネクタをディスプレイ2の[DVI-D 入力]コネクタに接続する。 - DisplayPort入力時
ディスプレイ1の[DisplayPort 出力]コネクタをディスプレイ2の[DisplayPort 入力]コネクタに接続する。 - PC IN入力時(アナログVGA入力)
ディスプレイ1の[DVI-I 出力]コネクタをディスプレイ2の[PC IN]コネクタに接続する。
- DVI-Dデジタル信号入力時
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LFV50/5シリーズ、LFV60/6シリーズ接続例
接続環境: ディスプレイ4台、 映像出力機器はパソコンを使用、 DVI-D端子によるデイジーチェーン接続
1台のパソコンからDVI-Dで出力 → 1台目のディスプレイのDVI-D出力から2台目のディスプレイのDVI-D入力へ接続 → 同様に2台目から3台目、3台目から4台目と接続する。
※デイジーチェーン接続を使わない場合は、分配器などを準備し各ディスプレイへ同じ映像を入力してください。
※マルチ画面の設定についてはQ2を参照してください。
Q2. 複数台のディスプレイでマルチ設置し、ひとつの映像で4面マルチスクリーンとして大きく映像を表示する際の設定方法について教えてほしい。
LFV70シリーズ、LFV60/6シリーズ、LFV8シリーズ、LFV50/5シリーズでは設定方法が異なります。
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LFV70シリーズ、LFV60/6シリーズ設定例
設置環境:ディスプレイ4台(縦2台 x 横2台)リモコンの「SETUP」 → 初期設定メニュー1/2ページ「マルチ画面設定」 → 「マルチ画面設定」をオンに設定 → 「横拡大率」を2に設定 → 「縦拡大率」を2に設定 → 「横方向目地設定」及び「縦方向目地設定」を任意に設定 → 「拡大位置」を設定(左上に設置したディスプレイは「A1」に設定、右上に設置したディスプレイは「A2」に設定、左下に設置したディスプレイは「B1」に設定、右下に設置したディスプレイは「B2」に設定する)
※マルチ画面設定は最大100台(縦拡大率「10台」、横拡大率「10」)まで設定可能です。
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LFV8シリーズ接続例
設置環境:ディスプレイ4台(縦2台 x 横2台)リモコンの「MENU」 → 「タイル」 → 「有効」をオンに設定 → 「H モニター」を2に設定 → 「V モニター」を2に設定 → 「ポジション」を設定(左上に設置したディスプレイは「1」に設定、右上に設置したディスプレイは「2」に設定、左下に設置したディスプレイは「3」に設定、右下に設置したディスプレイは「4」に設定する) → 「フレーム補正」を設定
※タイル設定は最大100台(横方向10台まで、縦方向10台まで)まで設定可能です。
ただし、4K信号を入力した場合は、最大25台(横方向5台まで、縦方向5台まで)までの設定となります。 -
LFV50/5シリーズ設定例
設置環境:ディスプレイ4台(縦2台 x 横2台)リモコンの「MENU」 → 詳細設定2メニューの「TILING」 → 「H MONITORS」を2に設定 → 「V MONITORS」を2に設定 → 「POSITION」を設定(左上に設置したディスプレイは「1」に設定、右上に設置したディスプレイは「2」に設定、左下に設置したディスプレイは「3」に設定、右下に設置したディスプレイは「4」に設定する) → 「FRAME COMP.」は目地を考慮した設定にする場合はON → 「ENABLE」をONに設定
※TILING設定は最大25台(H MONITORS「5台」、V MONITORS「5台」)まで設定可能です。
Q4. 設置金具(TY-VK55LV2、TY-VK49LV2およびTY-VK47LV1)は縦置き設置に対応していますか。
縦置き設置には対応しておりません。
Q5. マルチ画面で設置する場合、ディスプレイとディスプレイの間隔はどの程度空ける必要がありますか。
ディスプレイとディスプレイの間隔は0.5 mm空けてください。
Q6. 複数台でマルチ設置する場合、周辺にどのくらい空間を設ける必要がありますか。
上下左右に100 mm以上、ディスプレイの後面は150 mm以上空間を設けてください。
Q7. 複数のディスプレイの電源を同時に入れると立ち上がらないディスプレイがあります。
同時に複数台の電源を入れると十分に電源供給がされず立ち上がらない場合があります。 対処方法として、「電源オン動作 遅延制御(LFV8シリーズ、LFV50/5シリーズはパワーオンディレイ)」機能により電源が入るタイミングをディスプレイ毎に設定してください。
- LFV70シリーズ、LFV60/6シリーズ設定方法
リモコンの「SETUP」→初期設定メニュー1/2「電源オン動作 遅延制御」を「オート」または任意に遅延時間を設定してください。
※「オート」に設定した場合、遅延時間を自動的に決定します。ディスプレイIDとして設定されたID番号に0.3秒を掛けることで決定されます。
例)ディスプレイIDが3の場合:0.9秒
ディスプレイIDが10の場合:3秒 - LFV8シリーズ設定方法
リモコンの「MENU」 → 「一般設定」 → 「パワーオンディレイ」で任意に遅延時間を設定してください。 - LFV50/5シリーズ設定方法
リモコンの「MENU」 → 詳細設定2の「パワーオンディレイ」で任意に遅延時間を設定してください。
Q8. 複数台でマルチ設置する場合、周辺温度は何度までにする必要がありますか。
機器周囲温度が40℃を超えることがないように空気の流通を確保してください。
Q9. デイジーチェーンは何台まで接続することができますか。
LFV8シリーズと、LFV70シリーズ、LFV60/6シリーズ、LFV50/5シリーズでは設定方法が異なります。
- LFV8シリーズ
- DisplayPort接続の場合
HDCP 8台まで、非HDCP 25台まで - DVI-D、VGA接続の場合
HDCP 8台まで、非HDCP 10台まで
- DisplayPort接続の場合
- LFV70シリーズ、LFV60/6シリーズ、LFV50/5シリーズ
最大10台まで可能ですが、ケーブルや信号、使用する機器などによって接続可能台数が制限される場合があります。
またHDCP信号を入力する場合は、最大8台まで対応可能です。
ただし、使用機器などによって接続可能台数が異なります。
Q10. 横2台、又は縦2台にマルチ設置し、ひとつの映像で2面マルチスクリーンとして大きく映像を表示する際、映像はどのように表示されますか。
横2台の場合は水平方向に、縦2台の場合は垂直方向に映像が引き伸ばされて表示されます。
このような場合は、画面アスペクトに合ったコンテンツを制作していただく必要があります。
Q11. 10BASE-Tのネットワーク・ハブを使用してのネットワーク環境で制御をしようとしているのですが、通信ができない。
DIGITAL LINK/LAN共用端子を搭載したLFV70シリーズは、10BASE-Tに対応しておりません。
100BASE-TXのネットワーク環境で通信してください。
※DIGITAL LINKモードでご使用の場合、ネットワーク・ハブを介した接続はできません。
Q12. 4K信号入力での4K映像出力方法について教えてください。
DisplayPort入力のみ対応しています。
対応信号は、4K映像(3840×2160/30p)になります。
2つの方式で、DisplayPortデイジーチェーン接続によるマルチスクリーンでの4K映像の出力に対応しています。
- MST方式
2×2構成での4K映像のDot by Dot表示 - SST方式
マルチスクリーンでの4K映像の拡大表示
※4K信号 SST方式での最大マルチスクリーン数は25(5×5)となります。
Q13. ネットワークコントロール機能において、WEB制御、コマンドコントロールには対応していないのですか。
WEBコントロール/コマンドコントロールを行うことはできません。
本機のネットワーク機能は、PJLiNKプロトコルでの制御が可能です。
Q14. シリアル制御、PJLink制御をする場合に特に必要な設定はありますか。
シリアル制御、PJLink制御、予兆監視ソフトウェア、複数台制御ソフトウェア、ビデオウォールマネージャーを使用する場合は、「エコモード」設定を「ローパワースタンバイ」から「ノーマル」に設定してください。
リモコンの「MENU」 → 「一般設定」 → 「エコモード」をノーマルに設定。
Q15. 3年間無償修理サービスの対象商品ですか。
対象商品*です。3年間まで無償修理いたします。
*対象商品はTH-55LFV9Jです。
※保証期間内でも有償修理になる場合がございます。
※2023年4月以降にご購入いただいた対象の製品に適用されます。
※2023年3月までのご購入分に関しましては、基本保証が、お買い上げ日から1年間です。
ただし、ご購入後1か月以内にPASSへの会員登録をされている場合は、本来の1年間の基本保証に加え、2年間の無償修理サービスを追加し、最大で3年間の無償修理サービスが適用されます。