LTE/3G内蔵、固定回線が無い環境でもWi-Fiサービス提供可能
無線LAN規格11ac〔Wave 2〕に準拠したLTE内蔵屋内型アクセスポイント
強み・特長
次世代無線LAN規格 802.11ac対応
EA-7HW02AP3は次世代の無線LAN規格802.11acに対応しています。
従来製品比で周波数帯域幅が2.2倍、伝送効率が1.3倍となり、最大867 Mbps※の伝送速度を実現しています。
固定回線が無い環境でもWi-Fiサービス提供可能なLTE/3G機能
LTE/3Gに対応、高速・低遅延なデータ通信をWAN回線として使用可能となり、固定回線が無い環境下でも電源準備だけで、Wi-Fiサービス提供が可能になります。
固定回線施工が不要であり、設置が容易です。回線費用は光回線より低額です。
株式会社NTTドコモのXi(LTE)ネットワークのカテゴリ4 対応モジュール搭載し、カテゴリ4対応機種では受信時最大150 Mbps、送信時最大50 Mbps※1の超高速データ通信が可能です。
また、FOMAハイスピード(HSDPA/HSUPA)ネットワークに対応し、ハイスピード対応機種では受信時最大7.2 Mbps(一部14 Mbps※1)、送信時最大384 Kbps(一部5.7 Mbps※2)※1の高速パケット通信が可能になります。
※1 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
ベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は、通信環境やネットワークの混雑状況など条件により変動します。
※2 株式会社NTTドコモのネットワークを活用する各社MVNO事業者にも対応しております
株式会社NTTドコモ mopera U※3、 MVMO事業者(OCN、IIJ、Panasonic)の接続検証済みです(株式会社NTTドコモ spモード※4については、将来対応予定です)。
別途、NTTドコモ、もしくはMVNO事業者との契約が必要になります。
※3 「mopera U/モペラ ユー」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。
※4 「spモード」は、NTTドコモの商標または登録商標です。
対応バンド 4バンド対応で広範囲のエリアをカバー
LTE(Xiの通信方式)では、 2.1 GHz (Band1)、 1.7 GHz (Band3) 、1.5 GHz (Band21)、 800 MHz (Band19)の4周波数帯に対応しております。
3G(FOMAハイスピードの通信方式)では、2.1 GHz (Band1)のFOMAエリアに加え、800 MHz (Band19)のFOMAプラスエリアの周波数帯にも対応しており、広いエリアでの使用が可能です。
小型・軽量で、据置、壁掛けが可能
小型軽量で、スマートなデザインです。
付属する据置スタンド、壁掛け金具により机上、壁への設置が可能です。
モバイル(バス/電車等)のWi-Fiサービス提供可能
別売の車載用取付金具に取り付けることにより、バス、電車の振動対策を実施し、以下の規格を満たすことで、モバイルエリアのWi-Fiサービス提供が可能です。
鉄道車両 JIS E 4031 1種
バス(車載)JIS D 1601 2-A種
また、電源電圧変動対策を実施し、ISO 16750-2(DC24 V車)対応しており、DC24 V車でお使いいただけます。
拠点ルータ不要のネットワーク構成、WAN回線の冗長化が可能
リモートNW接続(VPN対応)により、センター側にVPNルータを設置することで、VPNルータ~Wi-Fi AP間をIPsec接続することで、VPN非対応網でもセキュリティが確保できます。また、WAN側回線を有線ブロードバンド回線と3G/LTE網の冗長化することが可能です。
アクセスポイントのルータ機能対応により、Wi-Fiデータを直接インターネットに接続可能です。
共通機能
120台接続
サービス多重運用
同時接続端末数制御
利用者数の変動に左右されずに、SSID毎に端末接続数を保証します(接続機会の公平性確保)。
接続端末数の制限
通信品質を確保するために、設定された台数以上の端末が接続された状態になると、新たな端末からの接続要求を拒否します。
干渉対策
起動時に全チャンネルのスキャンを行い、周囲の電波状況を把握し、最適な周波数を選択し運用に移行します。また、運用中に干渉を検出した際に最適な周波数を自動的に再選択します。
※2.4GHz側は、ノイズ干渉波検知時のみ自動再選択します。
VPN構築
ローカル側にVPNルータ等を設置することなく、VPNを介してリモート(セン
ター)側ネットワークにレイヤ2レベルで接続が可能です。また、IPsecに対応し、インターネット等の一般網経由でのVPN接続が可能です。
統合監視マネージャー
アクセスポイントの集中管理が可能です(設定/ファームウェア更新/ログ/ 死活監視等)。
統合監視マネージャーはアクセスポイントの動作とは独立しているため、統合監視マネージャーがトラブルにより停止した場合でも、アクセスポイントはサービスを継続することが可能です。
この機能のご利用シーン
複数のアクセスポイントを集中監視したいというシーンでのご活用を想定しています。
その他の機能
セキュリティ
- 暗号化方式として、WEP、WPA2(Personal/Enterprise)、WPA3(Enterprise)に準拠しています。
※WPA3は、FWバージョン FW02.33R0100以降で対応 - 認証方式としてMAC認証、IEEE802.1X認証、Web認証※に準拠しています。
※認証サーバは内蔵していません。
この機能のご利用シーン
ネットワークに接続できる端末を限定し、セキュリティを確保したいというシーンを想定しています。
WMM
- WMM機能により、アプリケーション毎に優先度を設定して送受信可能です。
端末間の折り返し禁止設定
- 端末間の通信を制限可能です。
各種監視プロトコルをサポート
- Telnet、SSH、HTTP/HTTPS、FTP/SFTP、SNMP/Trap、NTP、syslogに対応しています。
寸法図
(単位:mm)
オプション品仕様
◾️車載用取付金具(EA-7HW00KG1)
項目 | 仕様概要 |
---|---|
外形寸法(公差、突起含まず) | 幅123.8 mm ×高さ184 mm ×奥行8 mm |
質量 | 約160 g |
主な仕様
EA-7HW02AP3 | ||
---|---|---|
品番(本体色) | EA-7HW02AP3(ホワイト) | |
インタフェース | ||
無線(同時使用可) | 2.4 GHz | IEEE802.11b/g/n
2×2、 2 ストリーム(400 Mbps) 【注】256QAM対応端末の場合。非対応端末は300Mbps 。 |
5 GHz | IEEE802.11a/n/ac 〔Wave 2〕
2×2、 2 ストリーム(867 Mbps) | |
外形寸法(公差、突起含まず) | 幅160 mm ×高さ160 mm ×奥行40 mm | |
質量 | 約 460 g |