プロジェクターを使用する際に出てくる「ランプ光源」や「レーザー光源」など、機能や技術に関する専門用語を解説するページです。 取扱説明書や仕様書、WEBページの内容を理解する際のサポートとしてご活用ください。
プロジェクターの光源の1つであり様々な種類がありますが、現在のパナソニックプロジェクターにおいては、発光部に水銀が封入されたUHMランプ(超高圧水銀ランプ)を採用しています。 同クラスのレーザー光源プロジェクターと比べ低コストで設置ができることがメリットです。しかし、起動するまでに時間がかかることや、起動してから映像がマックスの明るさで見えるようになるまで時間がかかりすぐに使用が出来ないこと、電源を消した後は高温になっているランプを冷やすためにコンセントを挿したまま1~2分ほどの時間が必要ですぐに片づけられないこと、ランプ交換までの時間(明るさが新品時の約50%になる時間)が短く、また交換の手間がかかることがデメリットです。
近年は環境保護のため水銀の使用が減ってきたことや、レーザー光源のメリットが大きいこともあり、ランプ光源のプロジェクターは少なくなってきています。
プロジェクターの光源の1つであり、現在多くのプロジェクターに搭載されています。 明るさが新品時の約半分になるまでの時間が約20,000時間ととても長いことや、短時間でマックスの明るさで映像を投映できることが特長です。また、ランププロジェクターは設置角度に制限があり設置できる場所が限られますが、レーザー光源ではフレキシブルな設置ができることも大きなメリットです。これらにより、多くのビジネスシーンで使用されています。
光の三原色
R(赤)・G(緑)・B(青)の3色のことを指します。 プロジェクターやディスプレイをはじめ光を利用してコンテンツを表示する機器では、この3色を用いて色を表現します。 また、この3つの光を用いることでほぼ全ての色を表現できる原理を「光の三原色の原理」と言い、光を重ねるほど色は明るくなり、全てが重なった部分は白色になることが特徴です。
シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の3色のことを指します。 プリンターをはじめ主に印刷で使用される機器は、この3色にブラック(K)を加えて色を表現します。 また、この3つの色を用いることでほぼ全ての色を表現できる原理を「色の三原色の原理」と言います。先述の光の三原色とは逆で、色を重ねるほど色は暗くなり、全てが重なった部分は黒色になることが特徴です。様々な色の絵の具を混ぜると黒に近づいていくのはこの原理が働いているためです。