動作が遅いと感じる方必見!

ノートパソコンを長く使っていると、「ソフトの読み込みが遅く待ち時間が発生する」「突然ノートパソコンが動かなくなり資料を作り直す」など、作業効率が悪くなりがちに。ノートパソコン内部の最適化を行い、ノートパソコンが”遅い”原因を取り除くことが大切です。その結果、ノートパソコンの処理速度が上がり、作業効率アップにつながります。


処理速度がアップし待ち時間が短縮

ノートパソコンが遅い原因は大きく3つ

ノートパソコンが遅くなる原因は大きく分けて3つあり「ノートパソコンのスペック不足」「不必要なアプリの常時起動」「不必要データによる容量の圧迫」があげられます。遅いと感じたらまずは自分のノートパソコンのスペックを確認し、スペック不足が原因でない場合は不要データやアプリの整理を行いましょう。

パソコンが遅い原因

CHECK! 「無料高速ソフト」に注意

ネット上でダウンロードできる高速化ソフトは、インストールするとリスクをあおって有料版を購入させたり、ウイルスを持ち込むものもあります。ソフトが安全かどうか、しっかりと確認する必要があります。

無料高速化ソフトに注意

1.常駐アプリケーションを一部無効化

Windowsパソコンには起動に合わせて自動で立ち上がるスタートアップ機能があります。便利な一方で、常駐プログラムはメモリやCPUなどを消費しているため、不必要なアプリを停止することで動作の改善が見込めます。


①Windowsの「設定」画面で[アプリ]を選択し、[インストールされているアプリ]をクリックします。

インストールされているアプリをクリック

②バックグラウンドでの実行を無効にしたいアプリの右側にある[…]をクリックして[詳細オプション]を選択します。

詳細オプションを選択

③バックグラウンドアプリのアクセス許可で[常にオフ]を選択しましょう。

バックグラウンドのアクセス許可を常にオフ

2.不要なアプリケーションを削除する(アンインストール)


上記と同じ手順で [インストールされているアプリ]を開き、表示されている一覧でアプリを検索します。 アプリの右側にある[…]をクリックして、[アンインストール] を選択します。

アプリのアンインストール

3.ディスククリーンアップで空き容量を増やす


ディスクのクリーンアップをクリック

①スタートメニューから、「Windows管理ツール」を選択し、「ディスククリーンアップ」をクリックして起動。

クリーンアップを実行

②削除できるファイルの一覧が表示されるので、不要なファイルにチェックを入れてクリーンアップを実行してください。


CHECK! 主に不要とされるデータ例

・インターネット一時ファイル
・システム エラーのメモリ ダンプ ファイル
・ごみ箱
・ログファイルの設定
・一時ファイル …etc

※必ずしも削除して影響のないファイルばかりではありません。削除前に一度ご確認ください。


4.ドライブの最適化を行う

ドライブの最適化は初期設定では自動的に週1で自動実行されるようになっていますが、ノートパソコンが遅い場合は手動で最適化を行いましょう。


ドライブのデフラグと最適化

①タートメニューから、「Windows管理ツール」を選択し、「ドライブのデフラグと最適化」をクリックして起動。

分析を選択後、最適化をクリック

②デフラグをかけたいドライブを選択し、「分析」をクリックします。 分析が終了した後、「最適化」をクリックすると実行。データ容量があるほど時間がかかります。


※見当たらない方はタスクバーの「Windowsを検索」に「ドライブのデフラグと最適化」と入力ください。

ノートパソコンのスペックと使用率を確認する方法

タスクマネージャー

①「Windowsツール」から「タスクマネージャー」を開きます。

パフォーマンス

②タスクマネージャー内の「パフォーマンス」タブをクリックします。


CPUとメモリーの使用率

CPU/メモリのスペックや現在の使用率が確認できます。 現在の使用量が100%に近い場合、著しくパフォーマンスが落ちます。
さらに細かく確認したい場合は画面下部の「リソースモニターを開く」をクリックして確認しましょう。


CHECK! スペック不足の場合はノートパソコンの買い替えを検討

メモリーやCPUの容量が常に100%に近い状態の場合、著しくパフォーマンスが低下します。また長年同じノートパソコンを使用し続けている場合はCPU性能そのものが低下している可能性もあります。高速化を行っても症状が改善されない場合は、高性能ノートパソコンの買い替えがおすすめです。

スペック不足

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