Web会議 音声トラブル解決術
Web上でのコミュニケーションが中心になるテレワーク・在宅勤務において、Web会議をスムーズに行うことはビジネスを成功させる上での前提条件。 『声が聞こえない』『音が出ない』など、Web会議で起きがちな『音声トラブル』の解決法をご紹介します。
音声に雑音が入り込む場合
Web会議中に、「周りの音がうるさくて声がよく聞こえない」と相手に指摘されてしまう…。そんなトラブルを避けるために、「AIノイズ除去」の機能をONにしておきましょう。
※AIノイズ除去は21年夏モデル以降のレッツノートにのみ搭載されています。
1. 「Realtek Audio Console」のアプリを起動する。
デスクトップ左下の「ここに入力して検索」で「Realtek Audio Console」と入力すると、アプリが表示されますので、クリックしてください。
2.マイクの「AIノイズ除去」をONにする。
「Realtek Audio Console」のウィンドウが表示されたら、左側の「マイク配列」をクリック。
「マイク効果」の項目で、「AIノイズ除去」にチェックを入れて設定完了です。
一方向
正面方向からの音のみを拾います。
全方向(デフォルト設定)
後方の音声も拾うことができ、複数人で会議を行うのに適しています。
音声認識を強化
音声認識ソフト(Cortanaなど)の音声の認識精度を向上させます。
高品質録音
周囲の音声を録音する場合に適しています。
レッツノートなら①
雑音の多い場所でも、Web会議でクリアなコミュニケーション
レッツノートは、「インテル® GNAに対応するAIノイズ除去※」でWeb会議でもクリアな音声で対話ができます。パトカーのサイレンや、ペットの鳴き声などコントロールできないWeb会議中のノイズを自動で低減してくれるので、安心して会議に集中できます。
※※設定が必要です。また、アプリによっては、アプリ内の機能が優先されます。
音声が途中で途切れる場合の対処法
Web会議の音声が途中でブツブツ途切れたり、一部の音声がうまく聞こえなかったりする場合は、以下のような原因が考えられます。
考えられる原因① ネットワークが通信不良になっていませんか?
Web会議に使用しているノートパソコンのネットワーク伝送速度が遅い場合、音声が遅れて聞こえたり、途切れて聞こえたりすることがあります。通信が途切れる原因の多くは、十分な帯域幅(データ伝送に使われる周波数の幅)が取れず、通信速度が落ちてしまうことにあります。
<ネットワークを円滑にする4つのポイント>
無線LANを使用している場合は、アクセスポイントの近くに移動する。もしくは、有線LANに切り替えて通信を安定させる。
無線LAN接続の場合は接続機器やモバイルWi-Fiルーター、有線LAN接続の場合はイーサネットケーブルに接続不良がないかをチェックする。
回線の状況に合わせてWeb会議を「音声のみ」に切り替えてデータ通信量を減らす。
ネットワークの再接続やノートパソコン本体の再起動などを試みる。
考えられる原因② 使用しているノートパソコンのスペックが不足していませんか?
Web会議では、さまざまなアプリケーションを立ち上げて画面共有するマルチタスクシーンも多いため、ノートパソコンのスペックが不足していると、接続が不安定になり、音声がうまく出力されないことがあります。
・ノートパソコンのスペックを高めるポイント
不要なアプリケーションを閉じて、Web会議アプリケーションのパフォーマンスを上げる。
ディスク容量に3.0GB以上の空きを持たせておく。
より処理能力の高いインテル® Core i5以上のCPUを搭載したノートパソコンを選ぶ。
メモリが16GB以上のノートパソコンを選ぶ。
CHECK! ワンアクションでアプリを終了できる『タスクマネージャー』の活用法
便利ツール『タスクマネージャー』を活用すれば、わざわざ立ち上がっている個々のアプリケーションのウィンドウを開き、ひとつずつ閉じる必要もありません。タスクマネージャーは、ショートカットキー「Ctrl + Shift + Esc」で開くことができます。
レッツノートなら②
複数のアプリ起動や画面表示もスムーズ
レッツノートは、グラフィック性能がアップしたインテルⓇ CoreTMプロセッサー・ファミリーを搭載。画面共有が必須となる大事なWeb会議でも安心です。またCPU性能のパフォーマンス最大化を目指した独自の設計「Maxperformer®(マックスパフォーマー)」を搭載しています。
●Maxperformer®(マックスパフォーマー)はパナソニック株式会社の登録商標です。
音声が聞こえない場合の対処法
Web会議アプリケーションを立ち上げて会議を始めようとしても、相手の話している声が聞こえない…。そのような場合は、以下の原因が考えられます。
考えられる原因①ノート パソコン側のサウンド設定がミュートになっていませんか?
最もよくあるのが『ノートパソコン本体側のサウンド設定がミュート(消音の状態)』になっているというケース。この状態だとWeb会議アプリケーションを立ち上げても音声は出力されません。
画面の右下のタスクバーに表示されている「スピーカー」のアイコンをチェックします。スピーカーアイコンの横に『×』が表示されていたら、音声がミュートになっている状態です。アイコンをクリックするとスピーカーのボリュームを調整できるバーが出てきますので、適切な音量に合わせましょう。
CHECK! 音声をイヤホンで聞きたいのに、ノートパソコンや外部ディスプレイから音が出てしまう場合は?
Web会議の音声をヘッドセットやマイク付イヤホンで聞く場合は、画面の右下に表示されている「スピーカー」アイコンをクリックし、右上の『Λ』から、再生デバイスとしてイヤホンの場合は『ヘッドホン』、外部ディスプレイの場合は表示されている品番を選択します。 逆にノートパソコンから音声を出したい場合は、再生デバイスの選択画面で『スピーカー』を選択します。
考えられる原因② Web会議アプリケーションのオーディオデバイス設定に問題がありませんか?
PC本体のスピーカー設定が問題ない場合は、Web会議アプリケーション側のオーディオデバイス設定に問題がある可能性があります。今回は、Microsoft社のWeb会議アプリケーション『Teams』の設定画面で解説します。
『Teams』の右上に表示されているアイコン左部の「…」マークを開き、「設定」を選択。
オーディオデバイスの『スピーカー』に表示されているデバイスが、デスクトップ画面右下に表示されているデバイスと同じになっているかどうかを確認してください。違うデバイス名になっている場合は、同一デバイスに変更すると音声が正しく出力されます。
考えられる原因③ イヤホンを使用している場合、正しく接続できていますか?
音声をイヤホンやヘッドセットで聞く場合、イヤホンジャックに正しく接続されていないことが理由で、音声が正しく出力できないことがあります。
ノートパソコンの『ヘッドホン』もしくは『ヘッドセット』のマークが表示されているポートに、イヤホンジャックに正しく接続されているかを再度確認しましょう。『マイク』のマークが表示されているポートにも、サイズが同じであるためにイヤホン端子を挿すことはできますが、音声は出力されません。
※ポートの位置はノートパソコンごとに異なります。
レッツノートなら③
AIノイズ除去※で雑音カット 高品質なWeb会議を実現。
最新のレッツノートはイヤホンを接続していなくても音が大きく聞こえるスピーカーを搭載。さらに、スピーカーの音質を向上させる「音響効果ソフト(Waves MaxxAudioⓇ)」で使用用途に合わせた音質に調整することができます。 また、左右の雑音をカットするアレイマイクに、「インテルⓇ GNAに対応するAIノイズ除去※」で周囲の環境音もカットできるため、受け取り側に音声がスムーズに伝わりやすくなります。ビデオ会議などオンライン上のコミュニケーションも快適に行うことができます。
※ 設定が必要です。また、アプリによっては、アプリ内の機能が優先されます。
●Waves MaxxAudio®は、Waves Audio Ltd.の登録商標です。
レッツノート 製品情報
個人(または個人事業主)のお客様
個人(または個人事業主)のお客様が、オンラインでご購入いただけるモデルをご案内しています。製品をカスタマイズいただくことも可能です。
Web販売モデル(Panasonic Store Plus)
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