ディスプレイ
競技状況のリアルタイムな把握に貢献
競技の様子をどこでもリアルタイムに把握できるよう、さまざまな会場に設置されたパナソニックの液晶ディスプレイ。多くの会場が無観客となったものの、大会の運営において欠かせない役割を担いました。有観客会場での活躍はもちろんのこと、観客のいない会場でも、広視野角で見やすいモニターとデジタルサイネージが、現地の選手やIOCスタッフ、メディア関係者の正確な状況把握を促し、各会場の運営・進行を影から支えました。
マウンテンバイク | 伊豆マウンテンバイクコース
自転車の聖地・伊豆市の「伊豆マウンテンバイクコース」で白熱のレースが繰り広げられたマウンテンバイク競技。数少ない有観客での開催となり、サイクリストの勇姿を一目見ようと、多くの観客が訪れました。
全長4.1 km、高低差150 mにもなるオフロードコースは、過去大会をさらに上回る屈指の難コース。その終端、ゴール地点に程近いミックスゾーン(インタビューを行うためのスペース)の手前に、パナソニックの屋外サイネージ用ディスプレイTH-47LFX60Jが設置され、メディア関係者に対してリアルタイムな情報提供を行いました。
マウンテンバイク競技は屋外かつ日中に行われることから、明るい環境でも見やすい映像を届けることが課題でした。1,200 cd/m2の高輝度をもつTH-47LFX60Jは、強い日差しが差し込む夏季大会ならではの屋外環境でも、優れた視認性を発揮。競技を振り返ながら選手を待ち構えるメディア関係者に加え、純粋に競技を楽しむ人々の姿も見られ、熱戦を伝える上で欠かせない役割を担いました。
[納入機器]
業務用ディスプレイ TH-47LFX60J
[設置会場]
伊豆マウンテンバイクコース
熱戦の模様を伝えるTH-47LFX60J。
セーリング | 江ノ島ヨットハーバー
海上を風に乗ってヨットでかけ巡るセーリング競技。100年以上の歴史をもつこの競技は、東京1964大会と同じく、潮風香る「江の島ヨットハーバー」で行われ、防波堤では、双眼鏡越しに競技に見入る人たちの姿も見られました。ここ「江の島ヨットハーバー」でも、選手とメディア関係者が触れ合うミックスゾーンにてパナソニックの液晶ディスプレイが活躍。会場の迅速なメディア活動を支えました。
[納入機器]
業務用ディスプレイ TH-47LFX60J
[設置会場]
江ノ島ヨットハーバー
ミックスゾーン内に設置されたTH-47LFX60J。
競歩 | 札幌大通り公園
競歩はマラソンとともに、当初予定されていた東京ではなく、より冷涼な北海道の札幌大通公園で行われました。大通公園を抜け、札幌のあちこちを駆け巡るマラソンとは異なり、競歩は1周それぞれ1 km(男子)/ 2 km(女子)の周回コース内で争われることから、競技中は札幌駅前を中心に沢山の人々が競技に熱中しました。当社の液晶ディスプレイは、ここでも活躍。その他の競技と同じく、ミックスゾーン内のあちこちに配置され、競技を追うメディア関係者の活動を支えました。
[納入機器]
業務用ディスプレイ TH-47LFX60J
[設置会場]
札幌大通り公園
ゴール直後の日本選手を見守るメディア関係者。
国際放送センター(IBC)
パナソニックの液晶ディスプレイは、競技が行われた会場だけでなく、大会運営を担うサポート施設にも導入されました。オリンピック・パラリンピック競技大会の放送を統括する国際放送センター(IBC)では、4K対応モデルを含む多数のディスプレイが活躍。各会場で展開される競技の映像確認など、さまざまな用途で活躍し、世界中の放送局が集結する国際放送の現場を支えました。
[納入機器]
業務用ディスプレイ TH-65SQ1J x 約17台, TH-55SQ1J x 約26台, TH-49SQ1J x 約6台, TH-55LF80J x 約99台, TH-49LF80J x 約1台, TH-42LF80J x 約19台, TH-70LF50J x 約56台
各会場の映像確認に使用された4K対応モデル含む多数のディスプレイ。
メインプレスセンター(MPC)
世界中の報道関係者が集まるメインプレスセンター(MPC)には、いずれも広視野角に定評あるTH-55LF8Jと、TH-55LFV8Jを導入。3x3のマルチスクリーン表示も行い、視認性に優れた見やすい画面表示で、大会期間中のメディア活動を支援しました。
[納入機器]
業務用ディスプレイ TH-55LF8J x 約8台, TH-55LFV8J x 約18台
MPC内に設置されたTH-55LF8J。