女性特有の健康課題に向けた取り組み

当社のジェンダーバランスは、男性社員が80%を超えています。女性社員の活躍を支えるためには「女性特有の健康課題」を男女問わず全社員で正しく理解することが重要と判断し、全社員と、全組織責任者に対して必須研修を実施しています。年齢の変化やホルモンバランスによって影響が出る「更年期」や「生理」、「PMS」等についてもタブー視することなく、正しい理解・リテラシー向上に取り組んでいます。
また、ジェンダーに関わらず家事や育児を担い、全ての社員が育児と就労を両立できるように2019年に「男性育児休業100%」宣言を発信しました。育児休業の取得状況は、経営トップが全社員へ毎年フィードバックをしています。2022年度の男性の育児休業の取得率は89.6%、平均取得日数は26.2日と前年より増加しました。

当社の男女比率

女性活躍を支える「女性特有の健康課題対策」


●組織責任者研修

全マネージャーに対してDEI研修を実施。参加者同士のディスカッションも含め4.5時間のプログラムで2022年度の受講率は98.8%でした。この研修はジェンダーの区別なく「更年期」「生理」「PMS」に関して学びリテラシー向上につながりました。

●生理休暇の名称変更 たんぽぽ休(通称:T休)

直接的に「月経」を想起させない名称にすることで、女性社員が職場や上司に伝えにくい環境を排除しました。また、PMSでの取得や半休も可能にする等、個人ごとに異なる生理の悩みに柔軟に対応できるように制度も変更しました。

●女性検診の受診促進

乳がん検診、子宮がん検診、PHV検査等、幅広い女性検診メニューを提供。また株式会社Cradleが提供するDEI&ヘルスケアサポートパッケージ「Cradle」を導入し、専門家によるオンラインセミナーを通じてヘルスリテラシー向上を図るとともに、検診や治療の機会を提供しています。

●女性の産休・育休面談

妊娠を申し出た女性社員を対象に、産休・育休を取得する前後に、本人と上司が3回(産休前、復職直前、復職後3か月)面談をします。産休・育休を取得する女性が安心して休暇を取得・復帰するための支援をし、上司は部下の女性社員の状況を正しく理解し、状況に配慮した対応を行うことを目的としています。

●男性の育児参加推進

当社は2019年に男性育児休業100%宣言をしました。性別にかかわらず仕事と育児の両立を目指し育休ガイドブック発行等、社員が安心して育児ができる環境づくりを進めています。また、出生時育児休業または育児休業のうち30日を有給化する等、制度も整えています。


男性育児休業取得率
男性育児休業平均取得日数

女性の活躍促進に向けて

当社では、いかなる差別も許さず、異なるカルチャーを認め合い、心理的安全性が確保された中で、誰もが平等に活躍できる環境 を目指し、多種多様な活動を実施しています。その中で「ジェンダーのギャップの解消」についても重点項目の一つとして取り組んでいます。女性特有の健康課題については、職場でタブー視することなく正しく理解し、女性が活躍できる機会創出に取り組んでいます。

女性の活躍促進に向けて

えるぼし認定取得

えるぼし認定取得

女性活躍推進法に基づく「女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況などが優良な企業」として、「えるぼし認定」三つ星の認定を受けました。

くるみん認定取得

くるみん認定取得

次世代育成支援対策推進法に基づき「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣より「くるみん認定」を受けました。


DEI推進の成果

DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進が社員のエンゲージメント向上につながっており、従業員意識調査による「すべての人が公平に扱われている」の結果が4年連続向上しています。

社員エンゲージメント



快適な職場づくりと
コミュニケーションの活性化

快適な職場づくりサムネイル

生活習慣病ほか各種疾病予防と健康推進

生活習慣病ほかサムネイル

各種指標の実績値
 

各種指標の実績値サムネイル