RECRUIT INTERVIEW

映像体験の進化
をつなぐ

職種設計開発

山本 祐介
2002年 新卒入社

進化するために、目標を設定しチャレンジし続ける

私が所属しているのは、業務用プロジェクターやプロ用のカメラ、スピーカー等の開発・製造・販売を行う事業部です。お客様のご意見やニーズに寄り添い、エンターテインメントの最前線で使っていただけるような商品を開発し、提供しています。

商品をわかりやすく説明すると、東京2020オリンピック・パラリンピックのセレモニーで使っていただいたプロジェクターですね。お客様のご要望として「こういうものにして欲しい」という具体的なものはそう多くありません。そのため、自分たちで目標となるストーリーを組み立て、日々達成に向けた挑戦をしています。東京2020オリンピック・パラリンピックの5万ルーメン 4Kプロジェクター開発の際には「既存の3万ルーメンプロジェクターとほとんど同じ大きさで、2倍近い明るさにする」ということを目標とし、試行錯誤しました。私は課長として、業務用プロジェクター製品開発メンバーのマネジメントを行っていますが、この経験はチーム一丸となって達成する喜びをみんなに噛み締めてもらえた貴重なものだったと感じています。
※Panasonicはオリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーです。

目指すのは、映像による新たな体験

あらゆる場面において、映像体験の価値を進化させていきたいと考えています。たとえば、車の中でのエンターテインメントの提供や、プロジェクションによって運転支援を行える可能性もあります。目の前に映像を映し出すヘッドアップディスプレイの技術は、運転ガイドとしてもさらに活用できると思います。また、現場プロセスイノベーションのひとつで、物流現場の荷物にプロジェクションを行う取り組みもあります。現場の方が荷物の仕分けをミスなく滞りなく行えるよう、バーコード読み取りの代わりに荷物自体にプロジェクションマッピングを施し、お届け先が一目でわかる、こういった技術も一般化させていきたいものです。

プロジェクターは、映像体験の価値を進化させる上で、ベースとなる機器だと思っています。VRグラスを使用しなくても、いまよりもリアルに、鑑賞している映像の世界に入り込むような体験ができる。そんな未来も想像しています。ハードルは高いと思いますが、夢の実現に向け、挑戦していきたいです。

Profile

職種設計開発

名前山本 祐介(2002年 新卒入社)

想い

今後は、社外のお客様やパートナー様と向き合う機会が増えていくと思います。その分、成否が見える化され責任も重くなっていく緊張感がありますが、自主責任経営ができるような裁量権がより多く与えられると期待しています。この大きな変化をまたとないチャンスととらえ、私たち一人ひとりのチャレンジが次の事業を形成する、そんな意気込みで私自身も取り組んでいきますし、それができる環境づくりを力強く推進していきたいと思います。

キャリア

2002年、三洋電機に入社後、3年間は小型製品の電源設計、その後の4年間は中国での設計立ち上げ業務、2年半の中東販社駐在を経てパナソニックに転籍しました。大型プロジェクターの開発に8年間従事し、2020年からは課長を務めています。
コロナ禍ということもあり、週の半分はリモートワークをするように意識しています。朝は家事をしてからの時差出勤、退社の際も子どものことで早めに帰宅することもあります。また、有給休暇も取るようにしており、ワークとライフの両方を充実させるようにしています。

※所属・内容はインタビュー当時のものです。