i Light Marina Bay 2017
イベント シンガポール
i Light Marina Bay 2017でシームレスな映像投写
シンガポールで開催されたi Light Marina Bay 2017で、パナソニックはプロジェクションマッピングソリューションの提供により、芸術的なビジョンの実現に貢献しました。持続可能な照明の推進を目的としたこのイベントのテーマは“Light and Nature”(光と自然)。シンガポール国内外のアーティストが水辺のマルチメディアプロジェクションに携わりました。
i Light Marina Bayはシンガポールの都市再開発庁(URA)が主催するイベントで、3月3日から3月26日の毎晩、観客を魅了するプロジェクションショーが開催されました。
アート・サイエンス・ミュージアムには「Secret Galaxies」が映し出され、シンガポールを象徴するマーライオン像は映像作品「The Body of the Sea」で鮮やかに彩られました。これらのメディア表現は、パナソニックの高輝度ランププロジェクターとレーザープロジェクターによって実現されたものです。
2010年に初めて開催されて以来、パナソニックは世界レベルのエンターテインメントを届けるため、イベント主催者やアーティストと協力し、業界トップクラスのプロジェクションサービスとサポートを提供することでi Light Marina Bayの演出に欠かせない役割を担ってきました。このようなパートナーシップを通して、パナソニックはプロジェクションだけでなく、大規模イベントを実施する際に幅広いソリューションを提供するプロバイダーとしてNo.1を目指しています。「A Better Life. A Better World.」を目指して、パナソニックはこれからも顧客の価値を高めていきます。
パナソニックが選ばれた理由
□ 高輝度とトップクラスの画質が、鮮やかで迫力のある大型映像を提供
□ ポートレートモードと幾何学歪補正・設置調整ソフトウェアにより、さまざまな形状の
スクリーンへの投写が可能
□ 自動スクリーン調整アップグレード(ET-CUK10)がセットアップ時間を大幅に短縮、
複雑なマルチスクリーン調整を簡単に実現
「Secret Galaxies」が夜空に輝く
さまざまなイベントでの前衛的なプロジェクションで知られているシンガポールのアート集団Syndicateは、蓮の花びらの形をしたアート・サイエンス・ミュージアムの建物にプロジェクションを行いました。「Secret Galaxies」はシンガポールのアーティストBrandon Tay、Kiat、Safuan Johariがさまざまなアイデアにより、人間の夜空との関係を表現したものです。
17台の3チップDLP®方式4灯ランププロジェクターPT-DZ21Kが20,000ルーメンの輝度、WUXGAの解像度で、複数の曲面スクリーンに均一な映像を投写。イベントまでの準備時間が限られるなか、パナソニックの担当者は現場を訪れてプロジェクターの位置を決定しました。ユニットを個別に調整するのではなく、ET-CUK10自動スクリーン調整アップグレードキットにより、カメラを使ってすべての基準点を同時にキャリブレーションし、セットアップ時間を80%削減しました。
プロジェクターを選ぶ際には、輝度だけでなく、効率性も重要なポイントでした。PT-DZ21K は2,000時間ランプ交換不要(同等製品の2倍以上の交換サイクル)。交換部品を節約し、消費電力も抑えます。
また、パナソニック独自の幾何学歪補正・設置調整ソフトウェアをサポート。プロジェクターとレンズの調整や幾何学歪補正に加え、エッジブレンディング・ユニフォーミティ・輝度コントロール・カラーマッチング・マスキングといった調整が可能です。
「The Body of the Sea」がマーライオンに命を吹き込む
Danny Roseは多彩な領域で活躍するフランスのデザイン集団で、都市の表面にインタラクティブな3Dマッピングを展開するなど、超大型のショーを専門に手がけています。今回、Danny Roseはシンガポールの有名なマーライオンを、息を飲むようなビジュアルに一変させました。
「The Body of the Sea」では、マーライオンはバーチャルな水をまとい、海中で繰り広げられる見事な世界に包まれました。この作品を実現するため、パナソニックは高輝度フラッグシッププロジェクターを3台セレクトしました。3チップDLP®方式SOLID SHINEプロジェクターPT-RZ31Kは、30,000ルーメンの輝度をWUXGA解像度で提供します。
マーライオン像の複雑な形状、現場での障害物、限られた投写距離など、さまざまな問題をクリアするため、短焦点レンズET-D75LE6、ET-D75LE10とプロジェクターの縦置きを使用。エッジブレンディング機能も活用して、より少ないプロジェクターで、幅広いプロジェクションを可能にしました。また、専用のシミュレーションソフトにより、映像は正確に調整され、驚くほどのリアリティを実現しました。
PT-RZ31Kはレーザー光源の採用により、縦置き設置もトラブルなく行え、プロジェクションマッピングに理想的なプロジェクターです。レンズも他の3チップDLP®モデルと共通の交換レンズのため、投写距離が異なる場合にも対応可能です。
納入機器
3チップDLP®方式プロジェクター
3チップDLP®方式プロジェクター
ズームレンズ
ズームレンズ
自動スクリーン調整
アップグレードキット