IoT Cloud Platform – Media Bridge
機能・ワークフロー
撮影・収録
01 カメラ監視とストリーミング制御
パナソニックのカメラ(カメラレコーダー、リモートカメラ)※とスマートフォン用アプリでは、高画質・低ビットレートのH.264/HEVCコーデック、回線状況の変化にも安定したリアルタイム伝送を続けるQoS(Quality of Service)モードなど、多彩なストリーミングが可能です。また、ワイヤレスLAN、有線LAN、4G/LTE、5Gなどネットワーク環境に応じた接続方法を柔軟に選択できます。Media Bridgeはこれらのカメラを一元監視しリモート配信制御可能です。
※対応カメラ/カメラ対応機能についてはこちらをご参照ください。
02 複数カメラの一括監視/管理
クラウドにて接続された対応カメラ※1は個別認証され、状態を一括監視可能です。また位置情報からの地図表示※2やメタデータ(日時・撮影者・撮影場所などの情報)の遠隔登録、カメラ設定(メニュー設定)の遠隔変更、ファームウェアのリモートアップデートなどが可能です。
※1:対応カメラ/カメラ対応機能についてはこちらをご参照ください。
※2:GPS機能付きカメラレコーダー(AJ-PX5100GJ/AJ-PX270T8)の場合。
03 ファイル自動転送機能
パナソニックP2/CXカメラレコーダー※とスマートフォン用アプリはストリーミングに加えてファイル転送をサポート。通信状況によって伝送画質が左右されない安定した高画質が保証され、万が一の通信障害時も再送可能です。また、撮影中の素材自動転送に加えて、ライブ配信に近い現在撮影中の素材を自動転送するニアライブモードを装備、撮影中の映像をWebブラウザで閲覧可能です。
※対応カメラ/カメラ対応機能についてはこちらをご参照ください。
04 スマートフォンカメラでも自動伝送
メタデータ記録や、撮影中の素材を送るニアライブ機能といったパナソニックカメラと同様の機能※1をもつ、スマートフォンアプリP2 Cast Media Bridge Mobile (iOS)※2を提供。スマートフォンを活用することで撮影の幅が大きく拡がります。
※1:Dual記録には対応していません。
※2:P2 Cast Media Bridge Mobileの動作環境については、App Storeをご覧ください。
リモートワークによる配信・編集
05 クラウド上で編集まで完了
AWS(Amazon Web Services)上でEDIUS Cloud(Grass Valley社)※とシームレスに連携します。Media Bridgeに転送された映像素材をダウンロードすることなく、EDIUS Cloud上で即座に編集を開始可能です。ライブ記録やニアライブモードであれば撮影中の素材編集を開始することも可能です。インターネット接続可能なPCがあれば、いつでもどこからでも編集を行うことが可能になります。
※別途契約が必要です。
06 AI連携による機能拡張に対応
パナソニックが提供する自動音声認識・文字起こしサービスP-VoT(ピーボット)※と連携し、撮影素材から高速・高精度な自動文字起こしが可能です。Media Bridgeはクラウド連携により、自動インデックス、ダイジェスト作成など、さまざまなAIを用いた機能拡張や機能連携を予定しています。
※別途契約が必要です。詳細はこちらをご覧ください
07 オンプレミスサーバー対応
Media BridgeはAWS環境以外にも、オンプレミスサーバーへの導入も可能です。ユーザーが管理するネットワークシステム上のセキュアな環境に構築するなど、要求に応じた柔軟な構築が可能です。
08 映像素材の自動蓄積/管理
カメラから自動転送された映像素材はMedia Bridgeで管理され、グループ共有/配信(閲覧)が可能です。また、ストリーミング記録※に対応し、ストリーミング機能をもつ機材からの映像も同様に一元管理可能です。
蓄積時、撮影日時以外も、撮影場所、撮影者などの追加情報も同時に登録し、容易に検索可能。複数スタッフによるオペレーションや配信・編集・アーカイブ作業へスムーズに連携します。
※Media Bridgeファームウェア Rev1.1以降に対応しています。
09 高画質な映像
高画質HD(P2 MXF)/4K MOVファイル転送などに対応※1、放送・業務用映像制作用途に応えます。PXシリーズカメラレコーダー※2ではIN点/OUT点を指定しての指定部分切り出し転送を対応することで、素材転送の時間を大幅に短縮しています。CXシリーズカメラレコーダー※2では5G環境を見据え、4Kまで含めたハイレゾ直接転送※3をサポートしており、撮影から制作までを、より高速に繋ぎます。
※1:対応撮影機材により対応に違いがあります。
※2:対応カメラ/カメラ対応機能についてはこちらをご参照ください。
※3:Media Bridgeファームウェア Rev1.1以降に対応しています。
10 安全性の高いネットワークとセキュリティ
一般回線を用いるため、安全性の高い転送方式(HTTPS/SFTP/RTMPS)をサポートするとともに、スタッフごとにプレビュー・ダウンロード・削除・登録などの各機能へのアクセス権限を細かく付与することが可能です。また自社クラウド環境での構築が可能なため、より高いセキュリティを確保可能です。
11 標準Webブラウザでのアクセス
Media Bridgeはインターネットに接続された端末さえあれば標準Webブラウザを用いて時間・場所の制限なくアクセス可能です。スマートフォンからはスマートフォン用にカスタマイズされた画面での閲覧が可能です。
転送素材の複数スタッフによる同時使用もサポートしています。
オンプレミス(リモートオフィス)
12 編集・制作システム連携
サポートソフトウェアにより、ノンリニア編集機、ニュースオートメーションシステム、メディアアセットマネージメントシステム等とシームレスに連携可能です。※ 現行のワークフローを変えることなく撮影から制作までの業務をアップデートします。また、より多くのシステムに対応を拡げるため、Media Bridge連携API(SDK)※を提供しており、連携ソフトウェア開発をスムーズに行うことが可能です。
※連携ソフトウェア、連携APIについての詳細は担当営業までお問合せください。
13 P2 Streaming Server(P2SS)※1ライブ伝送
P2ストリーミングサーバーソフトウェア(Windows専用)を使用することで、対応機器※1からのストリーミング映像をSDIもしくは RTMPストリーミングへ変換することが可能です。P2SSは単体でも使用可ですが、Media Bridgeと併用することで、インターネット経由での局内へのストリーミングの引き込みが可能になります。
※1:P2SSにつきましてはこちらをご参照ください。
●“P2”ロゴはパナソニック株式会社の商標です。
●App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。
●Adobe、Adobeロゴ、Premiere Proは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における登録商標または商標です。
●Avid、Avid ロゴ、Media Composer は、米国とその他の国またはそのいずれかの Avid Technology, Inc. またはその子会社の商標または登録商標です。
●AWS(Amazon Web Services)は、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
●EDIUSクラウドはGrass Valley社の登録商標です。
●Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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