SR 開発者インタビュー

開発者インタビュー

究極のコンパクトモバイル「SRシリーズ」

プロジェクト背景

デザイン担当 上原

開発に着手したのは、リモートワークが普及してきたころでした。ですが私たちは、そう遠くないうちに、以前のように外に出て、現場で創発されるイノベーションなどを重視する時代が戻ってくると確信していました。自宅、オフィス、コワーキングスペース、カフェ、出張先、お客様の訪問先などをアクティブに行き来する「ハイブリッドワーク」が主流になる、そのときに求められるのは、持ち歩きやすくてどんな場所でも使いやすいパソコンだと考え、「働く人を輝かせる」をコンセプトに、SRシリーズのプロジェクトをスタートさせました。

デザイン担当

開発担当

開発担当 星野

昨年(2021年)発売した14.0型のFVシリーズが非常に好評だったことを受け、FVシリーズで初めて投入した機能を、モビリティに優れた12型クラスにも実装しようと考えました。具体的には、操作しやすい大きなホイールパッドや、ボックス型スピーカーをはじめとしたWeb会議をサポートする機能です。また、狭額縁にしてフットプリントをできるだけ小さくする、というコンセプトも引き継ぎました。レッツノートの頑丈性や高い性能は担保しつつも、このコンパクトなサイズにいろいろな機能を盛り込んでいく。そういった試みで、SRシリーズの開発を始めました。

SRシリーズの進化点

より仕事に集中できるノイズレスデザイン

より仕事に集中できるノイズレスデザイン

天板、ベゼル(画面縁)、ヒンジ、キーボードをすっきりとしたデザインに変更。カメラやゴム部分など「小さなノイズ」を目立たせないようにすることで、より作業への「没入感」を高めています。




働く人を際立たせる天板

デザイン担当:
従来からあった凹凸を徐々に消し込み、スマートな見た目に仕上げました。対面から見られたときに、パソコンを使っているユーザー自身が美しく見えるような形状に進化させています。

働く人を際立たせる天板



どんな場所にも調和するカラー

どんな場所にも調和するカラー

デザイン担当:
約20年前から継承している色味に関しては、お客様からさまざまなご意見を頂戴していました。働く場所やオフィスの風景、そして働く人も多様化するなか、主張しすぎずどんな場所にも馴染むカラーとして、色の調整を20回以上繰り返し、「カームグレイ」を完成させました。




ベゼルとヒンジの存在感をなくす

デザイン担当:
ベゼルの色はブラックに。カメラや顔認証センサーなど、作業中のノイズになるものが目立たないように工夫しています。ヒンジはネジを埋め込んでシンプルなデザインにし、外観の一体感を損なわないように配慮しました。

開発担当:
ベゼルはFVシリーズと同じく、狭額縁を採用しました。すっきりと見せながら、筐体のコンパクト化も実現しています。

SRのベゼル
SRのヒンジ



SRのキーボード
SRのホイールパッド

デザイン性も操作性も妥協しない

デザイン担当:
キーボードはよりノイズレスにするために、キートップの面積を広くし、キー同士の隙間を減らしました。カラーもブラックにすることで、キーボード全体の一体感をアップさせています。

開発担当:
単純にキートップの面積を広げるだけでは、隣接したキーに指が接触しやすくなり、タイプミスにつながります。キーの打ちやすさが好評だったSVシリーズの操作性を再現できるよう、ギリギリの調整を行いました。さらに操作性を考慮し、14.0型のFVシリーズで初導入した大型ホイールパッドを、コンパクトな12.4型のSRシリーズにも搭載しました。

変わらないレッツノートの価値

基板

安心して仕事ができる頑丈性能

開発担当:
すっきりとした天板のデザインは、開発側としても求めるべきだと考えていました。ですが、凹凸をただ消し込むだけでは頑丈さが失われてしまいます。そのため内側にリブを追加するなど、新たな構造によって頑丈性能を担保し、従来のレッツノートと変わらない強度を保っています。

安心して仕事ができる頑丈性能



性能の高さで働く人を支え続ける

性能の高さで働く人を支え続ける

開発担当:
レッツノートは長く使っていただくことが前提のパソコンですから、購入から3年後、4年後でも十分に使える性能を確保すべきだと考えています。特にずっとこだわっているのはCPUの性能を引き出す放熱性能です。今回、SRシリーズの薄型キャビネットにも搭載できるよう、ファンを新たに設計しました。キャビネットを効率よく冷却できるので、これまで通りCPUの性能を最大限に活用していただけると思います。

レッツノートのこれから

追求するのは、働く人の笑顔をつくるデザイン

これまでのレッツノートも、見た目こそ大きく変わっていないように感じられるかもしれませんが、時代ごとの働き方に合わせてどんどん進化してきました。それはこれからも同様です。社会の変化に応じて柔軟にレッツノートを進化させていきたいですし、大胆なことを言えば、新しい働き方をレッツノートがつくっていくんだ、という気概もあります。そうして結果的に、働く人の笑顔そのものをつくっていければと思っています。

デザイン担当



開発担当

お客様と社会の変化をつぶさに見つめ、進化させていく

レッツノートはビジネスパーソンのためのツールです。お客様がどのように使われて、何に苦労されているのか。また、社会環境はどう変化しているのか。これらを見極めることが重要だと考えています。ときにはハードウェアだけでは解決できない課題も出てくるかもしれません。ソリューションやソフトウェアなどとも併せて課題に立ち向かうなかで、レッツノートがお役に立てるポイントを見つけながら、進化の方向性を模索していきます。

 

法人のお客様

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個人(または個人事業主)のお客様

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