顔認証入退セキュリティシステム KPAS

顔認証で入退セキュリティが変わる。KPASが変える。

KPASは、「顔」で本人認証を行う入退セキュリティシステム。
家電で培った、使いやすさへのこだわりやノウハウと、お客様との実証実験を重ねて徹底的に追求した、「現場」に最適な機能やデザイン。
パナソニックのKPASが、快適な空間づくりとお客様のビジネスに貢献します。

KPASの特長

ディープラーニングを応用した世界最高水準^※1の顔認証技術を活用。
顔の向きや経年変化に対応し、メガネなどにも影響されにくく快適にご利用いただけます。
さらに、従来のICカード認証に顔認証を組み合わせることで一層のセキュリティ強化を図ることができます。

高速・高精度の顔認証

約１秒以内で認証^※2完了。ディープラーニングによる顔検出を採用し、顔の向きやマスク着用、逆光などの環境下でも高い精度で認証できます。エントランスなど通過人数が多い場所でもストレスフリーで利用可能です。

大規模システム対応

登録人数は30万人まで対応可能。チェッカー（認証機）は5,000台まで運用可能。大規模システムで不可欠な拠点ごとの管理者設定や、一括登録・編集にも対応し、運用の手間を削減します。

2要素認証によるセキュリティ強化

KPASは、ICカードによる統合型セキュリティシステム eX-SG と連携が可能。ICカードと顔の2要素認証により、ICカード不正利用防止などセキュリティ強化が実現できます。

※1 2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot（人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1）で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果（検索精度）において、Mugshot（経年変化を含む正面顔データ。160万名登録）、Border（顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録）の2つの評価カテゴリで世界1位を獲得。
※2 状況によっては、認証に時間がかかる場合があります。

利用者様の活用メリット

ハンズフリーで入退室認証

両手にノートパソコンや書類を持った状態で、手がふさがっていても顔だけで入退室の認証が行えます。また、認証装置にタッチする必要もなく、清潔で安心な認証を実現します。

マスク・メガネ着用時も認証可能

顔の部分的な形状による判断と、顔全体による判断を組み合わせたディープラーニングの応用により、従来は認証が難しかったシーンに対応。マスクで顔の一部が隠れていても高精度認証^※3します。

ウォークスルーでゲートを通過

立ち止まらずにセキュリティゲートを通ることができます。エントランスなど通過人数が多い場所でもストレスフリーの入退セキュリティを実現します。

※3 マスクを深く着用するなど、顔の特徴が十分に読み取れない場合は認証できないことがあります。

運用者様の活用メリット

簡単・スピーディーな利用者登録

社内に既にある各社員の顔写真を使用して、一括で顔認証登録ができます。登録時に、写真の品質をチェックするため、登録後に正しく認証が出来ないなどのトラブルを未然に防ぎ、登録作業工数を軽減します。

２要素認証による認証強化

入退室管理システムとの連携により、ICカードと顔認証のAND認証が可能。セキュリティを高め、機密情報を取り扱う重要室への入室を厳格に管理することができます。

大規模かつ柔軟な運用が可能

1つのビルに複数のテナントが入っている場合や、複数の拠点に事業所が分かれている場合も、1つのKPASシステムで運用が可能です。また、テナントや事業所ごとに管理者を設定するなど、利用者情報へのアクセス権も柔軟に設定することができます。

システム構成例

登録人数は最大30万人、認証用の機器は最大5,000台まで対応可能。
大規模なオフィスビルや、複数の事業所を持つ企業様にも導入いただけます。

- システム構成は一例です。ネットワークの構築には別途ハブ等が必要になります。
- KPASゲートアダプターは受注生産となります。
- 製品のデザインは予告なく変更となる場合があります。
- 登録人数や接続台数の上限は、ご利用ライセンスによって異なります。
- 統合型セキュリティシステム eX-SG は、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社の商品です。