業務プロセスの「見える化」が
全国をつなぐネットワーク構築を支える
全国ネットワークの物流現場において必要なこと
拠点間のスムーズな連携
荷物の積み替えなどにより、別のドライバーに業務を引き継ぐ際、紙伝票の運用では受け渡しのミスを起こす可能性も。また、業務上の伝達事項の報告・連絡モレなどヒューマンエラーが起こる可能性もあります。業務を簡素化しドライバーに負担をかけないことが大切です。
容易な導入、シンプルな運用
導入機器・システムなど、拠点間で異なるITシステムを導入している場合、荷物の管理や運行ルートなどに関する情報のやりとりでアンマッチを起こす可能性も。どんな環境化でも共通で使えるクラウド型のソリューションを使うことが全国をつなぐ物流オペレーションにおいては重要です。
位置情報のリアルタイム把握
全国をつなぐ長距離ルート、ある特定のエリアを周回するルートなど、荷物の内容や取引の条件によって、走行ルート、距離、時間などはさまざまです。その際どこに荷物とドライバーが位置しているかを知っておくことは、運行管理者が顧客や次に立ち寄る拠点などとやりとりを行う際の重要な情報となります。様々な情報をリアルタイムで把握することは、物流の流れ全体をマネジメントするために必要不可欠なことだといえるでしょう。
配送見える化ソリューションの機能が全国ネットワークの物流プロセスを合理的に支えます
伝票のデジタル化で検品作業も合理的に
伝票の紛失、破れ・汚れ、手書きによる文字の判別のしにくさ。紙伝票の運用は、思いがけないミスのもとです。「配送見える化ソリューション」ならば、荷物や運行ルートを全てデジタル化、拠点間における異なる様式の紙伝票の使用など、運用のわずらわしい部分を軽減、業務フロー全体をすっきりまとめることも可能です。
情報の一元化でリスクを事前に回避
渋滞情報や荷下ろしの作業延長による到着時刻の変更。運行中に変わっていく情報・業務上のやりとりは運行管理者と連携をしながら全国一斉にリアルタイムで確認が可能です。もし、荷物の状態(破損や取扱いにおける留意点)などを、映像で伝えたほうが効果的な場合は撮像機能を使うことで、より正確な情報を伝えられます。
道路渋滞・交通トラブルもリアルタイムでフォロー
複数のドライバーが関わる全国ネットワークの物流では、ドライバー同士が直接接点を持つことは難しいですが、可視化される様々な情報の活用とリアルタイムで情報共有ができる強みの応用によって、対面での連絡・伝達に匹敵するレベルの情報交換ができるでしょう。
全国共通のデータを多目的に活用
ドライバー端末からの情報をクラウド環境に保管、荷主や運行管理者はドライバーの状況をリアルタイムに把握できる「配送見える化ソリューション」は、物流拠点ごとに個別のシステムを組むようなことは不要ですから、拠点数がたくさん存在する場合でも、すぐに各拠点に導入、一斉運用の道筋も立てられるクラウドサービスです。
配送実績データなどは、CSVファイルをはじめとする様々な形式でデータ化することが可能です。業務日報の提出、月末の請求業務などをある程度一本化できますので、拠点ごとに違う書類提出・手続きのルールの違いによる無駄な業務を軽減できるでしょう。
ニーズにあわせたルート設計が可能
その日走った経路をマップ上に表示、データ化できる機能があります。ルートと納品時間を比較検証することで、慢性的な渋滞ポイント、地元民が使う生活道路の影響による混雑渋滞、実は交通量が少ない幹線道路など、日々のルート設計に役立つ情報が蓄積されていきます。その情報を役立てていけば、全国に広がるネットワークであっても、狭いエリア内を一日かけて周回する物流であっても、無駄のないルート設計が可能となるでしょう。無駄のないルートは、時間・労力・ストレスなど、さまざまな面でドライバーの負担軽減にも効果をもたらすでしょう。