PT-VMZ71シリーズ
発売のお知らせ
クラス最軽量*1 7,000 lm 液晶レーザープロジェクター
品名 | 液晶プロジェクター | |||
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品番 | PT-VMZ71J | PT-VMZ61J | PT-VMZ51J | PT-VMW51J |
光出力 | 7,000 lm*2 | 6,200 lm*2 | 5,200 lm*2 | |
解像度 | WUXGA (1920 x 1200 ドット) |
WXGA (1280 x 800 ドット) |
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外形寸法 | 横幅 399 mm x 高さ 115 mm x 奥行き 348 mm(突起部を含まず) | |||
質量 (標準レンズ含む) |
約7.0 kg | 約6.9 kg | 約6.5 kg | |
本体希望小売価格 | オープン価格 | |||
発売月 | 2022年3月 |
パナソニック株式会社は、5,200 lm ~ 7,000 lmの高輝度と、WUXGA / WXGA解像度に対応した液晶レーザープロジェクターとして、PT-VMZ71シリーズ(全4機種)を2022年3月より発売いたします。
本シリーズは、当社の人気商品PT-VMZ60シリーズ(2019年発売)の軽量・コンパクト性を維持しつつ、7,000 lmの高輝度、3,000,000:1*3の高コントラスト比を実現。明るく開放的なオープンスペースや、照明の明るい教室・オフィスでも、くっきりメリハリのある映像投写が可能です。お持ちのパソコン、スマートフォン、タブレットからお使いいただけるワイヤレス機能(オプション)を活用すれば、コンテンツを気軽に共有でき、ケーブルレスで快適なコミュニケーションをサポート。また、CECコマンド制御*4にも対応し、周辺機器に本機を接続することで、電源のオン・オフや入力信号の切り替えをリモコン1つで連携させることが可能になりました。このように、明るい環境でストレスなく使える液晶プロジェクター4機種の拡充を通し、文教・ビジネス両シーンでの新たなニーズに応えてまいります。
開発の背景
大学をはじめとする教育機関では、セミナールームなどの小さな教室で行う双方向型の授業が増えてきており、特にここ数年、新型コロナウイルスの影響で対面によるディスカッションの機会が限られる中、少ない時間で良質なコミュニケーションをとれる教育環境の整備が求められています。また企業では、テレワークだと意思疎通が行いづらいとの課題意識から、気軽なコミュニケーションが新たなアイデア・発想へとつながる「創造的な場」としてオフィスの役割が見直されており、会議室だけでなく、明るく開放的なオープンスペース等でもすぐに情報共有や打ち合わせ、ディスカッションができる環境が求められています。当社がこのたび開発したPT-VMZ71シリーズは、明るい場所でも資料や教材をくっきり投写できる7,000 lmの高輝度と、さまざまなスペースに調和する7.0 kgの軽量コンパクトボディにより、活発で良質なコミュニケーション環境整備のニーズに応えます。これに加え、1.6倍ズーム機能などの搭載で高い設置自由度を実現するとともに、4K信号入力*5やCECコマンド制御*4、また多様なデバイスからワイヤレス投写が可能なソフトウェア・アプリにも対応。どこでも活発にコミュニケーションできる教育・オフィス環境づくりに貢献してまいります。
主な特長
1. 明るい場所でも見やすい鮮明な映像投写
2. 環境にとらわれない高い設置自由度
3. スムーズなコラボレーションを促進
1. 明るい場所でも見やすい鮮明な映像投写
新光学設計により、クラス最小・最軽量*1となる7.0 kgのコンパクトボディで7,000 lmの高輝度を実現。窓がある明るいスペースでの使用や、照明をつけたまま行う授業・打ち合わせなどのニーズに応えます。また、「デイライトビューベーシック」機能を使えば、環境照度に応じて見やすさをさらに向上させることも可能。持ち味の明るさを最大限に活かしつつ、当社が長年培ったSOLID SHINEレーザー液晶技術による鮮やかな色再現と、3,000,000:1*3の高コントラスト比も兼ね備えます。
2. 環境にとらわれない高い設置自由度
1.6倍ズーム機能、上下・左右レンズシフト機能、台形補正・コーナー補正などの豊富な機能に加え、四隅プラス上下中心2点で補正できる「6点補正」機能を新たに搭載。補正ができなかった部屋のコーナーや角柱にも見やすく投写でき、教室・オフィスでの使用はもちろん、デッドスペースを活かしたサイネージにもご活用いただけます。同じく新搭載の「デジタルズーム拡張」機能*6を使えば、プロジェクター買い替え時、設置金具の位置が光学ズームではカバーしきれない範囲にある場合も、金具の位置替えが不要*7。新たにプロジェクターを設置する際も、設置場所をより柔軟に選択できます。接続端子は、CECコマンド制御*4や4K信号入力*5に対応したHDMI入力端子を装備し、さまざまな機器とスムーズに連携できます。また、本シリーズのPT-VMZ51J/PT-VMW51Jについては、前シリーズと比較して最大約10 %*8の軽量化を実現し、設置・調整や持ち運びがさらに容易になりました。
3. スムーズなコラボレーションを促進
デバイスを持ち寄って気軽に資料やアイデアを共有できる豊富なワイヤレスソリューションをご用意しています。USBメモリーだけで投写できる「メモリービューワー」機能に加え、パソコン、スマートフォンのコンテンツ投写が可能な「Presenter Lightソフトウェア*9」「Wireless Projectorアプリ*10」にも対応。接続の際は、メニュー画面上のQRコードを読み取るだけでSSIDやパスワードが自動入力され、手動での入力が不要になりました。当社のワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT*11」を活用すれば、パソコン・スマートフォンに送信機を、プロジェクターに受信機を取り付けるだけで、コンテンツ共有やプレゼンター交代がワンタッチで完結。「自動入力信号サーチ」機能との連携により、自動での信号選択も可能です*12。
光源・フィルターには、20,000時間*13交換不要なSOLID SHINEレーザーと、20,000時間*14メンテナンスが不要なエコフィルターを採用。環境にやさしく、ランニングコストも軽減します。また、「ノーマル」モード時で前シリーズ比約20 %*15減の低消費電力を実現するだけでなく、リモコンの「ECO」ボタンを押すことで、環境照度に応じて消費電力をさらに削減できます。
パナソニックグループの持株会社制への移行にともない、パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社は、2022年4月より「パナソニック コネクト株式会社」に変わります。
*1 PT-VMZ71Jのみ。7,000 lm 以上の液晶レーザープロジェクターにおいて。2022年1月現在。当社調べ。
*2 「映像モード」を「ダイナミック」、「光源電力」を「ノーマル」に設定時。工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2021データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書B に基づいています。
*3 全白/全黒。測定条件:[映像モード]を[ダイナミック]、[ダイナミックコントラスト]を[1]または[2]に設定、HDMI 信号入力時。工場出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2021データプロジェクタの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書B に基づいています。
*4 接続されたCECコマンド制御対応機器によっては、連動制御が正常に動作しないことがあります。
*5 4K/30p までの信号に対応したデジタルリンク/HDMI® 端子を装備しています。解像度が異なる信号は、次の表示ドット数に変換されて表示されます。PT-VMZ71J/PT-VMZ61J/ PT-VMZ51J:1920 x 1200 ドット、PT-VMW51J: 1280 x 800 ドット。
*6 デジタルズーム拡張機能を使うと解像度が低下します。また、本機能ご使用時は6点補正機能、台形補正機能および曲面補正機能は使用できません。コーナー補正は補正量に制限がかかります。
*7 状況によっては金具の位置替えが必要となる場合があります。
*8 PT-VMZ51J/VMW51JとPT-VMZ50J/VMW50Jを比較した場合。当社調べ。
*9 Windows®のみ対応。無線LAN接続時は、オプションのワイヤレスモジュールAJ-WM50GTが必要です。
*10 オプションのワイヤレスモジュール(AJ-WM50GT)が必要です。
*11 ワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」について、詳しくはこちらをご覧ください。
*12 スタンバイ時。
*13 光源電力「ノーマル」、ダイナミックコントラスト「2」、 IEC62087:2008 ブロードキャストコンテンツ投写、温度30 °C、海抜700 m、ほこり環境0.15 mg/m3の条件下で、光出力が半減するまでの使用時間です。使用条件や使用環境によって光出力半減時間は異なります。
*14 フィルターのクリーニングサイクルは使用環境によって異なります。クリーニングサイクル: 20,000 時間(ほこり環境0.08 mg/m3 の条件下で)、10,000 時間(ほこり環境0.15 mg/m3 の条件下で)。フィルターは2 回まで洗えます。
*15 PT-VMW51JとPT-VMW50Jを比較した場合。当社調べ。